全国の40~50代の男女804名に「現在までの虫歯の数」や「一番重い治療内容」を質問。予防ケアを始めるタイミングで歯の健康状態は変わるのか、同世代が抱える歯の悩みを紐解く。
人生100年時代と言われる中、歯の健康を守ることは、豊かな暮らしを長く続けるための大切な条件です。一方で、日頃のケアや歯科医院への通い方には個人差があり、年齢を重ねるにつれて、そうした習慣の違いが歯の状態に表れやすくなります。
 
そこで、患者さまとの対話を重視し、予防歯科から審美治療まで幅広い歯科医療を提供する『医療法人きずな きずな歯科クリニック』( https://www.kizna-dc.com/ )(所在地:兵庫県神戸市北区、院長:水野貴文)は、ミドル世代における定期検診の習慣と歯の健康状態との関係性を明らかにするため、全国の40~50代の男女804名を対象に調査を実施しました。
 
本調査からは、定期検診に通い始めるタイミングの違いが、治療の負担の大きさに影響を与える傾向が見えてきました。
 
【TOPICS】
・40~50代の約4割が「痛い時しか受診しない(定期検診の習慣なし)」と回答
・痛い時しか受診しない層の「抜歯」経験は、学生の頃から定期検診に通う層の約4.2倍
・40歳以降に定期検診を始めた層の約8割が、若い頃に通わなかったことを後悔
 
※調査手法の詳細については、本リリース末尾の「調査の実施概要」をご覧ください。
 
主な調査結果
1.40~50代の37.4%が「痛いときだけ受診」と回答
40~50代は、これまでのケアの積み重ねが歯の状態として表れやすい時期です。次のグラフでは、同世代の男女を対象に、現在の定期検診の利用状況と過去の通院習慣について質問した結果を集計しました。
「『痛みやトラブル』がある時しか受診しない」と回答した割合が37.4%となり、最多の選択肢となっています。一方で、「40歳以降に習慣化」(18.6%)、「40歳までに習慣化」(17.6%)、「子供・学生の頃から現在まで」(10.6%)と続き、これらを合わせた約半数が定期検診を習慣化していることも分かりました。
 
仕事や家庭で多忙な40~50代は、差し迫った理由がない限り受診を後回しにしてしまう人が多いのかもしれません。定期検診を習慣化している層が約半数を占める一方で、自覚症状が出るまで歯科医院には行かないという人も少なくないようです。
 
2.痛いときだけ受診層の「抜歯」割合は23.9%、学生の頃から定期検診層の約4.2倍
通院習慣の違いは、実際の歯の状態にどのような影響をもたらすのでしょうか。次のグラフは、これまでに受けた最も重い歯科治療の内容を、通院習慣ごとに集計した結果です。
「痛みやトラブル」がある時しか受診しない層は、「歯を抜く処置(抜歯)」を経験した割合が最も高く23.9%となりました。子供・学生の頃から現在まで定期検診を受けている層(5.7%)と比較すると約4.2倍の水準で、大きく差が開いていることが分かります。
 
また、40歳以降に定期検診が習慣化した層を見てみると、「神経を抜く処置(根管治療)」を経験した割合が30.5%と高いのが特徴です。この点、40歳までに定期検診が習慣化した層では「詰め物」や「被せ物」にとどまっている割合の方が高く、治療の内容が軽度となっています。
 
全体を通して、早い時期から定期検診を習慣化している層ほど、治療した歯がない、あるいは軽度な処置で済んでいる割合が高い傾向を読み取ることができます。定期検診を習慣化するタイミングが、将来の歯の状態に大きく影響しているといえそうです。
 
3.40歳以降に定期検診が習慣化した層の54.2%が治療した歯「6本以上」、40歳までに習慣化した層の約1.4倍
習慣化のタイミングによる影響は、「治療内容の重さ」だけでなく「治療した歯の本数」にも表れています。次のグラフは、現在までに治療した永久歯の合計本数を通院習慣別に集計した結果です。
40歳以降に定期検診が習慣化した層において、治療した歯が「6本以上(『6~10本程度』と『11本以上』の合計)」あると回答した割合は54.2%となりました。40歳までに定期検診が習慣化した層(39.9%)と比較すると、その割合は約1.4倍となっています。
 
40歳を過ぎてから定期検診に通い始めても、これまでの間に多くの歯が治療済みとなっていることがうかがえます。生涯にわたって健康な自然歯を多く残すためには、口内へのダメージが蓄積する前の早い段階から、予防ケアに取り組み始めることがポイントになりそうです。
 
なお、「痛みやトラブル」がある時しか受診しない層の治療本数が、相対的にやや少ない結果となっています。この点については、受診習慣がないために未治療の虫歯が発見されておらず、実際の本数よりも少なくカウントされている可能性に留意しておく必要があるでしょう。
 
4.40歳以降に定期検診が習慣化した層の78.6%が、若い頃から通わなかったことを後悔
年齢を重ねてから予防の重要性に気づいた人たちは、過去の通院習慣についてどのように感じているのでしょうか。次のグラフは、40歳以降に定期検診が習慣化した層を対象に、もっと若い頃から定期検診に通っておけばよかったと後悔しているか質問した結果です。
「強く後悔している」と回答した割合が43.8%「少し後悔している」が34.8%となりました。これらを合わせると78.6%となり、かなり多くの人が若い頃から定期検診に通わなかったことを後悔していることが分かります。
 
40代になってから定期検診に通い始め、自身の歯の状態やこれまでのダメージを直視したことで、「もっと早くからケアしておけばよかった」と実感する人が多いようです。実際に歯のトラブルを経験し、年齢を重ねてから予防を始めた層のリアルな声として、早期ケアの大切さを物語る結果となっています。
 
5.定期検診に通わない理由、上位は「痛くない」「面倒」「期間・費用の見通しが立たない不安」
こうした過去への後悔の声がある一方で、現在受診を控えている人たちにはどのような心理が働いているのでしょうか。最後に、「痛みやトラブル」がある時しか受診しない層を対象に、定期検診に通っていない理由について質問した結果を見ていきます。
最も高い割合となったのは「今は特に痛みや不具合を感じていないから」で54.1%、これに「通うのが面倒だから」が33.5%で続く形となりました。まずは当面の症状のなさや、患者自身の意識の問題が受診を遠ざける最大の要因となっているようです。
 
一方で、「一度行くと、期間や費用の見通しが立たないまま、通院が長引きそうで不安だから」という回答も25.4%にのぼります。約4人に1人が治療の不透明感を理由に受診をためらっており、歯科医院側には治療の全体像を事前に分かりやすく提示する仕組みが求められていることがうかがえます。
 
まとめ:早期ケアの習慣化と、安心できる環境づくり
今回の調査からは、歯医者へ通い始めるタイミングが遅れるほど、治療の負担が大きくなりやすく、後になって悔やむケースも多いことが分かりました。健康な歯を長く保つためには、自覚症状が出る前から定期検診に通う習慣がポイントになりそうです。
 
一方で、現在通院を控えている人たちの間では、当面の症状のなさや面倒さに加え、治療の期間や費用が分からないという「見通しの立たなさ」も、足を遠ざける要因になっている様子がうかがえます。
 
将来後悔しないための予防ケアを後押しするには、早くから通うメリットを伝えていくとともに、受診前の不安を減らす医院側のサポートも大切です。期間や費用について事前に納得のいく説明を行い、誰もが安心して通える環境を整えることが、予防歯科を社会に根付かせる上で重要になると考えられます。
 
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(Knowns 消費者リサーチ)
対象エリア:日本全国
対象者  :40~59歳の男女
調査期間 :2026年3月3~4日
有効回答数:804名
※本調査の有効回答は、性別および5歳刻みの年齢層での均等割付をベースに取得しています。
※本リリース内の各割合(%)は、性別・年代別の人口構成比に合わせたウェイトバック集計を行って算出しています。
※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
 
設問内容
あなたの現在の、歯科の「定期検診(クリーニングなど)」の利用状況と、過去の習慣について、最もあてはまるものを選んでください。
「虫歯や歯周病」による永久歯の治療の中で、これまでに受けた最も重い処置は何ですか?
現在、「虫歯や歯周病」で治療した歯は、永久歯(大人の歯)でおおよそ合計何本ありますか?
あなたは、もっと若い頃(20代~30代前半)から、歯科の「定期検診」に通っておけばよかったと後悔していますか?
あなたが歯科の「定期検診」に通っていない(または通えていない)理由は何ですか?当てはまるものをすべて選択してください。
 
医療法人きずな きずな歯科クリニック
「患者さまとの『きずな』が生まれる歯科医院」として、各分野の専門医師や担当制の歯科衛生士、専門カウンセラーが一体となり、徹底した対話と技術によるオーダーメイドの治療を提供します。「歯をきれいにするのは通過点。いつか『あの時出会ってて本当に良かった』と笑いあえる瞬間をつくること」を目標に、笑顔あふれる人生をサポートいたします。
 
▼当院の特徴
・各分野の専門家による「チーム医療」:エキスパート歯科医師、担当指名制の歯科衛生士、セラミック専門歯科技工士が連携し、質の高い治療を提供します。
・「対話」を重視したカウンセリング:専用のカウンセリングルームを完備し、歯科専門カウンセラーが患者さまのお悩みや理想の姿を丁寧に伺います。
・あらゆるお悩みに応える「豊富な診療メニュー」:虫歯・歯周病から、精密根管治療、インプラント、矯正、審美ホワイトニング、さらには「お口のエステ」や「DNA遺伝子解析」まで、幅広いメニューをご用意しています。
・サロンのようにくつろげる空間と最新設備:美容室やエステに通うような感覚で、リラックスして過ごせる院内環境を整えています。
 
▼診療案内
・アクセス:神戸電鉄三田線「道場南口駅」より徒歩1分(駐車場18台完備)
・診療時間:平日 9:00~13:00 / 15:00~18:30 土曜 9:00~13:00 / 15:00~17:00
・休診日:日曜・祝祭日
 
【法人概要】
法人名:医療法人きずな きずな歯科クリニック
所在地:兵庫県神戸市北区八多町中804
設立:2009年11月7日
理事長:水野貴文
診療科目:一般歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科
ホームページ:https://www.kizna-dc.com/