--フィジカルAI×OSSの推進により、グローバルなロボティクス開発の発展に貢献--
15年以上にわたりROSの普及や実用的なサービスロボットの開発に携わってきた株式会社アールティ(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川友紀子、以下アールティ)は、このたび、世界のロボティクス向けオープンソースソフトウェアROSのガバナンスを支える「Open Source Robotics Alliance(以下、OSRA)」に、日本企業として初めてシルバーメンバーとして参画したことをご報告いたします。
 
OSRAは、世界のロボット開発のデファクトスタンダードである「ROS(Robot Operating System)」および「ROS 2」の持続的な発展を目的として、Open Source Robotics Foundation(OSRF)によって設立されたアライアンスです。
 
アールティはOSRAに参画することで、グローバルなロボティクス・コミュニティとの連携を深め、フィジカルAIの実装およびオープンソースソフトウェア(OSS)のエコシステム発展を牽引してまいります。
参画の背景と目的:世界標準策定への直接的な関与
現在、ROSおよびROS 2は、世界中の研究機関・企業で採用されており、世界のロボティクスにおけるイノベーションの土台を支えています。

アールティは創業以来、「Life with Robot(R)(ロボットのいるくらし)」の実現を目指し、一貫してロボット開発の知見をOSSとして公開するなど、コミュニティの発展に貢献してまいりました。今回のOSRAへの参画は、この貢献をさらに一段階引き上げ、日本企業として世界の技術標準策定やROSのエコシステム構築に直接関与していくことを目的としています。
フィジカルAI×OSSが切り拓く未来:協調領域の拡大
アールティが提唱する「Work with Robots(R)」は、フィジカルAIをはじめとするAIと物理的な制御、機器を高度に融合させ、人との協働を目指す技術です。この開発を加速させるためには、特定の企業に閉じた開発ではなく、グローバルなOSSの枠組みを通じた「協調領域」の拡大が不可欠です。
本参画により、アールティは以下の活動を強化します
1.
世界標準の技術取り込み: OSSコミュニティの最新動向をいち早く事業開発に反映し、技術優位性を確立。
2.
日本発の知見共有: 日本が得意とする精密なハードウェア制御とAIの融合知見を世界へ発信し、技術貢献を推進。
3.
高度技術人材の育成: グローバルな開発コミュニティと交流できる環境を提供し、世界レベルのエンジニアが活躍できる場を創出。
OSRF CTO Geoffrey Biggsのコメント
RT社がOSRAに加盟されることを大変嬉しく思います。日本からの最初のメンバーとして、RT社は日本の名高いロボット産業への窓口となってくれるでしょう。RT社と共に、OSRAが日本におけるオープンソースロボット技術の活用をさらに推進して、そして日本のオープンソースロボティクスを世界に広めていくことを楽しみにしております。
株式会社アールティ 代表取締役 中川友紀子のコメント
アールティは長年、オープンソースがもたらす『知の共有』がロボット産業の爆発的な進化を支えると信じて活動してきました。私自身、Open Roboticsの理事、一般社団法人ROSConJPの理事として活動する中で、日本の活動のプレゼンスを世界で高め、日本の優れた技術が世界の標準と接続される重要性を痛感しています。今回、日本企業として初めてOSRAに参画できたことを誇りに思うと同時に、日本のフィジカルAI技術が世界のロボティクス開発を加速させる一助となるよう、より一層の責任感を持って取り組んでまいります。

【Open Source Robotics Alliance(OSRA)について】
OSRAは、Open Source Robotics Foundation(OSRF)によって設立された、ロボティクスにおけるオープンソースソフトウェア(ROS、ROS 2、Gazeboなど)の持続可能な発展とガバナンス(運営・意思決定)を目的としたアライアンスです。ROSを通じて世界のロボット開発のデファクトスタンダードを決定・支援する機関としての役割を担っています。
URL: https://osralliance.org/
【株式会社アールティについて】
「Life with Robot(R)(ロボットのいるくらし)」の実現を目指し、Work with Robots(R)、フィジカルAI、ロボットプラットフォーム、教育用ロボットの研究開発、工場などでの製造業向けのAI実装を行うリーディングカンパニーです。
設立:2005年9月
所在地:東京都千代田区外神田3-9-2末広ビル3F
事業内容:製造業向けフィジカルAI開発サービス、人型ロボット、教育・研究用ロボットの開発・販売。