オンライン傾聴サービス「rainytalk」(株式会社rainy)が届けたい“ドラえもんのような存在”
「しんどい」と感じたとき、気兼ねなく話せる相手はいますか。
そんな問いに応えるように生まれたサービスが、「rainytalk」です。

今回は、サービス立ち上げの想いやこだわりについて代表取締役の松戸さんにお話を伺いました。

公式サイト:https://rainyjapan.co.jp/rainytalk
お問い合わせ:info@rainyjapan.co.jp

-- rainytalkとはどんなサービスですか?

rainytalkは、「しんどい」と思ったときに気兼ねなく話せる傾聴サービスです。
日常の中で誰かに話を聞いてほしいと思っても、家族や友人、職場の人にはなかなか話せないことってありますよね。
そんなときに、安心して自分の気持ちを話せる場所として利用していただけるサービスです。

-- どんな方が利用していますか?

利用者は20代から70代まで幅広いですが、特に多いのは30代前半の会社員の方ですね。
仕事量が増えるだけでなく責任も大きくなり、上司と部下の板挟みになることも多い年代です。さらに、結婚や家庭などプライベートの変化も重なりやすい時期でもあります。
「誰かに話したいけれど、話せないこと」が増える年代なのではないかと、利用者の方と接する中で感じています。

-- rainytalkを始めたきっかけは何ですか?

きっかけは、「ドラえもんのような存在を届けたい」と思ったことです。
私が思うドラえもんの一番の価値は、
便利な秘密道具を出してくれることではなく、
“絶対的な味方でいてくれる存在”であることだと思っています。

私が特に好きなエピソードに、ドラえもんが未来に帰ってしまう話があります。
ドラえもんが安心して未来へ帰れるように、のび太くんが自分の力だけでジャイアンに立ち向かうシーンです。
何度倒されても、それでも立ち上がる。
そして最後には勝つ。
あのシーンは何度見ても泣いてしまいます。。

あれは、のび太くんが初めて「自分には超えられない」と思っていた壁を乗り越えた瞬間だったのではないかと思います。
もちろん、それはのび太くん自身の努力と勇気の結果です。
でも同時に、ドラえもんという“絶対的な味方”の存在があったからこそ辿り着けた未来でもあると思うんです。

ドラえもんは普段、特別なことをしているわけではありません。
学校に行くわけでもなく、家で漫画を読んだり、どら焼きを食べたりして、のび太くんの帰りを待っている。夜にはふすま越しに「おやすみ」と声をかけ、朝には「おはよう」と言う。
そんな日常の存在です。

でも、のび太くんが本当にしんどいとき、
「ドラえもん助けて」と声を上げたときには、
絶対的な味方として本気で一緒に考えてくれる。

その積み重ねが、のび太くんの自己肯定感を少しずつ育て、
やがて“ジャイアンという大きな壁”さえも乗り越えられる力になったのだと思います。

rainytalkも、そんな存在でありたい。
優しいけれど、生きるのが少し不器用。
でも本当は強さを持っている。
そんな“のび太くんのような人”に届けば、
少しでも世の中に笑顔が増えるのではないか--

そう思ったのが、このサービスを始めたきっかけです。

-- 特に力を入れているポイントは?

やはり一番は「キャスト」です。
rainytalkでは大前提として、
「人の心の痛みを受け止められる器と優しさがあること」を大切にしています。
そのうえで、キャスト一人ひとりがそれぞれ違う背景、違う想い、そして本当に素敵な魅力を持っています。

例えば、
「自分と同じ経験をしてほしくない」
「あほみたいに爆笑できる日常を一緒に作りたい」
「安心できる居場所を作りたい」

そんな熱い想いを胸に、rainyのフレンズさん(お客様)と向き合っています。
例えば最近公開したばかりの“まりこ先生”。
普段は餃子チェーン店で働いているのですが、面接のときにこんな話をしてくれました。
一緒に働いていた仲間が、プライベートでとても辛い状況にあったこと。
そのとき「もっと支え続けられたんじゃないか」と後悔している、と涙ながらに話してくれたんです。
その姿を見たときに、「この人は本気で誰かの力になりたい人なんだ」と感じました。
そんな優しさと覚悟を持ったキャストと直接話ができる。
これは他にはない、rainytalkの大きな価値だと確信しています。

-- 今後の展望を教えてください。

今後は、自治体や企業とも協力しながら活動を広げていきたいと考えています。
家族との関係性の悩みや、会社での人間関係など、
多くの人が抱えているけれどなかなか相談できない問題があります。
そうした悩みにもアプローチできるよう、
より多くの人が安心して話せる場所を作っていきたいと思っています。