分散していた海外技術情報を可視化し、発明・特許検討の材料整理を支援
リーガルテック株式会社(東京都港区、代表取締役:平井 智之)は、資源・エネルギー分野を担う総合商社において、海外技術レポートや調査資料の活用を目的に、非構造データ解析を可能にする知の資産化ナレッジベース「AI IPGenius on IDX」の提供を開始した。
 
海外企業や調査機関から収集される技術レポートや調査資料を横断的に解析し、発明・特許検討における情報整理を支援する。
 
本取り組みにより、従来の「資料を読む」プロセスから、「発明テーマを抽出する」プロセスへの転換を支援した。さらに、海外技術レポートの確認・整理に要する工数を最大約70%削減した。
背景
総合商社の資源・エネルギー領域では、海外を中心に多様な技術情報が日常的に収集されている。再生可能エネルギー、次世代燃料、資源循環技術など、将来性が期待される分野に関するレポートや調査資料は年々増加している。
一方で、これらの情報は案件単位・地域単位で管理されることが多く、過去に検討された類似技術やテーマとの関係性を把握することが難しいという課題がある。
発明検討や特許戦略の観点からも、技術動向や兆しを俯瞰的に整理し、アイデア創出や検討テーマの整理につなげる仕組みが求められている。
活用事例:AIが海外技術レポートを横断解析し、発明テーマの兆しを整理
資源・エネルギー領域を扱う総合商社(企業名非公開)において、以下の資料を AI IPGenius on IDX に投入して活用した。
 
・海外技術レポート
・現地パートナー企業からの調査資料
・投資検討に関する社内報告書
・過去の技術・事業検討資料
 
AI IPGenius on IDX がこれらの非構造データを横断的に解析し、
 
・技術分野ごとの注目テーマ
・複数レポートで繰り返し言及されている技術要素
・過去に検討された類似テーマとの関係性
 
などを整理した。
 
これにより、担当者は発明テーマの候補整理や、特許検討における着眼点の抽出、社内での議論材料として活用できるようになった。
 
また、抽出された技術的ポイントを MyTokkyo.Ai と連携し、関連技術や過去検討事例の位置づけを確認できる体制を構築した。
AI IPGenius on IDX について
AI IPGenius on IDX は、技術レポート、調査資料、報告書、議事録などの非構造データを一元的に蓄積し、AIによる検索・要約・解析を可能にする知の資産化ナレッジベースである。
総合商社においては、海外技術情報や投資関連資料を横断的に解析し、発明・特許検討や技術動向把握のための情報整理を支援する。
共有フォルダに蓄積された資料の解析にも対応し、部門横断での情報活用を促進する。
効果
本活用により、以下のような効果が期待される。
 
・海外技術レポートの探索・確認に要する時間の削減
・技術分野ごとの注目テーマ整理
・発明・特許検討における材料整理の支援
・過去検討テーマの再確認と共有促進
 
いずれも、発明検討および特許戦略立案の前段階を支援する形での活用を想定している。
今後の展開
リーガルテック株式会社は、総合商社における発明検討・技術調査業務を継続的に支援していく観点から、AI IPGenius on IDX の機能や提供形態について検討を続けていく考えである。
海外技術レポートや調査資料といった非構造データを活用しやすい環境を整えることで、過去の検討履歴や知見を振り返りながら、発明テーマや特許検討を進めやすい状態を目指している。
今後も、商社実務に寄り添った形での活用を想定し、運用面も含めた取り組みを進めていく方針である。
製品ページ:https://www.legaltech.co.jp/ipgenius/
会社概要
会社名:リーガルテック株式会社
設立:2021年3月
資本金:3億7,900万円(資本準備金含む)
代表取締役社長:平井 智之
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
URL:https://www.legaltech.co.jp/
事業概要
・特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」
・知の資産化ナレッジベース「AI IPGenius」
・秘密情報共有データルーム「リーガルテックVDR」