~復職率9割超。年間約90名が育休から復職する保育現場のリアルサポート~
「子ども・保護者・職員」三者の笑顔に満ちた子育て環境の創出を目的に、東京を中心に保育園運営 を行う株式会社さくらさくみらい(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森田周平、以下「当社」) は、今春復職を予定する育休取得者を対象に「復職準備セミナー」を開催しました。本セミナーは、子育て中の社員のみで構成された「働くママパパ応援隊!!」が企画・運営したもので、制度説明だけでなく、実際に子育てをしながら働くリアルを共有し、復職後の働き方や今からできる準備を伝え、心理的負担の軽減や前向きな職場復帰を後押しする目的で開催されました。
 
赤ちゃん連れに配慮し、飲食可能かつ靴も脱げるスペースも準備
保育士不足という社会課題は依然続いています。保育士資格を持ちながら保育現場で就業をしていない「潜在保育士」は資格保有者全体の約6割にのぼるとされ、働き方や労働条件に課題があると指摘されています。
従業員約2,000名のうち女性が9.5割以上を占める当社では、育休取得後の復職率が9割を超えており、今春も約40名の保育従事者が現場復帰を予定しています。ライフステージが変わっても安心して働き続けられる環境を提供すべく、この度育休復帰予定者にむけた「復職準備セミナー」を実施いたしました。
本セミナーは、育休を取得し復職した経験のある子育て中の社員のみで構成された「働くママパパ応援隊!!」により企画、運営しています。「子育て経験はキャリアになる」という価値観を共有し、復職後のリアルな働き方や不安への向き合い方を伝えることで、心理的負担の軽減と前向きな復職を後押ししています。
 
保育従事者は、在宅勤務が不可能な「現場必須」の職種であり、さらに、保育士・調理員等は園児に対する必要人員数が法律で定められているため、急な欠勤が現場に与える影響が大きいという特殊性があります。そのため本セミナーは一般的な両立支援ではなく、保育現場ならではの不安や課題に寄り添うプログラムといたしました。
セミナー実施の背景 ~「子育て経験がキャリアになる」という価値観の共有と、リアルな「復職イメージ」を伝えたい~
本セミナーの企画者である本社スタッフは、かつて仕事と子育ての両立に悩んでいた際、「当社において、子育て経験はブランクではなくキャリアになる」という同僚からの言葉に衝撃を受けました。現場で働く保育従事者こそ、子育て経験がキャリアに直結をするという想いを伝え、前向きに現場復帰できるよう本セミナーを企画。制度説明にとどまらず、現場の想いに即した実践的な支援を行っています。
■セミナー内容と参加者の声
本セミナーは直接顔を見て話すことに重きを置き、対面で実施いたしました。子どもたちがおやつを食べたり、赤ちゃんがハイハイをしたりすることも想定し、会場にはブルーシートを敷きローテーブルも完備。衛生面を保ちつつのびのびと過ごせる環境を設定いたしました。
 
1.制度説明
復職時の各種申請方法や、慣らし保育と復職時期の考え方など、「こんなことまで問い合わせてもいいのだろうか?」というリアルな問いに回答。社内ポータルサイト「みらポ」にて、休業中でも社内の動向を確認したり社内報の企画に参加したりと、会社とのつながりを保てる仕組みを再周知しました。
 
2.2度の育休経験のある園長とのトークセッション
当社にて2度の育休を取得・復帰した後、子育てをしながらキャリアアップし現在は園長として勤める社員とのトークセッションも実施。その一部内容をご紹介いたします。
 
Q:子どもが熱を出したときはどうするべきでしょうか。(配置基準がある中の欠勤への不安)
A:病児保育を利用するケースもありますが、我が子にとって頼れるのは親だけだと自分に言い聞かせ思い切って休む選択も大事です。そうした状況を想定し、復職前にパートナーと役割分担を話しあっておきましょう。また、子育て中は常に早退や欠勤することも考慮して、日ごろから業務内容や進捗を共有するなど、できる限り職場に迷惑をかけない配慮が大切です。
 
Q:育休復帰明けに、仕事にもどれるか自信がないです。
A:子育てでの経験はすべて保育に活かせます。「今日のご飯どうしよう」「今日は早めに寝かさないと」という保護者の日々の悩みに寄り添えるのは自身も同じ悩みに向き合ってきたからこそです。帰宅後も一緒に頑張りましょう!と励まし合えることはママ保育士の最大の強みです。
 
復職後に直面しやすい課題や不安を事前に共有することで、心理的負担の軽減を図り前向きな復職を後押しいたしました。
3.横のつながりをつくるコミュニティ形成
同タイミングで復職する職員同士が交流する座談会も実施。子育ての悩みや日常の工夫を共有することで、復職後も相談できる関係づくりを支援しています。
 
4.参加者の声
・対面で集まることで、復帰に対し前向きになれた
・「子育てはキャリア」という言葉に心が救われた気持ちになった
・同じような想いを持っている会社の人と話せてよかった
・久々に電車に乗って出かけるきっかけになりとてもよかった
 
■セミナー企画担当者の声~現場に寄り添い、セミナー企画から制度改善まで~
総務・労務グループ リーダー:渡辺知世
当社では育休からの復職率が9割を超えており、多くの職員が現場に戻ってきてくれています。一方で、産育休中の職員と接する中で、日々の育児に悩みながら復職に対して漠然とした不安を抱えている声も多く聞いてきました。そうした不安を少しでも解消し、同じ立場の職員同士がつながり、意見交換できる場をつくりたいと考え、本セミナーを企画しました。私自身も入社当初は、子育てと仕事の両立に悩み、自信を持てない時期がありました。しかし「当社では、子育ての経験はキャリアになる」という言葉をかけてもらったことで、子育てをしているからこそ寄り添える、という強みがあることに気づきました。

子どもと向き合ってきた時間や経験は、保育に携わる職員にとって大きな力になると考えています。本セミナーが、復職に向けて前向きな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。
当社ではこれまでにも、現場職員からの声をもとに、短時間勤務制度の適用期間を拡大するなどの制度改善も行ってきました。現場のリアルな声を拾い、想いに寄り添い、今後も子育てしながらも保育現場で活躍できるサポートをしていきたいと思っています。
■今後の展望
1月に開催した第一回の実施に続き、第二回は2月にオンラインにて実施いたしました。今後も継続的に開催を予定しています。当社は、職員が安心して働き続けられる環境づくりが、質の高い保育につながると考えています。今後も職員の声をもとに両立支援の取り組みを進め、「子ども・保護者・職員の笑顔あふれる おうちのようなほいくえん」づくりを推進してまいります。
■会社概要
会社名:株式会社 さくらさくみらい
代表者:代表取締役社長 森田周平
設立:2009年8月3日
資本金:93,004,900円(資本準備金43,000,000円)
本社所在地:東京都千代田区有楽町1丁目2番2号 東宝日比谷ビル
企業URL:https://www.sakura-39.jp/
事業内容:保育所 (さくらさくみらい)の運営 ※事業所数:東京/千葉/埼玉/大阪に88園
 
株式会社さくらさくみらいの親会社、株式会社さくらさくプラス[証券コード:7097]では、働く子育て世帯がより子育てをしやすい社会を目指し「共働き家族‧子育て家族を応援する事業」を数多く展開しています。

子育てでの経験はすべて保育に活かせます。「今日のご飯どうしよう」「今日は早めに寝かさないと」という保護者の日々の悩みに寄り添えるのは自身も同じ悩みに向き合ってきたからこそです。