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JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:高原 一郎)は、ベトナム石炭鉱物産業ホールディングス株式会社(以下「VINACOMIN」という)(注)との間で石炭資源開発支援事業に関するMOUを締結し、2026年3月12日、技術移転および共同調査事業の次年度実施計画に関する合意書を取り交わしました。 |
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ベトナム社会主義共和国は、我が国にとって主要な無煙炭供給国の一つです。その一方、同国は国内エネルギー需要の増大に伴い、石炭資源を輸入するとともに、自国生産についても国内消費を優先させる方向へ転換しております。また、採掘区域も、優良な石炭を採掘するためより深部に移行しています。 今後も日本が同国からの無煙炭供給を安定的に維持していくためには、同国との長期にわたる関係強化を進めつつ、深部区域への継続的な石炭資源の探鉱・開発が重要となっています。 |
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JOGMECはベトナムの石炭資源開発事業に対し、これまで技術移転事業と共同調査事業という2つの活動を通じて貢献して参りました。今般締結したMOUは、今後2年間技術移転事業の継続について約する内容であり、首都ハノイでのVINACOMINとの運営委員会において、次年度における実施計画合意書とともに取り交わしました。また、共同調査事業については、2025年12月にVINACOMINと2年間、クアンニン炭田地域の石炭調査を実施するために締結したMOUに基づき、今般、次年度の調査内容を合意しました。 |
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産炭国に対する石炭採掘・保安に関する技術移転事業は、主要産炭国に対して坑内掘りに関する日本の採掘・保安技術を指導するもので、2002年度以降、継続的に実施しています。研修生が日本の炭鉱で研修を受ける「受入研修」と日本人専門家がベトナムの炭鉱で指導を行う「派遣研修」を行っており、2025年度末までの実績は、受入研修が2,566名、派遣研修が171,803名となります。一時、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でオンライン研修という形になったものの、継続して実施しています。 |
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無煙炭の賦存箇所の調査を行う共同調査事業は1998年からベトナム各地で実施しています。クアンニン炭田地域はハノイの東約100キロメートルに位置し、面積約3,000平方キロメートル、VINACOMINの保有鉱区であり、本事業では、これまで無煙炭の賦存状況が未確認であった対象鉱区深部を調査します。同炭田地域は道路、貯炭場、積出港等のインフラ設備が整っているため、本事業により有望な石炭層が確認できれば、開発へ進める可能性が高まります。さらにVINACOMINとの関係が強化され、我が国への無煙炭の安定供給に貢献することになります。 |
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そのほか、運営委員会では、VINACOMINからJOGMECへの長きにわたる調査活動や研修の実施に対し感謝の言葉が述べられるとともに、これからも両国において一層の協力関係を深化させていくことを確認しました。 |
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今後もJOGMECはこれらMOUを通じ、エネルギー・資源の我が国への安定供給に向けてベトナムとの一層の関係強化を図って参ります。 |
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(注)ベトナム石炭鉱物産業ホールディングス株式会社(VINACOMIN) ベトナム国内の石炭生産をほぼ独占的に扱う政府出資会社(政府出資 65%)で、国内と海外向けに発電用及び産業用の無煙炭と褐炭を供給しています。 |
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技術移転事業に関する署名式での集合写真 |
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技術移転事業の次年度実施計画に関する合意書への署名の様子 (左:VINACOMIN ビン副総裁、右:JOGMEC 荒井石炭開発部長) |
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2025年度の共同調査事業報告書の贈呈の様子 (左:VINACOMIN ビン副総裁、右:JOGMEC 荒井石炭開発部長) |
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クアンニン炭田地域の位置 |
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PDF版は以下から |
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https://prtimes.jp/a/?f=d12624-873-8ed3cce4acea8d8458d303a51afe287c.pdf |
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