燃料・資材・物流費の上昇が一次産業を直撃。価格転嫁には慎重姿勢で、生産者への負担増が続く

これ以上、船の重油や、資材が上がれば漁業の死活問題になり得る。漁の出航などに影響が出るかもしれない。商品の売り上げも減ると予想される

原油価格の高騰は燃油だけでなく、農業機械、ビニール、紙などあらゆる生産資材の価格に影響します。農業は資材の多くが石油製品に依存しているため、生産コスト全体が上昇します。農協への出荷では生産物の運賃も農家が負担しており、燃料価格の上昇はここにも直接影響します。ECサイトを含むネット通販では一般的に購入者が送料を負担しますよね。

また農家は資材を購入する際に10%の消費税を負担しています。もし食品のみ消費税が減税される仕組みになれば、原油高騰による資材価格上昇に加えて、資材購入時の消費税負担がさらに重く感じられることになります。原油価格の高騰は農業経営全体に影響していることを理解してほしいと思います

野菜は、時期で産地が変わってくる。東北地方はこれからなので、もろにダメージがきそう

野菜は原油高によって燃料費・資材費・輸送費が上がっても、簡単に価格へ転嫁できません。そのしわ寄せは生産者が直接負うことになり、経営継続が厳しくなります

必要経費が増えているのに、果菜類が値上がりすると天候の影響と言われがち。なので必要な値上げをしたくても慎重になってしまう。資材費だけで無く人件費も上がっているので、農家だけが負担を背負う今の現状を何とかして欲しい