~「かながわともいきアート展」県知事賞受賞を経て、社会の理想形を体現~
医療・介護・予防医療を軸に「WELL-BEING FRONTIER」を目指す桜十字グループは、「人生100年時代の生きるを満たす」社会の実現に向け、障がい福祉事業を多角的に展開しております。このたび、当グループの株式会社アイムが運営する生活介護事業所「ピカソ・カレッジ新百合(川崎市麻生区)」において、ご利用者さまが「第2回かながわともいきアート展(主催:神奈川県)」の「神奈川県知事賞」を受賞したことをお知らせいたします。
 
この受賞を受けて2026年2月、黒岩祐治神奈川県知事が同施設を視察されました。
今回の訪問は、障がい福祉の現場が単なる「守られる場所」から、一人ひとりがアーティストとして社会に価値を生み出す「個性が輝く、学びと表現の舞台」へと変わりつつあることを示す、貴重な機会となりました。
 
今、社会に求められるDE&Iとウェルビーイングの相関 「守られる存在」から「社会を彩る表現者」へ
超高齢社会や多様な価値観が進む現代では、「守られる存在」ではなく、一人ひとりが社会で役割を持ち、命を輝かせることが求められています。
桜十字グループにとってのDE&I(多様性・公平性・包摂)とは、自分らしくつながり、「ここにいていい」と感じられる毎日を築くことです。この想いは、ピカソ・カレッジでの活動に見られる「DE&Iとウェルビーイング」の相関に集約されています。
 
DE&Iがウェルビーイングを生む2つのサイクル
 
1. 「ありのまま」が許容される安心感(Diversity & Equity)
Diversity(多様性)を認め、Equity(公平性)によって個別の特性に合わせた環境を整えることは、本人に「自分を偽らなくてよい」という心理的安全性をもたらします。
 
【ピカソ・カレッジ新百合の実践】
施設のアトリエには、色とりどりの絵の具が並び、ご利用者さまそれぞれが自分のペースで制作に向き合います。スタッフは「指導者」としてではなく「伴走者」として寄り添い、表現が生まれる瞬間をともに見守ります。
 
2. 「社会への貢献」がもたらす誇り(Inclusion)
Inclusion(包摂)の本質は、組織や社会の中で「自分の居場所がある」だけでなく、「自分の存在が誰かの役に立っている(役割がある)」と実感することにあります。
 
【ピカソ・カレッジ新百合の実践】
ピカソ・カレッジは、障がいのある人が「守られる存在」ではなく、社会に彩りをもたらす"表現者"として成長していくことを目指した学びの場です。創作活動を通じて、一人ひとりの個性や可能性を引き出しながら、社会とのつながりを育んでいきます。
 
桜十字グループが考える障がい福祉事業とウェルビーイングについて
桜十字グループでは、障がい福祉において、一人ひとりの可能性が社会とつながり、価値へと広がる在り方を大切にしています。
私たちが掲げる「WELL-BEING FRONTIER」は心身の健康にとどまらず、創作活動が人の心を動かし、その喜びが広がっていく状態を目指すものです。
その象徴が「ピカソ・カレッジ新百合」です。ここでは、障がいのある方が新たな価値や感動を生み出す“表現者”として活動しています。
一人ひとりの個性がそのまま輝き、誰かの日常を彩る価値へとつながっていく。その循環を生み出すことこそが、桜十字グループの役割であり、私たちの想いです。
黒岩県知事 自らの感性を表現する姿に「ともに生きる社会の理想形」を見出す
視察当日、黒岩県知事が一人ひとりに直接声をかけられていた中で、最も感銘を受けられたのは、ご利用者さまたちがアーティストとして周囲の目を一切気にせず、自らの表現に没頭する姿でした。
神奈川県知事賞を受賞したTOMO氏は、知事の問いかけにも気づかないほど描画に没頭。その圧倒的な集中力を目にした知事は、「この集中力こそが、素晴らしい作品を生む源なのですね」「一人ひとり、画風があるから見ていても面白いね」と、支援の枠を超えたクリエイティビティの本質に触れられました。
知事は、一人ひとりが自らの感性を爆発させる姿に「これこそが『ともに生きる社会』の理想形ですね」と称賛。福祉という枠組みを超え、新しい社会のあり方を体現する施設として高く評価されました。
ピカソ・カレッジ新百合は設立7年、地域から広がるアート活動
ピカソ・カレッジ新百合プロダクト・ディレクターの後藤氏は「やっと地元に根付いてきた実感があります。当初は小さな展示会から始まりましたが今では県知事賞も頂き、大きな舞台に声をかけていただけるようになりました。毎日新しいアートが生まれるこの場所で、彼らが自信に満ちた表情に変わっていくことこそが、私たちの原動力です」と語ります。
 
ピカソ・カレッジでは、ここで生まれた作品を、地域イベントや企業オフィスでの展示などを通じて社会に届ける取り組みも始まっています。
今後はアートや表現活動を通じて社会との接点を広げるとともに、作品のIP活用による新たなビジネス展開も視野に入れながら、「自分らしく表現すること」が社会参加へとつながる未来型福祉のあり方を発信していきます。
 
 
桜十字グループとは
「WELL-BEING FRONTIER 人生100年時代の生きるを満たす」
https://sakurajuji.com/well-being-frontier/
 
2005年、桜十字グループは、熊本県の民間病院の中で最大の病床数を有する「桜十字病院」から始まりました。今では病院のみにとどまらず、医療・介護・予防医療のヘルスケア領域において、社会に必要な様々な事業やサービスを全国に展開しています。
「人」は幼少期から成人期、そして老年期にいたるまで、生きることがひとつの「Life Story」として繋がっています。人生100年時代を迎える今、これまで高齢者医療に向き合ってきた私たちにできることは何か。それは、病気やケガを治す身体的なケアだけでなく、精神的・社会的に「生きるを満たす」新たな概念による事業やサービスを提供していくことです。そうして、すべての世代における人生の楽しみや、生きる喜びを支えると共に、その基盤たる社会づくりに貢献いたします。私たち桜十字グループは、時代の変化に対し、進化し続けることで、「身体の健康」に加え、「心の充足」「ヒト・まち・社会のあり方」これら3つを基軸に、QOL(生活の質)の豊かな未来を切り拓く「ウェルビーイング・フロンティア」を目指しています。
 
会社概要
◎桜十字グループ
創業:2005年7月
HPURL:https://sakurajuji.com/
■本社
〒106-0041 東京都港区麻布台1丁目3-1麻布台ヒルズ
森JPタワー27階
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〒861-4173 熊本市南区御幸木部1-1-1
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〒530-0011 大阪市北区大深町3-1
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