株式会社ブロードリーフ (本社:東京都品川区、代表取締役社長:大山 堅司、以下 ブロードリーフ)は、伊藤忠商事らが出資する株式会社WECARS(本社:東京都千代田区、代表取締役会長CEO:吉田 朋史、以下 WECARS)に対し、全国の整備拠点における車検業務の透明性と適正性の確保に向け、自動車整備業向けクラウドサービス『Maintenance.c(メンテナンスドットシー)』の提供を開始いたしました。
2024年3月に国土交通省より「車体整備の消費者に対する透明性確保に向けたガイドライン」※1 が公表されたことにより、自動車整備業界全体において、業務の透明性向上と監査体制の強化が求められています。
WECARSでは、整備内容の可視化や作業記録の電磁的保存を通じたコンプライアンス強化に取り組まれております。このたびのブロードリーフのクラウドサービス『Maintenance.c 』の導入は、これらをより確実に実現するための基盤となります。
ブロードリーフは長年、自動車整備業をはじめ、モビリティ産業のIT化を支援しており、関連する法令や制度に関する深い知見を有しております。2023年にはブロードリーフが保有する自動車の車種情報や、部品情報、整備履歴等の知識データベースと独自開発の大規模言語モデルをもとに、当社のクラウドサービスを通じて行うさまざまな業務における異常および不正を検知する機能※2 を開発しました。
このたび、中立的なIT事業者の立場からWECARSに『Maintenance.c 』を提供し、内製システムだけでは実現が難しい「第三者視点による運用基準の担保」や「客観性のある業務統制」に寄与することで、WECARSの信頼性向上を技術面から強力にサポートします。
『Maintenance.c 』は、整備記録と実際の作業内容の整合性をシステム上で担保します。入力内容の 自動チェック機能や履歴保存により、人為的なミスや記録漏れを防止するとともに、作業前後の写真を証跡として記録し、それをクラウド上で一元管理することで、作業の完全なトレーサビリティ(追跡可能性)を確立し、業務プロセスの完全な可視化と説明責任の強化を実現します。
国土交通省のガイドラインに沿った点検・検査フローをテンプレートとしてシステムに実装しています。これにより、点検漏れや手順の逸脱をシステムが検知し、作業者や検査員へ注意喚起を行うことで、作業手順の遵守を徹底して品質の均一化を図るとともに、より高い作業品質の向上を実現します。
すべての作業履歴は、時刻および担当者情報とともに記録され、改ざんできない透明性の高いデータとして一元管理されます。法令や国のガイドラインの改正・見直し、ならびにメーカーから提供される最新の車両情報や整備基準の更新に適切に対応することで、常に最新の基準に沿った運用を可能とし、客観性と再現性を備えた業務 統制体制の確立を支援します。
また今後は、カーオーナーと自動車整備事業者との信頼関係をさらに強化するため、整備完了時に点検記録の一部をデジタルデータとして開示する機能の搭載を予定しています。これにより、実施した整備内容をカーオーナーが視覚的に分かりやすく確認できる環境を構築します。
ブロードリーフは、これからも先端技術とデータの力を最大限に活用し、モビリティ産業全体の信頼性向上と持続可能な発展に貢献してまいります。
ブロードリーフは、「感謝と喜び」の企業理念のもと、モビリティ関連業界をはじめとする多様な業種に向けて、業務支援ソリューションやデジタル技術を活用したサービスを提供しています。業界で培った知見と蓄積されたデータを基盤に、AIの活用と2DX(デジタルトランスフォーメーション・データエクスチェンジャー)の推進を通じて、現場の生産性向上と経営品質の高度化を支援しています。
お客様の実務に即したサービス開発と価値提供を重ねることで、顧客企業の持続的な成長と産業全体の発展に貢献することを目指しています。今後も信頼されるパートナーとして、新たな価値創出に取り組み続けてまいります。
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