てんかん患者・家族の「伝えたい」を、もっと暮らしの「力」に変える、新フェーズへの挑戦。
ノックオンザドア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:林 泰臣<はやし ひろおみ>)が運営するてんかん発作・お薬管理アプリ「nanacara(ナナカラ)」は、2026年3月にサービスローンチから6周年を迎えました。
今から6年前、世界的なてんかん啓発デーである「パープルデー」に合わせて開催されたイベント会場で、nanacaraは産声を上げました。 以来、私たちはてんかんに関わる方々の「伝えたい」という想いを、患者・家族や専門医をはじめ、介護・福祉・行政・教育・企業・団体など、立場を超えた多くの方々と共に形にし続けてまいりました。
わずか数名の患者・家族と、たったひとりのてんかん専門医との出会い、そして膝を突き合わせたミーティングから始まったnanacaraは、おかげさまで現在、利用者は4万人を超え、医師向けサービス「nanacara for Doctor」には517名の専門医が登録、導入医療機関は294施設に達しています 。この6年間の歩みを共に創り、支えてくださったすべての皆様に、心より感謝を申し上げます。
7年目を迎える今、私たちは「記録を管理する」ステージから、積み重ねた記録を適切なケアや治療のために「もっと伝えることができる」新たなフェーズへと挑戦します 。一人ひとりの日常がより良く変わる未来を目指し、nanacaraはこれからも歩みを止めることなく進化を続けてまいります。
2020年3月、パープルデー大阪のイベントにて、nanacaraのサービス開始を発表。
パープルデーとは・・・
本日3月26日は、世界中でてんかんへの理解を深める啓発の日「パープルデー(Purple Day)」です。 この活動は2008年、カナダの当時9歳だった少女 Cassidy Meganさんの「てんかんをもつ人に、あなたは一人じゃないと伝えたい」という願いから始まりました。現在では、世界中の都市で、応援のメッセージを込めて「紫色のもの」を身につけるアクションと共に、様々なイベントが開催されています。 nanacaraにとっても、3月26日は特別な日です。6年前、このパープルデーのイベント会場で、nanacaraは誕生しました。
診察時にもっと伝わる「まとめ機能(サマリー)」の提供開始
診療時に記録をわかりやすく「もっと伝わる」ためのメジャーアップデート(Version 6.0)として、発作・体調・お薬の記録などを任意の期間でまとめて確認できる「まとめ機能」をリリースしました。記録を期間ごとに整理して見ることができ、一目で振り返りやすくなります。
 
まとめ機能 画面
開発の背景: 診察室で「この期間の発作は何回でしたか?」という問いに正確に答える負担を軽減し、より深い診療時間を創出することを目指しました。
機能の特徴: 指定した期間の発作回数、体調(生理、不眠、高熱など)、服薬状況を1枚の画面に集約。これにより、「風邪薬が発作に影響していないか?」「便秘が原因ではないか?」といった生活上の気づきを医師と共有し、最適な治療選択へと繋げることを目指しました。
感謝の声を伝える「nanacara便(ななからびん)」
nanacaraが大切にしているのは、アプリでの記録のその先にある「人と人の心の通い合い」です。日々の記録が、ただのデータとしてではなく、支えてくださる方々への感謝として「伝わる」こと。そんな想いから生まれたのが、患者・家族のみなさんの感謝を届ける「nanacara便」という取り組みです。
主治医や看護師、学校の先生・支援施設のスタッフ・理学療法士・作業療法士さんなど、立場を超えて日常を支えてくれる皆様へ、患者・家族からお預かりした「ありがとう」をメッセージカードにしてお届けします。記録を残すだけでなく、患者・家族の「伝えたい」という想いをつなぐことを、私たちはこれからも大切に守り続けていきたいと考えています。
▶︎「nanacara便」サイト https://nanacara.jp/feature/thanks/
家族みんなに「伝わる」オンライン診療「nana-medi(ナナメディ)」
nanacaraが大切にしているのは、ご家族と先生の間で、日々の様子や診察内容が双方向にきちんと「伝わる」ことです。その想いを形にするため、オンライン診療サービス「nana-medi」では、これまで「医師と患者」の2者間だったオンライン診察を、同時に最大4人で受診できる新機能をリリースしました。
これまでは、お母様が一人で先生に伝え、聞いた内容を後でお父様に共有するのが一般的でした。しかしこの機能により、診療時に家族みんなで直接、日々の気づきを先生に「伝え」、先生からのアドバイスをその場で一緒に受け取ることが可能になります。家族がひとつのチームとして先生と対話し、共に治療に向き合える「伝わる診察」を、これからも大切に届けてまいります。
全国の薬剤師へてんかんの専門知識を「伝える」
nanacaraは、病院だけでなく地域の薬局でも、てんかんの専門的なサポートが受けられる「薬局モデル」の構築を進めています。スギ薬局グループの一員となったことを背景に、てんかんのスペシャリティファーマシー(特殊化型)である「nanacara薬局」で培った知見を、グループ内の薬剤師さんへ「伝える」活動を本格化させています。
この活動はグループ内に留まらず、広く全国の薬剤師や薬学生のみなさんにも門戸を開いています。てんかん専門医の協力のもと、一般社団法人SAChiプロジェクトが主催する「薬剤師のためのてんかんオンラインセミナー」の運営をサポートしており、各回100名を超える薬剤師が受講してくださいました。てんかん治療における服薬という身近な場面で、ひとりでも多くの薬剤師がてんかん医療の「新たなプレイヤー」となること。そんな輪を、これからも全国へ広げていきたいと考えています。
【参考】抗てんかん発作薬 実践講座 | 全6回シリーズ *講座は終了しております。次回は夏頃に開催を予定
▶︎https://www.nanacara.jp/episeminar/
代表メッセージ / ノックオンザドア株式会社 林 泰臣(はやし ひろおみ)
6周年を迎えられたのは、一歩ずつ歩みを共にしてくださった患者・家族、そして医師をはじめてんかん患者・家族を支援される多くの方の想いがあったからです。心より御礼申し上げます。
しかし、私たちはまだ満足していません。これまで多くの患者・家族、医師はじめ多職種の皆様から切実な声を伺ってきましたが、まだ解決できていない課題が、私たちの目の前には山積しています。
私たちはスギグループの一員となり、これまで以上に大きな挑戦ができる力を得ました。グループが持つ全国のネットワークやリソースを皆様と『分かち合う』ことで、nanacara(ナナカラ)に込めた想いである、7色それぞれの色・個性が輝き、てんかんを持つ方もそのご家族や支援される方もそれぞれが「自分の人生の主役」を皆さんと創って行ければと願っています。
nanacaraでの記録は、単なるデータではありません。それが医師に正しく伝わり、納得できる診療に繋がり、ご家族が『明日も大丈夫』と確信できる。そんな、確かな手応えを、これからも皆様と共に一歩ずつカタチにします。
7年目のnanacaraも、ぜひ皆様の声を聴かせてください。私たちは、皆さんと共に、これからも挑戦し続けます。
関連サイト
てんかん発作・お薬管理アプリ「nanacara」 https://nanacara.jp/
医師向けサービス「nanacara for Doctor」 https://nanacara.jp/fordoctor/
オンライン診療サービス 「nana-medi」 https://nanacara.jp/nana-medi/
てんかんスペシャリティファーマシー「nanacara薬局」 https://nanacara.jp/pharmacy/

ノックオンザドア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:林 泰臣<はやし ひろおみ>)が運営するてんかん発作・お薬管理アプリ「nanacara(ナナカラ)」は、2026年3月にサービスローンチから6周年を迎えました。

nanacara(ナナカラ)に込めた想いである、7色それぞれの色・個性が輝き、てんかんを持つ方もそのご家族や支援される方もそれぞれが「自分の人生の主役」を皆さんと創って行ければと願っています。