株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長 高尾正樹、以下、「JEPLAN」)、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:中島 達、以下、グループを総称し「SMBCグループ」)、アサヒ飲料株式会社(代表取締役社長:近藤 佳代子、以下「アサヒ飲料」)は、ケミカルリサイクル事業の拡大に向けた協力を推進する覚書を締結(以下、「本件」)いたしました。

JEPLANは、ポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」)を対象にした独自のケミカルリサイクル技術*1を有しており、本覚書を通じて、PETの循環利用のさらなる拡大を目指してまいります。また、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:福留 朗裕、以下「三井住友銀行」)より、本件の推進および、JEPLANの事業基盤強化を後押しすることを目的として、社会的価値創造投資枠*2を活用した出資をうけました。

近年、資源循環の重要性が高まる中、使用済みPETボトル等を再び資源として有効活用するケミカルリサイクルへの期待は一層高まっています。一方で、同事業の社会実装・拡大に向けては、安定的な原料確保、技術の高度化、事業採算性の確立、サプライチェーン全体での連携強化など、解決すべき課題も多く残されています。こうした課題を踏まえ、JEPLAN、SMBCグループ、アサヒ飲料の3社は、それぞれが有する知見・機能を持ち寄り、ケミカルリサイクル事業のさらなる推進に向けた協力を進めるべく覚書を締結いたしました。あわせて、こうした連携をより実効性あるものとするため、三井住友銀行は社会的価値創造投資枠を活用したJEPLANへの出資を通じ、本件の推進基盤を強化してまいります。

本件は、JEPLANが有するケミカルリサイクルPETの製造・安定供給機能、アサヒ飲料が有する需要創出・利用拡大の取組、ならびにSMBCグループが有する金融ソリューション、顧客基盤、ネットワーク等の総合力を結集することで、ケミカルリサイクルPETの利用拡大と社会実装を加速させることを目的としています。サプライチェーン全体の連携強化や事業スケーリングを通じて、持続可能な資源循環型サプライチェーンの構築を後押しし、サーキュラーエコノミーの実現および社会的価値の創造に貢献することを目指してまいります。

本件に基づき、ケミカルリサイクルPETの安定供給、需要創出、利用拡大に向けた連携を一層強化してまいります。加えて、サプライチェーン全体の構築・強化や事業スケーリングに向けた検討・取組を進めることで、ケミカルリサイクルPETの社会実装を加速させ、持続可能な資源循環型サプライチェーンの実現を目指してまいります。

主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PETボトル・ポリエステル)など

JEPLANグループは「あらゆるものを循環させる」をミッションに掲げ、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。廃PET(PETボトル、ポリエステル繊維等)を対象に、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて分子レベルに分解し、不純物を除去することで、石油由来と同等品質の再生素材に生まれ変わらせています。この独自技術を用いて、リサイクルに取り組むことで、限りある資源の循環を実現し、CO2の排出量削減にも寄与しています。

なお、JEPLANグループはペットリファインテクノロジー株式会社(神奈川県川崎市)と北九州響灘工場(福岡県北九州市)の2拠点でPETケミカルリサイクルプラントを運営しており、国内外への技術ライセンス事業も推進しています。