写真1【未開の鬱蒼とした密林にたたずむ巨石群】左上には人面岩が確認できる。

秘境や絶景を巡るウェルネスツーリズムを展開するスマイル∞リボン(所在地:兵庫県淡路市、代表:竹谷富士子)は、淡路島に伝わる「国生み神話」の謎を新たな視点で紐解くリトリートツアー第2弾として、一般には全く知られていない密林の聖域を巡る『巨石群コース』を本格稼働します。本コースは、前号で大きな反響を呼んだ「沼島・スフィンクス編」*²に続く、淡路島神話ミステリーの核心部です。神話と歴史の間に横たわる「ミッシングリンク(欠落した環)」を繋ぎ直すべく、独自の調査により、淡路島北部の主要なレイポイントが交差する「失われた神域」を特定。密林に埋もれたピクトグラフ(岩壁画)を彷彿とさせる巨大な「人面岩」や、ペトログリフと目される謎の図像等が刻まれた巨石群を巡ります。*³そして核心への誘いは、女神の神威を象る「イザナミ岩」*⁴で体験する「胎内潜り」での、再生を象徴する究極のリボーン体験。人ひとりがやっと通れる岩穴を抜けた瞬間、海峡を望む絶景が広がり、まるで新たな世界へ産まれ出るような再生の感覚に包まれます。天の浮橋とオノコロ島*⁵から始まった神話の輪郭に宿る鼓動が、いかにして沼島から、淡路島、大八州(おおやしま/日本列島)へ、そして再び蒼海を渡る巨大な弧と呼応し、現代の振動となり共鳴しているのか――。それは、点と点を結び、太古より大地に隠された「神話の真実」を、一つの揺るぎなき系譜へと繋ぎ直す試み。地学/天文学/方位学のクロス分析で、神話の正体を読み解く、知的な聖地巡礼の旅の提案です。

秘境や絶景を巡るウェルネスツーリズムを展開するスマイル∞リボン(所在地:兵庫県淡路市、代表:竹谷富士子)は、淡路島に伝わる「国生み神話」の謎を新たな視点で紐解くリトリートツアー第2弾として、一般には全く知られていない密林の聖域を巡る『巨石群コース』を本格稼働します。

本コースは、前号で大きな反響を呼んだ「沼島・スフィンクス編」*²に続く、淡路島神話ミステリーの核心部です。神話と歴史の間に横たわる「ミッシングリンク(欠落した環)」を繋ぎ直すべく、独自の調査により、淡路島北部の主要なレイポイントが交差する「失われた神域」を特定。密林に埋もれたピクトグラフ(岩壁画)を彷彿とさせる巨大な「人面岩」や、ペトログリフと目される謎の図像等が刻まれた巨石群を巡ります。*³

そして核心への誘いは、女神の神威を象る「イザナミ岩」*⁴で体験する「胎内潜り」での、再生を象徴する究極のリボーン体験。人ひとりがやっと通れる岩穴を抜けた瞬間、海峡を望む絶景が広がり、まるで新たな世界へ産まれ出るような再生の感覚に包まれます。

天の浮橋とオノコロ島*⁵から始まった神話の輪郭に宿る鼓動が、いかにして沼島から、淡路島、大八州(おおやしま/日本列島)へ、そして再び蒼海を渡る巨大な弧と呼応し、現代の振動となり共鳴しているのか――。それは、点と点を結び、太古より大地に隠された「神話の真実」を、一つの揺るぎなき系譜へと繋ぎ直す試み。地学/天文学/方位学のクロス分析で、神話の正体を読み解く、知的な聖地巡礼の旅の提案です。

(※1) 古代からの聖地(レイポイント)を結んだレイラインが複数交差し、ネットワーク化されたシステム。図解1参照。 (※2) 末尾前号のURL参照。 (※3) 写真5 参照。 (※4) 当社呼称。写真9 参照。 (※5) 「オノコロ島」比定地は全国に20以上、淡路島周辺だけで10以上、天の浮橋も諸説あり、沼島へ伸びた半島が沈んだ白石村伝説は前号で紹介。

写真2【イザナミ岩から望む絶景】西海岸と津名丘陵の先に播磨灘と本州が開けている。

写真3【人面岩の一つ(右)】いくつもの時代にそれぞれ異なるものが描かれ、中央上に描かれている太陽状の図絵がやがて左目となり、巨大な神代の人の顔として上書きされていったのではないかと推察。【イザナミ岩への入り口(左)】=産道。

写真4【『淡路國名所圖繪』(原図:平野安澄)に描かれている巨石群】江戸期には1,500以上の巨大な石仏と解釈されていた。淡路島北部の密林に沈黙する巨大巨石群は、近世の地誌等で巨大石仏等に比定されてもいたが*⁶、その本質は記紀神話以前の原史時代まで遡る遺構と考えられる*⁷。中世以降の石工の痕跡とは一線を画し、アラハン(尊者・王)*⁸の語源の通り天体を読み解いた太古の統治者であり、七枝樹・天・地を意味する根源的な始祖*⁹を祀るに相応しい聖域の様相を呈している。ここには人智を超えた原初の刻(とき)と、神話の実在を裏付ける決定的な痕跡が、今もなお静かに息づいている。

写真4【『淡路國名所圖繪』(原図:平野安澄)に描かれている巨石群】江戸期には1,500以上の巨大な石仏と解釈されていた。

淡路島北部の密林に沈黙する巨大巨石群は、近世の地誌等で巨大石仏等に比定されてもいたが*⁶、その本質は記紀神話以前の原史時代まで遡る遺構と考えられる*⁷。中世以降の石工の痕跡とは一線を画し、アラハン(尊者・王)*⁸の語源の通り天体を読み解いた太古の統治者であり、七枝樹・天・地を意味する根源的な始祖*⁹を祀るに相応しい聖域の様相を呈している。ここには人智を超えた原初の刻(とき)と、神話の実在を裏付ける決定的な痕跡が、今もなお静かに息づいている。

岩刻(ペトログリフ)は比較古代文字学者・川崎真治氏の分析によれば、龍山・良渚文字の系譜を汲む倭人文字とされる*¹⁰。同様の岩刻が全国で確認されていて、BCE2,000年頃の縄文土器*¹¹等に見られる線刻とも呼応する。また人面岩(ピクトグラフ)の左目に施された二重輪の図像は、エジプト的な意匠を持つ九州の珍敷塚古墳*¹²との親和性を強く想起させる。これらは、沼島(オノコロ島)の原点スフィンクス岩から淡路島、現代へと続く神話の「ミッシングリンク」を埋める重要な鍵だと捉えています。

(注6) 写真4 参照。 (注7) 現存する日本最古の歴史書『古事記』と『日本書紀』のこと。 (注8) 阿羅漢(あらかん)は梵語のアルハットに由来する仏教で最高の聖者。語源はアラカン(タミル語)やアルラクハン(古インダス語)の「国王」の意。 (注9) 七枝樹(IS)天(AN・地(KI)はイラク出土のBCE3000年紀の円筒印章などに象形文字が遺る「生命の樹・牡牛神ハル・蛇女神キ」のスメル(シュメール)の「七枝樹二神(兄妹神)思想」のことで、インダス、中国や日本の神社の石や七支刀等でも確認されている。川崎真治著『日本最古の文字と女神画像』等に詳しい。 (注10) 例えば、龍山・良渚文字の「祈る」メ+イルはスメル語のメ+イル+ガガが語源で、前者と同じ文字が倭語として日本に分布し発見されている。川崎真治著『日本の史記』などに詳しい。 (注11) 福島市飯野町和台遺跡出土「人体文土器」(県指定重要文化財)は、縄文中期(BCE2000年頃)の縄文土器。川崎氏が文字を特定。 (注12) 福岡県うきは市屋形古墳群の珍敷塚古墳の壁画は船とその上の二重円状の太陽・先導の鳥が有名で、同様のピクトグラフがエジプトのセンネジェム墓の壁画に見られる。

写真5:岩石に描かれた岩絵全般を「ペトログラフ」、そのうち岩を刻んだ岩刻画を「ペトログリフ」、染料などで描いた岩壁画を「ピクトグラフ」と呼ぶ。国内でも人為的とされるペトログラフは各地で確認されており、近年、淡路島でも新たな発見が相次いでいます。破線は筆者描画。

ここは巨石信仰に基づいた地上の観測拠点であり、古来伊勢の森と呼ばれる淡路三霊山の一つ常隆寺山山頂が、この巨石群の所在を正確に指し示している。国生み神話と同様に、真東に月の山観音、真西に天照社を配する精密なレイシステムをも構築している。後世、和気清麻呂と空海らが関与し鎮魂や封印が施される以前*¹³、この聖域でいかなる祭祀や古代暦の運用が行われていたのか。その謎は、北天の星座を地上に写し鏡とした古代の設計図「太陽の道」*¹⁴へと繋がっていく。

(注13) 天智系と天武系の対立があった頃、天皇がその犠牲者の怨念を封印し鎮魂するために命じ、和気清麻呂が陰陽道で導き出した平安京遷都に対し、実質的後継者の空海が淡路島に密教の曼荼羅思想を地政学的に地上へ投影した国家鎮護の巨大結界システムを施したとされます。 (注14) 太陽の運行ルート。太陽の運行ルート。二至二分の日出・日入など農業や祭祀に重要な暦作成のために観測。淡路島ー大和ー伊勢を繋ぐルートがあったと『大和の原像』で小川光三が紹介。『知られざる古代』でNHKチーフDも検証、番組で紹介しブームとなる。図解2。

図解1【淡路島のレイシステム(右)と島北部の密林巨石群(左)】淡路島の7大レイポイントがこぐま座の星列と符合。中心の伊弉諾神宮は、龍鱗とX状の扇の要として機能。伊勢の森は神話と呼応し、密林の謎の巨石群の存在を指し示す。

図解2【淡路島を軸とする「太陽の道」ネットワーク】淡路島・沼島を拠点に、東西の聖地がほぼ同緯度(北緯34.1~34.6度)に並ぶ構造を可視化。東は三輪山・初瀬山(大和)から伊勢神宮へ、西は小豆島・家島・岡山・四国へと繋がる古代の太陽観測ライン。円内は、幾何学的に結ばれた沼島・大和・エジプトの各広域システムを詳述。淡路島全域の聖域は、地上に逆投影された宇宙の縮図ではないか――。北から八畳岩、常隆寺山、伊弉諾神宮、先山、柏原山、大和大國魂神社、そして南の諭鶴羽神社の配置を俯瞰すれば、北天の「こぐま座」の星位と驚異的な一致を見せ、オリオン・ミステリー*¹⁵同様に、地上に写し鏡のように星座が描かれている。 さらにこの投影は島内に留まらず、おおくま座と重なる熊野、淡路島を囲むりゅう座の頭部に位置する志度、こと座の琴平、カシオペア座のWをなす柏尾・東柏尾など、広域な地名とも鮮やかに呼応している。日本列島を貫く阿蘇山から石鎚山、富士山、東国三社へと至るラインにおいても、淡路島は宇宙の中心(北辰・天皇)として天空の秩序を地上に繋ぎ止める「扇の要」であり、東西軸を一分の狂いもなく繋ぐ測量の座標原点として機能していた可能性を強く示唆している。

図解2【淡路島を軸とする「太陽の道」ネットワーク】淡路島・沼島を拠点に、東西の聖地がほぼ同緯度(北緯34.1~34.6度)に並ぶ構造を可視化。東は三輪山・初瀬山(大和)から伊勢神宮へ、西は小豆島・家島・岡山・四国へと繋がる古代の太陽観測ライン。円内は、幾何学的に結ばれた沼島・大和・エジプトの各広域システムを詳述。

淡路島全域の聖域は、地上に逆投影された宇宙の縮図ではないか――。北から八畳岩、常隆寺山、伊弉諾神宮、先山、柏原山、大和大國魂神社、そして南の諭鶴羽神社の配置を俯瞰すれば、北天の「こぐま座」の星位と驚異的な一致を見せ、オリオン・ミステリー*¹⁵同様に、地上に写し鏡のように星座が描かれている。 さらにこの投影は島内に留まらず、おおくま座と重なる熊野、淡路島を囲むりゅう座の頭部に位置する志度、こと座の琴平、カシオペア座のWをなす柏尾・東柏尾など、広域な地名とも鮮やかに呼応している。日本列島を貫く阿蘇山から石鎚山、富士山、東国三社へと至るラインにおいても、淡路島は宇宙の中心(北辰・天皇)として天空の秩序を地上に繋ぎ止める「扇の要」であり、東西軸を一分の狂いもなく繋ぐ測量の座標原点として機能していた可能性を強く示唆している。

図解3【淡路島に投影された北天星図と国生み神話の軌跡】こぐま座周辺の星図を淡路島に投影すると、周辺の星座も各地で不思議と符合。BCE2,700年頃の沼島から現在の明石海峡近くの八畳岩へと至る約25,800年周期の歳差運動の軌跡は、国造りの舞台が南から北へ展開する神話の記述と一致。この設計図の基準点は、地球の歳差運動(約25,772年周期)*¹⁶によって変遷してきた。北極星がりゅう座α星「トゥバン」であったBCE2,700年頃、天の北極を地上に写した座標は、神話の原点「沼島」付近に位置していたと考えられる。対して、現在の北極星ポラリスに対応する座標は淡路島北部へと移動しており、国生みの舞台が沼島から本島北部へと進展していったプロセスは、天空の主軸の変化を忠実に追った、天文学的裏付けを持つ「国作り」の推移であったことが浮き彫りになる。特に常隆寺山を中心とした東西の正方位ラインは、後の藤原京や飛鳥京の建設におけるマスタープランとも同期しており、淡路島が日本国家の形を決定づける「規矩(きく)の座標原点」*¹⁷であった事実を物語っている。

図解3【淡路島に投影された北天星図と国生み神話の軌跡】こぐま座周辺の星図を淡路島に投影すると、周辺の星座も各地で不思議と符合。BCE2,700年頃の沼島から現在の明石海峡近くの八畳岩へと至る約25,800年周期の歳差運動の軌跡は、国造りの舞台が南から北へ展開する神話の記述と一致。

この設計図の基準点は、地球の歳差運動(約25,772年周期)*¹⁶によって変遷してきた。北極星がりゅう座α星「トゥバン」であったBCE2,700年頃、天の北極を地上に写した座標は、神話の原点「沼島」付近に位置していたと考えられる。対して、現在の北極星ポラリスに対応する座標は淡路島北部へと移動しており、国生みの舞台が沼島から本島北部へと進展していったプロセスは、天空の主軸の変化を忠実に追った、天文学的裏付けを持つ「国作り」の推移であったことが浮き彫りになる。特に常隆寺山を中心とした東西の正方位ラインは、後の藤原京や飛鳥京の建設におけるマスタープランとも同期しており、淡路島が日本国家の形を決定づける「規矩(きく)の座標原点」*¹⁷であった事実を物語っている。

図解4【淡路島を起点とする「二至二分」太陽方位システム】淡路島を中心に、二至二分の日出・日入が描く広大なX状ネットワークを可視化。東は伊勢・大和、西は岡山・対馬から長安、北は諏訪・多賀から出雲、南は和歌山から四国・九州へと至る、古代の精密な太陽観測網。出雲の神紋に同じ。さらに淡路島は、日本という国家を起動させる「OS(起動ディスク)」の役割を担っていたと推察される。伊弉諾神宮をゼロ地点とする測地グリッドは、大和盆地の観測網や伊勢の内宮・外宮に隠蔽された高度な幾何学コードとも直結し、太陽の運行を政治的権威へと変換する「太陽の道」という巨大な演算ユニットを形成している。 伊弉諾神宮を中心とした二至二分*¹⁸ラインが描く「X」の形状は、出雲伝承の神紋「龍鱗」の交差やエジプト・ピラミッドの設計思想とも共通し、古来「男女神の交わりによる子孫繁栄」を象徴してきた。これら「太陽の道」の交差は、古代人が実際に活用した精密な航海・測量の指針であり、国家の永続性を物理的に担保しようとした、古代技術者集団による壮大なプログラムの痕跡を鮮烈に想起させる。

図解4【淡路島を起点とする「二至二分」太陽方位システム】淡路島を中心に、二至二分の日出・日入が描く広大なX状ネットワークを可視化。東は伊勢・大和、西は岡山・対馬から長安、北は諏訪・多賀から出雲、南は和歌山から四国・九州へと至る、古代の精密な太陽観測網。出雲の神紋に同じ。

さらに淡路島は、日本という国家を起動させる「OS(起動ディスク)」の役割を担っていたと推察される。伊弉諾神宮をゼロ地点とする測地グリッドは、大和盆地の観測網や伊勢の内宮・外宮に隠蔽された高度な幾何学コードとも直結し、太陽の運行を政治的権威へと変換する「太陽の道」という巨大な演算ユニットを形成している。 伊弉諾神宮を中心とした二至二分*¹⁸ラインが描く「X」の形状は、出雲伝承の神紋「龍鱗」の交差やエジプト・ピラミッドの設計思想とも共通し、古来「男女神の交わりによる子孫繁栄」を象徴してきた。これら「太陽の道」の交差は、古代人が実際に活用した精密な航海・測量の指針であり、国家の永続性を物理的に担保しようとした、古代技術者集団による壮大なプログラムの痕跡を鮮烈に想起させる。

(注15) 末尾前号のURL参照。 (注16) 図解3の星図参照。 (注17) 混沌とした大地に、コンパス(規)と定規(矩)で天体の運行を刻み、国作りの要をなす究極の測量基準点。 (注18) 太陽の運行の節目である春分・夏至・秋分・冬至。これらを結ぶ軸は、聖地の配置を決める重要な古代の測量線。

写真6【現代に蘇る天の浮橋──明石海峡大橋】国生み神話のイザナギ・イザナミの姿を重ねて。

写真7【路無き密林】ジュラシックパークのロケ地のよう。この壮大な設計図の核心は、単なる知識の習得ではなく、実際に「体験」することにある。本コースのハイライトであるイザナミ岩での「胎内潜り」は、巨大な磐座を子宮に、人ひとりがやっと通れる岩穴を産道と見立て、自己の源流・原点へと回帰する究極のリボーン(再生)体験である。暗闇を抜け、海峡を望む絶景へと産まれ出る瞬間、参加者は自身が神話という巨大な物語の一部であることを直感するだろう。 かつての二柱神*¹⁹の岩柱が、淡路島の巨石群の二岩柱へと繋がり、現代において二柱の主塔を持つ明石海峡大橋*²⁰として具現化したのではないか――。私たちがそう見立てる時、神話はもはや過去の遺物ではなく、今この瞬間も形を変えてアップデートされ続けていることに気づかされる。

写真7【路無き密林】ジュラシックパークのロケ地のよう。

この壮大な設計図の核心は、単なる知識の習得ではなく、実際に「体験」することにある。本コースのハイライトであるイザナミ岩での「胎内潜り」は、巨大な磐座を子宮に、人ひとりがやっと通れる岩穴を産道と見立て、自己の源流・原点へと回帰する究極のリボーン(再生)体験である。暗闇を抜け、海峡を望む絶景へと産まれ出る瞬間、参加者は自身が神話という巨大な物語の一部であることを直感するだろう。 かつての二柱神*¹⁹の岩柱が、淡路島の巨石群の二岩柱へと繋がり、現代において二柱の主塔を持つ明石海峡大橋*²⁰として具現化したのではないか――。私たちがそう見立てる時、神話はもはや過去の遺物ではなく、今この瞬間も形を変えてアップデートされ続けていることに気づかされる。

写真8【八丁岩】道中にはこうした巨石が至る所にたたずんでいる。かつては地域の子供たちの遠足の場でもあった。

写真9【本ツアー最大のハイライト、当社命名「イザナミ岩の胎内潜り」】磐座の産道を通り、新たな自分へと生まれ変わる擬似体験。かつての「天の浮橋」は、現代の吊り橋として鮮やかに再生し、今も私たちの世界を繋いでいる。再生を遂げた参加者は、この「現代の浮橋」を通って再び日常へと向かう。それは、古代の海人(あま)*²¹たちが星を頼りに新天地を拓いたように、一人ひとりが自らの人生という「国」を新たに創り出す旅の始まりである。本リトリートは、神話の鼓動が現代の振動と共鳴していることを実感し、自身が新たな神話の主人公であることを呼び覚ます、知的な聖地巡礼の終着点であり、出発点でもあるのだ。

写真9【本ツアー最大のハイライト、当社命名「イザナミ岩の胎内潜り」】磐座の産道を通り、新たな自分へと生まれ変わる擬似体験。

かつての「天の浮橋」は、現代の吊り橋として鮮やかに再生し、今も私たちの世界を繋いでいる。再生を遂げた参加者は、この「現代の浮橋」を通って再び日常へと向かう。それは、古代の海人(あま)*²¹たちが星を頼りに新天地を拓いたように、一人ひとりが自らの人生という「国」を新たに創り出す旅の始まりである。本リトリートは、神話の鼓動が現代の振動と共鳴していることを実感し、自身が新たな神話の主人公であることを呼び覚ます、知的な聖地巡礼の終着点であり、出発点でもあるのだ。

(注19) 古事記等に記された、国生みを司るイザナギとイザナミの男女二柱の始祖神。 (注20) 写真6参照。 (注21) 淡路島を拠点に高度な航海・測量技術を操り、国家形成の礎を築いた「御原海人」と「野島海人」を中心とした海洋集団・海人族。

淡路島における「国生み神話」の本質とは、天上の秩序を地上の座標へと写し取り、この国が永遠に揺るぎなきものであることを祈り込めた、古代日本の精緻な設計思想そのものです。太古、海人たちが星を読み、大地に刻んだその壮大な設計図は、今も私たちの足元に静かに、しかし力強く息づいています。

スマイル∞リボンが提案するのは、神話と現代を隔てる『ミッシングリンク』を自らの足で繋ぎ直し、真の自己へと目覚める旅です。密林の巨石に触れ、方位学の深淵に驚き、そして自らが『産道』を抜けて魂の産声を上げる時、神話は単なる過去の伝説から、今、ここにある真実の叙事詩(じょじし)として鮮やかに蘇るのです。

写真14【アマノイワフネ】この岩の左正面にも人面があり、正面角にはペトログリフが見られる。

その時、荒波を越えてこの国を拓いた始祖たちの情熱は、あなた自身の新たな人生を切り拓く力強い胎動(たいどう)となり、熱く鼓動を始めます。再生を遂げた参加者は、現代の「天の浮橋」を渡り、自らの人生という「国造り」へと踏み出す――。神話は終わった物語ではありません。淡路島という原点から、あなた自身が主人公となる新しい物語が、今ここから始まります。

【あわせて読みたい:淡路島神話リトリート・バックナンバー】

前号で大きな反響を呼んだ、沼島に鎮座する巨石遺構の解読レポート。今回の『巨石群コース』へと続くミッシングリンクの第一歩を、こちらで詳しく解説しています。

沼島のスフィンクス岩オベリスクからの日出低海抜期に岩礁があった沼矛を掻き混ぜた痕跡

名称: 国生み神話ミステリーツアー・巨石群コース(イザナミ岩の胎内潜りルート ほか)

※観光マップに載っていない独自に開拓したオリジナル絶景ポイントを中心に案内する他にない希少ツアーです。

Q1:登山経験がなくても参加できますか?

A: はい。健康な方ならどなたでも可能です。密林や岩場を通るため、歩きやすい服装と運動靴(トレッキングシューズ推奨)でお越しください。

Q2:特定の宗教や思想と関係がありますか?

A: いいえ、一切関係ありません。地学・天文学・方位学の視点から淡路島の歴史遺構を読み解く、知的な「ウェルネス体験」を目的としています。

Q3:閉所が苦手ですが「胎内潜り」は必須ですか?

A: 必須ではありません。岩の傍らでその空気感を感じていただくだけでも、十分なリボーン体験となります。当日の状況に合わせ、柔軟に対応します。

A: 小雨決行ですが、安全を優先し荒天時はコース変更や延期・中止の判断をします。その際は、前日16時までに連絡差し上げます。

A: もちろん可能です。例年、お一人での参加も多く、少人数制ならではの深い知的な交流が生まれるのも本ツアーの特徴です。

■【メディア・旅行関係者様向け:ファムトリップ(現地視察)のご案内】

・体験の核(コア):「イザナミ岩の胎内潜り」、リボーン体験の取材・撮影。

・独占的コンテンツ: 一般には公開されていない密林の聖域、人面岩・ペトログリフの実地確認。

・レイシステムの現地検証:レイポイント現地での知的仕掛けをひも解くフィールドワーク。

当社独自開発の他にない秘境で行う「体験型プログラム」です。スマイル∞リボンでは、本リリースの内容を実際に現地で検証・体感していただくためのプレス・ファムトリップ(個別・少人数制の現地取材・下見)を随時受け付けております。

内容: 企画担当者同行によるイザナミ岩ほかの巨石群への実地案内、および 考古神話学的解説。

対象: 新聞・雑誌・ラジオ・TV等のメディア関係者、旅行会社企画担当者、教育・学術関係者、インフルエンサー等。

特典: 本年始動の「白石村伝説」海底探査プロジェクト に関する先行情報の提供、および原田竜也氏(淡路島ダイビングサービス)との意見交換設定も可能です。

ご希望の際は、下記のお問い合わせ先まで「現地視察希望」と添えてご連絡ください。日程・行程については個別にご相談に応じます。

「愛と笑顔あふれる世界を創る」を理念に、淡路島で3つのW(ウェルネス)を展開。「淡路島ネイチャーガイド&リトリート」では、ウェルネス・ツアーとして観光マップに載っていない秘境や聖地を開拓・案内。特に巨大スフィンクス岩・鞘型褶曲ビーチを巡る「沼島コース」は、忘れ去られた神話の遺産を体感できるプログラムとして人気。JAPAN TOURISM AWARD 2025を受賞した「海ホタルショー」のほか、自然栽培を行うウェルネス・ファーム、女性の心身を整えるウェルネスケア&教育を通じ、多角的にアプローチ。先人が遺した叡智や遺産を次世代に繋ぐことを目指し活動を展開中。