株式会社文藝春秋は、『週刊文春WOMAN』2026春号を本日3月23日に発売しました。
 特集は「家事がつらい」。丁寧な暮らし本が売れる一方で、「毎日の家事、自炊がつらい」という声が巷には溢れています。
 なぜ日本人はこんなに自炊に手をかけるのか? 仕事をする女性は増えたのに、なぜ日本社会において家事の主な担い手は女性であり続けているのか? 約50ページにわたって考える大特集です。
 
『週刊文春WOMAN』2026春号表紙(表紙画:香取慎吾「白く」)
 
▪︎ 香取慎吾さんによる表紙画「白く」は皿洗いから発想
 表紙を飾るのは、香取慎吾さんによる通算29作目の表紙画「白く」。料理や皿洗い、洗濯をよくするという香取さんが、今号の特集から発想して「洗ってないお皿が積み重なっているさま」を描いたものです。
 その中で思いを馳せたのは、料理をするきっかけになった『SMAP×SMAP』の名物料理コーナー「ビストロSMAP」のこと、20代の頃に“慎吾ママ”の早朝ロケで実感した家事の大変さでした。
『週刊文春WOMAN』の表紙画を通算29作描いてきた香取慎吾さん(撮影:前康輔)
「(バラエティ番組『サタ☆スマ』の慎吾ママは)まさに家事で大変な思いをしているお母さんに、慎吾ママが行くことによって朝の2時間だけでもゆっくりしてほしい、というコンセプトでした。(中略)子どもたちにご飯を食べさせて、行ってらっしゃいして、片付けまでする。(中略)お母さんたちは毎日これだけ大変なことをやっているんだよということを、僕の体を通じて笑いとともにお届けしていたんですよね」(香取さん)
 
▪︎ 平野レミさん「2人ごはん」から「自分だけの料理」へ
 「家事がつらい」特集の巻頭インタビューは、料理愛好家・平野レミさんの「夫・和田誠さんが亡くなって6年半 『2人ごはん』から『1人ごはん』へ」です。家族のための料理を作り続けてきた平野さんが、息子たちが独立し、夫が亡くなり1人暮らしになった今、自分だけの料理をどんな気持ちで作っているのかを伺いました。
料理愛好家の平野レミさん(撮影:志水隆)
「和田さんがいるときは、もっと真面目だったけどね。カレーひとつにしても、どの器に盛るかによって料理の表情が変わるから、『今日はどの器にしようかしら』とじっくり考えたりして出すのが楽しかったわね。そうやってずっと一緒にごはんを食べてきたけど、今はもうそのまま1人で立ち食い(笑)。天国にいるお母さんが、『レミちゃん、椅子にお座りなさい』って言ってる気もするけど、いいの。誰にも迷惑かけてないんだから」(平野さん)
 
「和田さんは、お皿洗いも、庭の掃除も朝のゴミ出しもしてくれたし、ありがたい人だったな。息子が幼稚園の時、送り迎えをしてくれたから『ありがとう』って言ったら、『ありがとう、なんてわざわざ言わなくていいよ。家族は一つの単位なんだから、誰かできる人がやればいいんだよ』と言ってくれたことがありました」(平野さん)
 
 ほかにも、「上沼恵美子に聞く“見えない家事”『女がいつまでやり続けなあかんねん』」、「渡辺満里奈×堀井美香“ちゃんとやらなきゃ”を手放しました」、「長谷川あかり×山口祐加 私たちが『ちょっと変なレシピ』を発信する理由」、「瀧波ユカリ×河野真太郎 家事とエンタメ、フェミニズム」など、様々な角度から「現代における家事」に迫っています。
▪︎ 内田也哉子さんが安住紳一郎さんに「ひとつ屋根の下の別居婚」を訊く
 内田也哉子さんがパートナーについて考える連載「Mirror River」では、TBSアナウンサーの安住紳一郎さんに、2024年に50歳で結婚して以来、第一子が誕生した現在も続けている「ひとつ屋根の下の別居婚」について伺いました。
安住 2021年から月~木の朝の情報番組を担当するようになって、週に6日は赤坂にいてきっちり決まったスケジュールで生活するようになった。で、これだったら結婚できるかもしれないなと。
内田 なるほど。お仕事のスタンスが安定したので、誰かと人生を歩むことができるようになったのね。
安住 でも、別居婚ですけどね(笑)。
内田 同じ建物の中で別居しているんですよね。斬新だなあ。
安住 同じマンションのそれぞれの部屋に住んでいます。
内田 お隣同士ですか?
安住 いや、隣はちょっと……。
対談が行われた1月15日は、故・樹木希林さんの誕生日。大きな花束を手に現れた安住さん(撮影:内田也哉子)
 語られるのは、内田さんが「光源氏じゃないけど、要するに通い婚ですものね」と、思わず感想を漏らした驚きのライフスタイル。夫婦であらかじめ週間スケジュールを出し合い、互いの部屋には連絡してから訪問するという“通い婚生活”が明かされます。それが、第一子が生まれてどう変わったのか。そもそもなぜ、別居婚を選択したのか。さらには当代一の人気アナウンサーであるにもかかわらず、フリーランスに転身せず、TBS社員であり続ける理由まで。“なかなか本音を言わない男、安住紳一郎”がおそらくかなり本音を漏らしている、貴重なインタビューとなりました。
 
▪︎ 「ばけばけ」トミー・バストウさん クランクアップ直前にインタビュー
 さらに、3月27日(金)に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」でレフカダ・ヘブンを演じ、「スバラシ」「ジゴク」「ネガイマス」などの“ヘブン語”とともに大ブレイクしたイギリス人俳優トミー・バストウさんも登場。
 NHK大阪で取材を行ったのは、最終週の撮影真っ只中。バストウさん自身の生い立ち、俳優を志した理由から、キャリアが上手くいかなかった20代で打ち込んだ日本語の勉強、小泉八雲の全著作と手紙を読んだという役作り、そしてヒロインの高石あかりさんへの思いと彼女の天才的な演技に驚愕したシーンまで、全7ページにわたってたっぷりお聞きしています。
「ばけばけ」最終週の撮影真っ只中だったトミー・バストウさん(撮影:佐藤亘)
「ハーンは白人だったけど、自分を“白人側”とは感じてなかった。イギリス出身だけど、母はギリシャ人。父の故郷のアイルランドでも少数派。しかも片目が見えない。だからずっと自分は主流の白人文化からはじかれる側、反発する側にいる、そんな感覚だったんじゃないかな。(中略)僕も同じで、どこに行ってもちょっとアウトサイダー。(中略)子供の頃はかなり反抗的で、体制にも宗教にもアンチで、よく問題も起こしてた(笑)。たぶん僕も、ハーンさんと同じでちょっと“冒険者”」(バストウさん)
 
「(ヒロインで妻役の高石あかりさんとは)撮影が進むにつれ、お互いにちゃんと“スペース”を与え合うようになった。いまは話しかけないほうがいいな、とか、あかりが一人になりたいタイミングだな、とか、そういうことがわかるようになった。(中略)本当に夫婦みたいな関係になることができたなって」(バストウさん)
▪︎ 【週刊文春WOMAN 2026春号 目次】
特集 家事がつらい/安住紳一郎が語る「ひとつ屋根の下の別居婚」/平野レミ たどり着いた1人ごはん/上沼恵美子 いつまで女が“見えない家事”を/トミー・バストウ「ばけばけ」秘話
▪︎ 『週刊文春WOMAN』とは
いつもの女性誌には載ってないこと。
いつもの週刊文春にも載ってないこと。
3月、6月、9月、12月の20日頃に発売する季刊誌です。
 
「世の中で起きていることの本質を自分の目と耳でとらえ、自分の足で生きる道を切り開いていきたいと願う、大人の女性のための雑誌」として、2018年12月29日に『週刊文春』の女性版として創刊。創刊1周年を迎えた2019年12月より、年4回発行に。
 
▪︎ 掲載誌情報
雑誌名:『週刊文春WOMAN』2026春号
発売日:2026年3月23日
定価:770円(税込)
出版社:株式会社文藝春秋
目次URL: https://bunshun.jp/articles/-/86973

株式会社文藝春秋は、『週刊文春WOMAN』2026春号を本日3月23日に発売しました。

特集は「家事がつらい」。丁寧な暮らし本が売れる一方で、「毎日の家事、自炊がつらい」という声が巷には溢れています。

なぜ日本人はこんなに自炊に手をかけるのか? 仕事をする女性は増えたのに、なぜ日本社会において家事の主な担い手は女性であり続けているのか? 約50ページにわたって考える大特集です。

「(バラエティ番組『サタ☆スマ』の慎吾ママは)まさに家事で大変な思いをしているお母さんに、慎吾ママが行くことによって朝の2時間だけでもゆっくりしてほしい、というコンセプトでした。(中略)子どもたちにご飯を食べさせて、行ってらっしゃいして、片付けまでする。(中略)お母さんたちは毎日これだけ大変なことをやっているんだよということを、僕の体を通じて笑いとともにお届けしていたんですよね」(香取さん)

「和田さんがいるときは、もっと真面目だったけどね。カレーひとつにしても、どの器に盛るかによって料理の表情が変わるから、『今日はどの器にしようかしら』とじっくり考えたりして出すのが楽しかったわね。そうやってずっと一緒にごはんを食べてきたけど、今はもうそのまま1人で立ち食い(笑)。天国にいるお母さんが、『レミちゃん、椅子にお座りなさい』って言ってる気もするけど、いいの。誰にも迷惑かけてないんだから」(平野さん)

「和田さんは、お皿洗いも、庭の掃除も朝のゴミ出しもしてくれたし、ありがたい人だったな。息子が幼稚園の時、送り迎えをしてくれたから『ありがとう』って言ったら、『ありがとう、なんてわざわざ言わなくていいよ。家族は一つの単位なんだから、誰かできる人がやればいいんだよ』と言ってくれたことがありました」(平野さん)

安住 2021年から月~木の朝の情報番組を担当するようになって、週に6日は赤坂にいてきっちり決まったスケジュールで生活するようになった。で、これだったら結婚できるかもしれないなと。

内田 なるほど。お仕事のスタンスが安定したので、誰かと人生を歩むことができるようになったのね。

内田 同じ建物の中で別居しているんですよね。斬新だなあ。

安住 同じマンションのそれぞれの部屋に住んでいます。

「ハーンは白人だったけど、自分を“白人側”とは感じてなかった。イギリス出身だけど、母はギリシャ人。父の故郷のアイルランドでも少数派。しかも片目が見えない。だからずっと自分は主流の白人文化からはじかれる側、反発する側にいる、そんな感覚だったんじゃないかな。(中略)僕も同じで、どこに行ってもちょっとアウトサイダー。(中略)子供の頃はかなり反抗的で、体制にも宗教にもアンチで、よく問題も起こしてた(笑)。たぶん僕も、ハーンさんと同じでちょっと“冒険者”」(バストウさん)

「(ヒロインで妻役の高石あかりさんとは)撮影が進むにつれ、お互いにちゃんと“スペース”を与え合うようになった。いまは話しかけないほうがいいな、とか、あかりが一人になりたいタイミングだな、とか、そういうことがわかるようになった。(中略)本当に夫婦みたいな関係になることができたなって」(バストウさん)

いつもの女性誌には載ってないこと。いつもの週刊文春にも載ってないこと。

3月、6月、9月、12月の20日頃に発売する季刊誌です。