高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード:2676、以下「当社」)とグローリー株式会社(代表取締役社長:原田 明浩、以下 グローリー)は、両社事業の拡大を目指し、高千穂交易の AI 万引き行動検知ソリューション「veesion(※1)」と、グローリーの顔認証システムを連携させた新たな小売店舗向けソリューションの実証実験を国内某大手ショッピングセンターで 2026 年 4 月1日より開始します。
 
【背景】
近年、小売業界では人手不足や運営コストの上昇を背景に、万引き被害が店舗経営に与える影響が一層深刻化しています。
従来の目視や経験に頼った対応では、常習化・巧妙化する万引き行為への対策が難しい状況です。そんな中、小売業界では限られた人員で高い防犯効果を実現できる対策として顔認証システムや AI 万引き行動検知ソリューションの導入が進んでいます。
顔認証システムは、登録された対象者が再来店した際に検知できる点に強みがありますが、対象者の特定自体は人手に依存しており、店舗スタッフの負担となっています。
一方、AI 万引き行動検知ソリューションは、万引き行動そのものを自動で検知し対象者を特定できるものの、利用者からは「対象者が再来店した際に通知する仕組みも検討してほしい」という要望が寄せられています。
 
【実証実験の狙いと概要】
今回の実証実験では、こうした課題や要望を解決するため、veesion が生成する万引きアラート動画を起点として、対象者の自動特定、最適な登録用顔画像の抽出、顔認証システムへの登録までを連携させる仕組みを検証します。将来的には、一連の工程を自動化し、従来は人手に頼らざるを得なかった対象者の顔画像抽出・登録作業の効率化を図ることを目指します。
あわせて、実用化に向けた技術課題の把握および店舗での運用や運用コストなどの項目を多角的に検証します。
これにより小売店舗において、再来店時の確実な検知と万引き行動の抑止を両立させ、顔認証システムの運用効果を最大限に発揮できる環境の実現を目指します。
 
 
両社は、15年以上にわたる協業関係のもと、累計約200店舗でソリューション導入を進めてきました。こうした実績を基盤に、今回の顔認証技術とAI万引き行動検知ソリューションの連携を通じて、ドラッグストアやスーパーマーケット、ショッピングセンターなど、あらゆる業種・業態の小売店舗へのソリューション導入拡大を目指してまいります。
 
※1 veesionとは、カメラ映像をAIで解析し、体の部位動作を自動認識。
万引きに関連するジェスチャーを高度かつリアルタイムに検出する万引き行動検知ソリューションです。
https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/cctv/veesion/ 
 
高千穂交易株式会社について https://corp.takachiho-kk.co.jp/ 
高千穂交易は、1952年創業の独立系技術商社です。クラウドサービス、商品監視や入退室管理などのシステム、サイバーセキュリティ、半導体・機構部品などのデバイスを取り扱い、コンサルティングから開発・設計、設置、保守サービスまでをワンストップで提供しています。
 
グローリー株式会社について https://www.glory.co.jp/ 
グローリーの顔認証システムは2003年に実用化して以来、スーパーマーケットやドラッグストア、病院、介護施設、書店、公営競技場など、1,300カ所以上で稼働しており、安全性と利便性を両立する技術として、防犯や見守りなどのセキュリティ対策に加え、本人確認を必要とする多様な用途で活用されています。また、オンプレミス、SDK など、お客さまのニーズに応じた多様な提供形態を揃え、幅広い利用環境に対応しています。
 
【製品に関するお問い合わせ先】  https://www.takachiho-kk.co.jp/contact/cctv/ 
 
【過去の関連する発表】
・veesion販売開始(2024年9月17日発表)
https://corp.takachiho-kk.co.jp/news/details.html?itemid=127