燕物産株式会社(本社:新潟県燕市、代表取締役社長:10代目 捧 吉右衛門)は、大正時代から100年以上にわたって製造を続けてきた国産カトラリー「月桂樹」シリーズを、2026年4月2日より自社ECサイトにて初めて一般向けに受注販売を開始いたしました。
▼「月桂樹」受注販売ページ: https://tbcljp.theshop.jp/p/00009
▼ 「月桂樹」紹介ページ(燕物産株式会社公式ウェブサイト):https://x.gd/4Fyew
▼ 燕物産株式会社公式ウェブサイト: https://www.tbcljp.com/
■ 100年以上経っているのに、古くない
「月桂樹」シリーズは、フランスのロココ様式と越後の稲穂の意匠を融合させた、大正時代から続くロングセラーです。1872年創業の洋食発祥の老舗・上野精養軒でも当時から使い続けられており、およそ100年の間、デザインも製法も変えていません。
それでも「古くない」と感じるのはなぜか。ナイフの背側に施す「鎬(しのぎ)」、刃の表面の艶をあえて消す「目通し」の研磨——フランス様式の伝統技術を受け継ぎながら、注文を受けてから一本ずつ手で磨き上げ、光と使いやすさを整えて仕上げる。口に触れ、手に持つものとして、全数を厳しい基準で検品する。100年前も今も、この姿勢が変わらないからです。
なお、同シリーズは内閣府大臣官房政府広報室が発行する海外向け公式月刊誌『HIGHLIGHTING Japan』(VOL.214 / APRIL 2026)においても、日本の洋食文化を支えたものづくりの代表事例として国際的に紹介されています。
■ 銀の匙に託された、幸福を願ういいつたえ
西洋では古くから、銀の匙には幸福を願う象徴としての意味が込められてきました。たとえば、はじめてのひと口を迎える頃に小さなスプーンを贈り、やがて大人の食卓へと成長したとき、同じかたちの大きなスプーンを添える——そんな使い方も、「月桂樹」ならできます。人生の節目ごとに手入れをして磨き、整えながら使い続けることで、この一本を選んだ理由が、あたたかくよみがえります。
■ 十代目襲名を機に、作り手が直接届ける
2025年12月、現代表取締役社長が十代目・捧 吉右衛門を襲名しました。その節目を機に、燕物産は初めて一般向けの直販体制を整えました。
企業理念は「匙屋に徹す」——赤ちゃんのひと口目から生涯寄り添うカトラリーを創るという姿勢です。生涯寄り添うためには、作って終わりではいけない。メーカーが直接お届けすることで、製品の背景や作り手の思想まで含めて伝えられる。購入後の磨き直し・研ぎ直し・修理といったアフターケアも、作り手として直接対応できる。それが直販を選んだ理由です。ご注文ごとに一本ずつ職人が手で磨き、専用クロスとともにお届けします。
■ 年6回の受注生産、限定販売
「月桂樹」シリーズは受注生産による年6回の限定販売です。歓送迎会、結婚、新築など、人生の節目に合わせてお選びいただけるよう、年間を通じて受注期間を設けています。第一回受注期間は2026年4月2日〜4月末、お届けは6月1日以降を予定しています。
ギフトラッピングにも対応しております(有料)。国内のみのお届けとなります。
第二回以降の受注スケジュールはECサイトをご確認ください。
本リリースに関する取材・お問い合わせを歓迎いたします。ものづくりの現場や職人の技、製品の背景など、詳しくお話しできます。お気軽にご連絡ください。
燕物産株式会社について
1751年創業。新潟県燕市にて、江戸時代初期から400年続く金属加工の産地で、職人たちの技を結集した金物商として産声を上げた。1911年(明治44年)、八代目 捧 吉右衛門は、燕の伝統技術である鎚起銅器の技法を応用し、洋銀器の製造を開始。これにより、日本で初めての金属洋食器専門メーカーが誕生。 弊社のフラグシップ製品である【月桂樹】シリーズは、洋食文化が一般普及する100年以上前に誕生。大正初期から代々職人が守り受け継ぎ、現在でも製造、販売され、お客さまに愛され続けています。ラグジュアリーホテルや一流レストラン向けの高級品を提供するだけなく、国内外の中高級のOEM製品と幅広く対応。赤ちゃんのひと口目から生涯寄り添うカトラリーを創る“ 匙屋に徹す ” を企業理念に、これからもお客さまの食に寄り添い続けます。
【燕物産株式会社について】
本社:〒959-1276 新潟県燕市小池3501
代表者:代表取締役社長 十代目 捧 吉右衛門
設立:1944年1月(創業1751年)
電話番号:0256-63-6511(代表)
事業内容:金属洋食器の製造・販売、医療・理化学用品の製造・販売ほか