~参画企業とKBCグループの共創を加速させる、独自の「クレジット制度」を導入~
KBCグループホールディングス株式会社(本社:福岡市中央区)と、KBC開発株式会社は、福岡・北天神エリアに位置するKBC会館2階をリノベーションし、共創拠点「FNP|FUKUOKA NORTH PORT(フクオカ・ノース・ポート、以下FNP)」を2026年4月1日に開設いたします。本拠点は、KBCグループが長年取り組んできた地域共創プロジェクト「ふるさとWish」の精神をさらに深化させたもので、放送局のメディアリソースと、環境・社会・文化を再生へ導く「リジェネラティブ(再生型)」な思想を持つ起業家を掛け合わせ、地域課題の解決と実効性のある新たな価値創造を目指します。
株式会社メイアルア制作の「FNPロゴ」と、参画する「8社」の企業ロゴ
■コンセプト:「文化51%・経済49%」
石見銀山群言堂グループが提唱する理念
FNPでは、島根県の石見銀山群言堂グループが提唱する「文化51%・ 経済49%」 という理念に深く共感し、施設の運営指針に採用しています。「文化ばかりを追い求めても、商売として成り立たなければ意味がない。しかし、お金を稼ぐことだけに目が向いて、すぐに消えてなくなってしまうものをつくっても、文化は育たない」--この1%の差に向き合い続けることこそが、真に持続可能な地域経済の鍵だと私たちは考えています。
■嘉穂無線ホールディングス(ホームセンターグッデイ)協力のもと、DIYで什器製作
本拠点では、開設プロセスそのものを「再生(リジェネラティブ)」と「共創」の実践の場と位置づけ、オフィス什器を既製品で揃えるのではなく、関係者自らの手で制作しました。設計・資材調達・制作指導は、団地リノベーション事業などで既存ストックを活かした空間再生に取り組んできた嘉穂無線ホールディングス株式会社(ホームセンターグッデイ)が担当。FNP参画企業およびKBCグループ社員が共同で本棚や机のオフィス什器を製作しました。 また、この取り組みを契機として、KBCグループが持つ地域との繋がり、FNP参画企業が持つクリエイティビティ、グッデイのDIY技術・知見を融合させた「地域で自走するDIYプロジェクト」について、小さな実証から取り組みを開始することで合意しました。建築・不動産再生を通じて地域に活力を注ぎ込む「リジェネラティブなDIY」の社会実装を目指し、今後議論と検証を重ねてまいります。
■リノベーション前|オフィス空間
■リノベーション後|オフィス空間
■DIY中の様子
■独自の共創モデル:「クレジット制度」
FNP最大の特徴は、家賃の一部を入居企業のスキルやサービスで還元するクレジット制度」です。
■募集要項・会員形態
FNPでは、「ホストもゲストも作らない、全員が対等な実験者(フラット・ピア)」という原則のもと、2種類の会員(PORT CREW)を募集しています。
※価格はすべて税別です。※利用規約など、詳細は本リリース後述の公式サイトをご確認ください。※審査基準:年商10億円以上を目指す事業規模、深い物語性と社会再生文脈(Narrative Depth)を持つこと。
■「不定期イベント」構想
FNPでは、参画したPORT CREWと、KBCグループのリソース(テレビ・ラジオ等のメディア露出、場所、人、空間、事業アセット)を掛け合わせた「実験的な不定期イベント」を開催します。現在、構想中のアイデア(仮)を一部、ご紹介させていただきます。
自治体向けイベント|Borderless Leaning
KBCグループの地域共創プロジェクト『ふるさとWish』と連携して実施する、福岡・佐賀の自治体を対象にしたプログラムです。FNPのクローズドな空間に特定の自治体を招き、職員が抱える課題をKBCの地域プロデュース本部やFNPクルーとディスカッションすることで、連携プロジェクト案や実証実験の糸口をアウトプットします。これまで起こり得なかった広域連携や、官民連携の成功事例共有など、イノベーションが生まれることを期待しています。
■PORT CREW(ポート・クルー = 会員企業)のご紹介
▶レジデンス・クルー(常駐企業)4社
URBANIX株式会社
代表取締役CEO / 岩淵 丈和
本施設の企画を担当したURBANIXの岩淵です。企画・制度設計に加え、自らも一員としてFNPへ参画します。弊社の事業を加速させる戦略拠点として、情報の結節点であるKBCグループ様や志を同じくする起業家、地域の皆さまと積極的に連携していきます。地域の課題を解決する『URBANIXモデル』を構築し、国内外へ展開しながら、世界に伍する都市デザイン・ファームを目指します。
株式会社KAGE
代表取締役CEO / 木下 昇起
株式会社KAGEです。FNPは、単なるワークスペースではなく、多様なプレイヤーの視点や技術が交差し、新たな価値を育てていく実験場だと感じています。私たちKAGEは、映像制作をはじめとするクリエイティブを通して、地域やブランドが持つ背景や想いを丁寧にすくい上げ、社会に伝わる表現へと昇華してきました。 この場所で生まれる出会いや共創を通じて、文化と経済が健やかに循環するプロジェクトを福岡から生み出していきたいと考えています。KAGEとしても、表現の力でこの拠点の可能性を広げてまいります。
株式会社MEIALUA
代表取締役CEO / 入江 凌生
MEIALUAは、アートとデザインを通して、企業や地域の中にまだ言葉になっていない価値や熱量を見つけ、それを社会に届くかたちへと編み直していくアーティストカンパニーです。今回私たちはFNPのロゴデザインを担当し、KBC会館が位置する天神北エリアの歴史的背景や港町としての文脈、そしてFNPから多様な挑戦が伝播していく姿を視覚的に表現しました。私たちは、表現を単なる装飾ではなく、人や地域、事業の可能性をひらくための設計だと捉えています。だからこそ、FNPのように異なる専門性や意思が交わる場に強い可能性を感じています。KBCグループ様やポート・クルーの皆さまとの交わりを通して、福岡から文化と経済がともに育つ新たな波を生み出していきます。
Logian株式会社
代表取締役 / 納富 崇
今回自分たちでDIYしながら、「ここから何かが変わる」というたしかな手応えを感じています。 経済性だけを追えば効率的かもしれませんが、文化という遊び心や社会性が51%あるからこそ、遠くまで行ける。 私たちはその「文化」が持つ目に見えない熱量を、データ分析という確かな物差しで社会へと接続し、持続可能な価値へと昇華させていきたいと思っています。FNPの哲学を体現する一員として、Logianの持つ知見をフルに注ぎ込み、多様な専門性を持つポート・クルーの皆さんと、時に真面目に、時にクリエイティブに、福岡からおもしろいことを起こしていきます。
▶パス・クルー(会員企業)4社
株式会社CARTA
代表取締役 / 矢田部 美里
CARTAは、九州各地の植物をはじめとるする地域素材をもとに、香りやお菓子などのクラフトプロダクトを生み出す福岡発のブランドです。蒸留や加工の技術を通じて、土地に眠る風土や文化の記憶を現代のプロダクトとして再編集し、地域に新たな価値と産業を生み出すことを目指しています。リジェネラティブ起業家が集う共創拠点「FNP」への参画を通じ、企業やクリエイターとの協働を広げながら、地方から新しい文化経済を育てていきます。
株式会社canvas
代表取締役 / 豊田 翔
フィールズグッドストアというカフェとラルーチェというブランドをやっています、豊田です。今回、みんなで同じ船を作り、漕ぎ出せたこと、とても光栄に思っています。旗を掲げてくれた城野さん、誘ってくれた岩淵くん、ありがとうございます。今回の企画に際し、それぞれから生まれる輝きと、偶然か必然か、化学反応的に生まれる輝きが僕は楽しみです。数十年後、「あそこから始まったね」と言われる、素晴らしいものがたくさん生まれますように。
23株式会社
代表取締役 / 清水 淳史
23(トゥースリー)の清水です。
私たちはクリエイティブの力で、企業や地域の挑戦を社会に届くストーリーへと変換する会社です。多様なバックグラウンドや専門性を持つクルーたちと、FNPを起点に今後起こしていくコラボレーションに今からワクワクしています。ここで生まれる実験や物語を社会へと広げ、福岡・北天神から新しい文化や価値を発信していきたいです。
highlights株式会社
代表取締役 / 下川 大助
ハイライツでは、企業や都市のブランドを考えるときに、その土地にある文化や価値を未来につなげていく「再生型(リジェネラティブ)」の視点を大切にしています。KBCグループのブランディングに関わらせていただいてから3年、「ふるさとWish」などの取り組みを通して、福岡にはまだ知られていない魅力や、次の時代につながる価値がたくさんあることを実感してきました。
FNPが掲げる、地域の文脈を大切にしながら新しい事業や文化を生み出していく考え方にとても共感しています。この場所から新しいアイデアやプロジェクトが生まれ、福岡の未来につながっていくことを楽しみにしています。ここに集まる皆さんと一緒に、面白い共創ができれば嬉しいです。
■FNP共同運営事務局
FNPは、以下の3社による共同体制で運営されます。
■各社代表コメント
・KBCグループホールディングス株式会社 / 取締役(4月1日付で代表取締役社長就任予定) / 宍道 学
KBCグループは「ふるさとWish」で培った地域共創を、FNPでさらに深化させます。放送局のリソースと起業家の熱量を掛け合わせ、肩書きのない「フラットな実験者」として交わる場所です。独自のクレジット制度で失敗を恐れず「0→1」の実務を創出し、天神北から文化と経済が循環する社会を築いていきます。
 
・KBC開発株式会社 / 代表取締役社長 / 篠倉 政昭
KBC開発はFNPの施設を管理するだけでなく、共創を生み出す「触媒」として機能します。KBC会館は完成された場ではなく、自らの手でDIYし、常にアップデートし続ける「余白」を備えた実験場です。既存企業とスタートアップが対等なパートナーとして交わり、ともに社会を再生するビジネスを育てていきたいと考えています。
 
・URBANIX株式会社 / 代表取締役CEO / 岩淵 丈和
FNPは単なる場所貸しではなく、地域や文化に新たな変化を“実装”するための『都市の実験場』として企画しました。KBCグループとの共創により、挑戦を可視化し、価値が連鎖していく循環の基盤をつくります。この場の企画・設計・運営を通じて、リジェネラティブ起業家と共に『地域の新たな可能性』を耕し、事業成長と地域発展を両立するモデルを実現していきます。
 
 
KBCグループは、志を共にするPORT CREWとともに、自治体や民間企業を広く巻き込んだリジェネラティブな共創を非連続的に加速させてまいります。放送局が持つメディアリソースと、各クルーが持つ尖った専門性を融合させることで、地域課題をユニークに解決し、環境・社会・文化を健やかな未来へと導く新たな価値を、ここ福岡の地から次々と形にしてまいります。
■施設概要
住所:福岡市中央区長浜1-1-34 KBC会館2F
■公式HP
https://kbc.co.jp/fnp/