空港カーボン認証(ACA)レベル4認証書
東京国際空港(以下「羽田空港」)は、国際空港評議会(ACI:Airports Council International)が所有・運営する、空港を対象とした世界唯一の機関公認によるカーボンマネジメント認証プログラム「空港カーボン認証(ACA:Airport Carbon Accreditation)」においてレベル4を取得いたしましたので、お知らせいたします。
 
羽田空港に設置する「東京国際空港脱炭素化推進協議会」(主催:国土交通省東京航空局)は、2024年3月に「東京国際空港脱炭素化推進計画」を公表し、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で46%以上削減、2050年度カーボンニュートラルを目標に掲げ、空港の施設や車両に係る取り組み、再エネの導入促進等により、環境負荷の低減を目指しています。長期での削減目標設定および削減に向けた取り組みが評価され、今回の認証取得にいたりました。
 
本認証につきましては、当社グループがターミナル事業者として参画する「東京国際空港脱炭素化推進協議会」を構成する空港関係者等による官民連携のもと取り組みを進めてきたものであり、当社は羽田空港におけるACI加盟事業者として、認証取得に必要な取り組みを主体的に実施してまいりました。
 
当社グループは、極めて公共性の高い羽田空港旅客ターミナルの建設、管理・運営を担う企業グループの社会的責任として、気候変動を重要な経営課題(マテリアリティ)の 1つと認識しており、「東京国際空港 脱炭素化推進計画」に準じた目標を掲げています。今後も、日本の空の玄関口である羽田空港が、世界に誇れるサステナブルな空港であり続けられるよう、関係者の皆様との連携を図り、羽田空港全体の脱炭素化を推進するとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
 
【ACIアジア太平洋・中東地域事務局長 ステファノ・バロンチ氏からのコメント】
Stefano Baronci, Director General of ACI Asia-Pacific &
Middle East said “We congratulate Haneda International
Airport for achieving Level 4 of the Airport Carbon
Accreditation.
By positioning itself as one of the leaders in efficient carbon management, Haneda International Airport demonstrates a
strong commitment to building a more sustainable future.
This accomplishment aligns perfectly with our industry's
collective vision of achieving net zero emissions by 2050"
【参考訳】
ACIアジア太平洋・中東地域の事務局長であるステファノ・バロンチ氏は、次のようにコメントしました。
「羽田空港がAirport Carbon Accreditationのレベル4を達成されたことを心よりお祝い申し上げます。効率的なカーボンマネジメントの分野において先導的な空港としての地位を確立することで、羽田空港はより持続可能な未来の実現に向けた強いコミットメントを示しています。この成果は、2050年までにネットゼロ排出を達成するという航空業界全体の共通ビジョンとも完全に合致するものです。」
 
【ACA(Airport Carbon Accreditation)とは】
ACAは、1991年に設立された世界の空港の管理団体である国際空港評議会(ACI:Airports Council International)が所有・運営する、空港を対象とした世界唯一の機関公認によるカーボンマネジメント認証プログラム。本プログラムでは、空港が炭素排出量の管理および削減に向けて実施している取り組みを独立して評価・認証しており、レベル1、レベル2、レベル3、レベル3+、レベル4、レベル4+、レベル5の7段階の認証レベルが設けられている。
 
この7つの認証レベルは、空港が包括的なカーボンマネジメントの実現に向けて、それぞれ異なる段階にあることを示している。本プログラムは、多くの定期旅客便を扱う空港だけでなく、定期旅客便以外の民間航空を扱う空港を含め、あらゆる規模の空港を対象としている。
 
ACAは、国際的に認められた手法に基づいて運営されており、空港が主体的にカーボンマネジメントに取り組むための共通の枠組みと、達成状況を測定可能なマイルストーンを提供している。また、本プログラムは空港ごとの施設単位(サイト単位)で評価されるため、各国・各地域の法規制を踏まえた柔軟な対応を可能としつつ、評価手法の信頼性を確保している。なお、本プログラムは国際空港評議会ヨーロッパ地域事務局(ACI EUROPE)が所有・運営している。
 
日本国内では、成田国際空港、関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港、中部国際空港も、ACAのレベル4認証を取得している。