ディープテック企業を中心に、自動運転、データ&AI、量子、インダストリー4.0、グリーン&気候技術、ヘルステックの分野から
 
欧州市場の中心に位置する国際的ビジネスハブ、ルクセンブルク。同国最大規模のスタートアップテックイベント『Nexus 2026』が今年も6月10・11日に開催される。今年は、欧州進出を目指す、あるいはすでに進出中の日本のスタートアップ14社がルクセンブルク政府招待参加枠に選抜され、ブース出展、ピッチイベント登壇のほか、エコシステム視察やネットワーキングなどのプログラムに参加する。3回目の開催となる今年は、AIや最先端テクノロジーを中心に、4つのテーマ別エリアで計5ステージの展示会場を構成し、日本を含む世界各地から注目のスタートアップ企業を迎える。
さらに、世界各国から厳選された 250社のスタートアップ&スケールアップ企業 が参加するピッチイベント「Startups & Scaleups Awards」では、10の戦略カテゴリーごとにピッチを行い、投資家や業界専門家の審査を経てトップ企業を決定する。最終的な Grand Winner(スタートアップ/スケールアップ・オブ・ザ・イヤー) には、10万ユーロ相当の賞金とビジネス支援サービスが贈られる。
 
 Nexus Luxembourgは2024年に始動した、AI、フィンテック、サイバーセキュリティなど先端技術をテーマに、企業・スタートアップ・投資家が集まり、講演や展示、ネットワーキングを行うルクセンブルク最大級の国際テックイベント。会場となる国際展示場『Luxexpo The Box』は4つの主要ゾーンIntelligence Forum、Fintech Sphere、Launchpad Arena、Luxembourg Makes It Happenに分けられ、来場者はそれぞれのエリアでビジネスマッチングやネットワーキングなどの機会を得ることができる。中でも「Launchpad Arena」ゾーンでは、250のスタートアップおよびスケールアップ企業がサイバーセキュリティやデータ&AIなど10のカテゴリーに分かれてブースを展開する予定だ。またそれぞれの企業には、投資家等から構成される審査員の前でピッチを行う機会が与えられる。
 
ルクセンブルク外務・通商省は、世界10都市のルクセンブルク貿易投資事務所が推薦する世界各国のスタートアップにNexus Luxembourgとその前身であるICT Spring(*2010-2022年にルクセンブルクで開催されたテックイベント)にて無料ブースなどの優待出展枠を提供してきた。ルクセンブルク政府はNexus Luxembourg 2026では、これまでの規模を大幅に上回る170以上のスタートアップ&スケールアップ企業を選出する見込みで、国境を越えたイノベーション交流を促進する。日本からの同イベント政府招待枠への応募数、また採択数は今年過去最多となり、日本と欧州、そしてルクセンブルクとの関係がより緊密になっていることが伺える。
 
ルクセンブルク政府招待により出展する日本のスタートアップ企業(選出カテゴリーごとにアルファベット順で記載しており、括弧内は代表者(敬称略)、企業URL)
 
【データ & AIカテゴリー】
クオンクロップ株式会社(北垣卓、https://cuoncrop.com
株式会社Definer(阪本健太郎、https://ja.definer.jp/
Gigalogy株式会社(ウッディン エムディー モスレ、https://gigalogy.com/ja
株式会社QunaSys(楊天任、https://qunasys.com
【グリーン & 気候技術カテゴリー】
株式会社エマルションフローテクノロジーズ(鈴木裕士、https://www.emulsion-flow.tech
ジカンテクノ株式会社(木下貴博、https://jikantechno.com/
株式会社ミーバイオ(早水建祥、https://www.mii-bio.com
株式会社MK PLUS(黒川和祐、https://mkpl.co.jp/
SPACECOOL株式会社(末光真大、https://spacecool.jp
【ヘルステック & デジタルヘルスカテゴリー】
フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社(宮脇一嘉、https://physiologas.co.jp/jp-index.html
【インダストリー 4.0カテゴリー】
アーカイラス株式会社(福岡隆夫、 https://www.archilys.com/
アルム株式会社(平山京幸、https://arumcode.com
メタセンシング株式会社(奥野義人、https://metasensing.co.jp/
【スマートモビリティ & 自動運転カテゴリー】
株式会社ティアフォー(加藤真平、https://tier4.jp
 
世界各国から参加するスタートアップ向け特別事前プログラム
 イベント前日の6月9日には、世界各国から政府招待枠で参加するスタートアップ向けに、ルクセンブルクのスタートアップエコシステム訪問プログラムが提供される。参加者は、ルクセンブルク大学など研究機関が集積する南部のサイエンス都市エッシュを訪問し、国のイノベーション機関や大学研究機関などを視察する。午後には国内最大のインキュベーション施設「House of Startups」にて、ルクセンブルクの事業環境やスタートアップエコシステム、アクセラレーションプログラムに触れるセッションが用意されている。
 
 日本から参加のスタートアップ企業には、Nexus2026翌日にルクセンブルク貿易投資事務所(東京)が現地で開催する交流会で、ルクセンブルク政府やイノベーション機関、現地日本企業、日ルク経済交流の関係者らとの懇親を深める機会が提供される。同交流会は、スタートアップの現地人脈作りを支援する目的で、例年開催されている。
 
ルクセンブルク貿易投資事務所では、海外展開を目指す日本のスタートアップ企業向けに2012年から国内テックイベントへの特別参加プログラムを提供しており、これまで80社以上が参加してきた。
 
『Nexus 2026』公式サイトはこちら: https://www.nexusluxembourg.com/
 
ルクセンブルク貿易投資事務所について
ルクセンブルク貿易投資事務所は、ルクセンブルク外務・対外通商省のグローバルネットワークの一環であり、東京オフィスでは日本企業とルクセンブルクを結ぶ窓口として、ビジネス交流に必要なさまざまなサービスを提供している。