伊勢志摩発・新電力会社の設立。再生可能エネルギー由来の電力販売を行う。
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自然環境と人々の生活を「応援する」再エネ電力小売事業、三重県伊勢市を拠点に始動。 |
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2025年7月1日、株式会社FAN Energy(本社:三重県伊勢市、代表取締役:東山迪也)は、地域密着を主とした再生可能エネルギー電力事業を展開する新電力会社として設立。 |
エネルギー事業を通じてゼロカーボン・SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)化を推し進め、持続可能なエネルギー循環を目指す。 |
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■設立の背景と理念 |
FAN Energyは、「人と自然のつながりを、電力の仕組みでデザインする。」ことをミッションに掲げ、再エネ100%(※1)の顔の見える電力を、地域に届ける(※2)電力会社。。 伊勢志摩国立公園をはじめとする自然と生活が共存する三重県南勢地域では、地産地消型のエネルギー転換や脱炭素の推進が求められる一方、技術的な難易度や収益の地域外流出という課題もある。 FAN Energyはこれらの課題解決をすべく、「地元に還元される再エネ事業」の実現に向けて立ち上がった。 |
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■サービスの特徴 |
・再エネとFIT電気(※3)を中心とした国際イニシアチブに対応する電力の供給
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・地域貢献型の応援機能:電気料金の最大2.0%を、契約者が指定したNPOや地域活動をお応援することに使用する |
・認証マークの発行:契約企業・団体に「再エネ100%認証マーク」を提供 |
・“顔の見える”地域連携:地域の人と自然環境を「推す」=“ファンになる”電力流通を通じて、新たな地域経済循環を創出 |
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※1再生可能エネルギー由来の電気に、再生可能エネルギー指定の非化石証書の環境価値を組み合わせることで、再生可能エネルギーの電気を供給(CO2排出量もゼロ)します。再生可能エネルギー比率が変動した場合でも再生可能エネルギー指定の非化石証書によりCO2排出係数ゼロの電気を供給します |
※2 地域の理解や、環境配慮など厳しい調達ポリシーを定め、独自のトラッキングシステムで電力の生産者を明らかにした“顔の見える”電力を提供するみんな電力(UPDATER)より電力の供給を受け、地域に届けます。 |
※3 FIT電気とは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの再生可能エネルギー電源を用いて発電され、固定価格買取制度(FIT)によって電気事業者に買い取られた電気のことであり、この電気は火力電源などを含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。当社がこの電気を調達する費用の一部は、当社のお客さま以外の方も含め、電気をご利用の全ての皆様から集めた賦課金により賄われています |
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みんな電力との協業により実現 |
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■“顔の見える電力(R)︎”を提供する協業パートナー【みんな電力】
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協業パートナーのみんな電力(運営:株式会社UPDATER、本社:東京都世田谷区、代表取締役:大石 英司)は、世界で初めてブロックチェーンを活用した電力トレーサビリティシステムを商業化したソーシャルアップデートカンパニー。同システムを用いた生産者のバックグラウンドがわかる電力を「顔の見える電力(R)︎」として提供している。 |
みんな電力:https://minden.co.jp
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■「電力事業で人々を繋ぐ」という共通理念 |
社会の見える化を通して、社会課題の解決を目指すべく様々なSXサービスを展開していることや、みんな電力における過度な森林伐採・生態系破壊を容認しない独自の電源調達方針など、社会や人、環境への想いを重視する姿勢は、FAN Energyの事業とも高い親和性があり、両者はその理念に共感し、新電力支援サービスに関する協業パートナーとして、ともに歩んでいくこととなった。 |
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電力と資金の循環スキーム。売上の一部を地域のソーシャルアクションを応援することに使用する。 |
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知識と考えを浸透させる「デザインの力」 |
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会社ロゴやウェブサイトなどのデザインは、FAN Energyらしさを追求すべく、環境リテラシーや人文知を重要視したデザイナーたちに依頼。電力はバーチャル的な要素が強く、不透明かつ手続きの手間などが課題となっているが、グラフィックデザイン・UIデザインを強化することにより、今まで電力に関心のなかった顧客にまで知識や考えを届けることにも注力する。 |
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清水彩香 アートディレクター/グラフィックデザイナー|ロゴデザイン担当 |
1988年生まれ。2012年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。2017年独立。 独立後、意識していたわけではありませんが「自然と健やかさ」「東洋の伝統文化」「社会課題」「芸術と文化」にまつわるお仕事が惹かれあうように徐々に増えていきました。その中で、壊されていく自然、絶たれてしまう伝統、均衡が崩れた社会、さまざまな側面が見えてきました。デザインには、本当はあまり良くないものを良く見せてしまう力があります。
自分たちが生み出したものによって、遠い国の誰かが、未来の誰かが不幸になる可能性が充分にあること。社会の中でデザインしていくことに責任を感じています。そしてそのような意識は、わたし自身が心を殺さずすこやかにデザインに向き合い続けるのに必要なものでもあると気付きました。意義のあるものだけを作りたいと切に願いながら、関わる方々と対等に話し合い、日頃から知識を蓄積している「印刷加工の過程において可能な限り環境負荷の少ない方法」を提案していきたいと思っています。 |
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環境配慮研究所「Lab. for E.G.」:https://www.instagram.com/lab.for.e.g._/
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北川怜於 hicard inc. 代表取締役/デザイナー|WEBデザイン担当 |
1997年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。デジタルプロダクトデザイナー。 |
学生時、ギルド型デザインファーム「Basecamp」でデザイナーとしての業務経験を積んだ後、スタートアップ企業を中心にデザイン業務に従事。2020年クリエイティブスタジオhicard inc.を設立。 |
hicardは、世田谷区羽根木にオフィスを構えるクリエイティブスタジオです。デジタルプロダクトを中心に、あらゆるジャンルのモノづくりに携わっています。私たちは、ビジネスや楽しさのためだけにモノづくりをしているわけではありません。hicardは、モノづくりという行為が持つ可能性を模索し、ヒトとモノづくりの関係性を考え続けるための組織です。その実践として、イベント企画・音楽レーベル運営・ポッドキャスト配信など、クライアントワーク以外の活動にも注力しています。
管理のために個性を軽視せず、売上のために業務プロセスを規格化しない。そんな健やかなモノづくり環境をつくるためには、今ある当たり前を踏襲するだけでは不十分です。モノづくりのための組織ってどのようなものだろう?その組織はこの社会にどう在ればいいんだろう?私たちは、日々のモノづくりを通して、このような問いと向き合い続ける組織です。 |
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デザインの歴史を学び、「デザインのこれから」を考えるラジオ |
デザイナーハブ:https://www.instagram.com/designerhub_radio/
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クリエイティブスタジオ |
hicard:https://hicard.studio/ja
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■今後の展望 |
2026年4月から法人・団体・行政への電力供給からスタートし、以後は一般家庭向けにも展開予定。 また、寄付を含めたNPOや慈善事業との連動・支援など、地域経済のアップデートを視野に入れた事業展開を計画しています。 |
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■会社概要 |
会社名:株式会社FAN Energy(ファンエナジー) |
設立日:2025年7月1日 |
契約(供給)開始日:2026年4月1日予定 |
所在地:三重県伊勢市神田久志本町1784-1 |
代表取締役:東山迪也 |
事業内容:再生可能エネルギー電力の供給・コンサルティング・地域連携事業 |
ウェブサイト:www.fan-energy.jp(開設中) |
備考:株式会社FAN Energyは株式会社FOLK FOLKの100%子会社です |
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■本件に関するお問い合わせ |
株式会社FAN Energy(広報担当:東山) E-mail:info($)fan-energy.jp |
※ は @ に置き換えて下さい |
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自然環境と人々の生活を「応援する」再エネ電力小売事業、三重県伊勢市を拠点に始動。