住宅ローン300人調査:不安1位は将来の収入変動76.0%(228人)――未購入層も含めた調査の中で、ペアローンの印象は経験の有無によって受け止め方に差が見られる。経験者は「仕方ない」50.0%(19人)、未経験者は「リスクが高い」37.0%(97人)
 
株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口 梓美)は、住宅購入・住宅ローン(ペアローン含む)に関する意識調査を実施しました。
 
回答者は300人。20代~60代以上の男女を対象に、住宅購入の状況、ペアローンへの印象、不安点、情報収集の実態、自由記述での本音を確認しています。本リリースでは全体300人の結果を中心に紹介し、必要に応じてペアローン経験者38人の傾向も併記します。
 
調査概要:住宅ローンに関する意識調査
調査対象:20代~60代以上の男女
調査期間:2026年1月6日~2026年1月15日
調査方法:インターネット調査
回答者数:300人
性別:女性60.0%(180人)/男性40.0%(120人)
年代:20代18.3%(55人)/30代35.3%(106人)/40代24.0%(72人)/50代15.0%(45人)/60代以上7.3%(22人)
居住地(地方区分):関東30.7%(92人)/近畿22.3%(67人)/中部20.7%(62人)/北海道・東北10.7%(32人)/九州・沖縄10.3%(31人)/中国5.3%(16人)
丸め方ルール:割合(%)は小数1位で四捨五入
 
調査結果サマリー
・住宅購入経験のある人(持ち家・過去に購入経験あり)は46.0%(138人)
・住宅ローン返済中は18.7%(56人)。持ち家だがローンなし(現金購入/完済済み)は14.0%(42人)
・ペアローンは組んだ(返済中/完済含む)が12.7%(38人)。検討したが組まなかった(単独ローン等)は16.3%(49人)
・ペアローンの印象はリスクが高い33.0%(99人)、仕方ない25.3%(76人)、よく分からない28.0%(84人)
・住宅ローンの不安1位は将来の収入変動(転職・病気・育休等)76.0%(228人)
・知りたいことは賃貸か購入、どちらが良いのか16.3%(49人)が最多で、全体的に関心が分散
・情報収集源は不動産会社・住宅展示場・モデルハウス45.0%(135人)が最多。特に情報収集はしていない17.0%(51人)
・情報収集をしていない51人のうち、27人が特に知りたいことはないと回答(情報収集している層より顕著)
 
【結果1】住宅購入の状況:住宅購入経験者は46.0%、現在の住まいは賃貸が29.0%
現在の住まい・住宅購入経験について聞いたところ、内訳は次の通りでした。
 
持ち家(自分名義)で住宅ローン返済中:34.0%(102人)
持ち家(自分以外の名義)に居住(配偶者・親族名義など):23.7%(71人)
賃貸に住んでいる(住宅ローン利用なし):16.3%(49人)
持ち家(自分名義)で住宅ローンなし(現金購入/完済済み):10.0%(30人)
将来的に住宅購入を検討したいが、時期は未定:7.0%(21人)
これから1年以内に住宅購入・ローン契約予定:2.3%(7人)
1-3年以内に住宅購入を検討中:2.3%(7人)
過去に住宅購入・ローン利用経験あり(現在は売却/住み替え済み):2.0%(6人)
その他:1.7%(5人)
社宅・寮に住んでいる:0.7%(2人)
 
持ち家(自分名義)で住宅ローン返済中が34.0%(102人)、持ち家(自分以外の名義)に居住している人が23.7%(71人)となり、全体の半数以上(57.7%)が持ち家に住んでいる構成であることが分かります。

一方で、賃貸住宅に住んでいる人は16.3%(49人)にとどまり、住まいの形態として「購入」が一定の割合を占めている実態が見て取れます。
また、持ち家(自分名義)で住宅ローンなし(現金購入/完済済み)は10.0%(30人)、過去に住宅購入・ローン利用経験がある人も2.0%(6人)おり、住宅購入をすでに経験している層が一定数存在している点も特徴です。
 
今後の住宅購入意向を見ると、1年以内に購入・ローン契約予定が2.3%(7人)、1~3年以内に検討中が2.3%(7人)、時期未定だが将来的に検討したい人が7.0%(21人)となり、将来的な購入検討層も一定数存在しています。
すでに持ち家に住んでいる人が多い一方で、ライフステージや状況の変化に応じて、今後の住宅取得を視野に入れている人も少なくないことがうかがえます。
【結果2】ペアローン経験は12.7%。検討したが組まなかった人は12.3%
ペアローンの利用・検討経験についてきいたところ、以下の結果でした。
 
・ペアローンを組んだ(返済中/完済含む):12.7%(38人)
・ペアローンを検討したが組まなかった(単独ローン等にした):10.3%(31人)
・ペアローンを検討したが、購入/契約自体を見送った:2.0%(6人)
・ペアローンは検討しなかった(単独ローン等):53.7%(161人)
・住宅ローンは利用・検討せず、ペアローンも検討していない:21.3%(64人)
 
 
本調査は、すでに住宅を購入した人に限らず、今後購入を検討している層や、住宅ローン自体をまだ検討していない層も含めた300人を対象に実施しています。そのため、この結果は「購入経験者の判断」だけでなく、購入前段階の意識も含めた全体像を示しています。
 
その中で、実際にペアローンを組んだ人は12.7%(38人)にとどまりました。また、ペアローンを検討したものの、単独ローンを選択した人が10.3%(31人)、購入や契約自体を見送った人が2.0%(6人)となり、検討段階で判断を変えた人も一定数存在しています。
 
一方で、ペアローンを検討しなかった人は53.7%(161人)と半数を超えており、さらに住宅ローン自体を利用・検討しておらず、ペアローンも検討していない人が21.3%(64人)いました。これらを合わせると、全体の約4人に3人が、現時点ではペアローンを具体的な選択肢として捉えていない状況にあることが分かります。
 
この結果から、ペアローンは多くの人が当然に選ぶ制度というよりも、住宅購入を現実的に検討する段階に入ってから、条件や事情に応じて初めて俎上に載る選択肢であることがうかがえます。
 
【結果3】ペアローンの印象:リスクが高い33.0%、よく分からない28.0%。経験の有無で受け止め方に差
ペアローンに対するイメージは次の通りでした。
 
・リスクが高いと思う:33.0%(99人)
・仕方ない(組まざるを得ないと思う):25.3%(76人)
・ペアローンについてよく分からない:28.0%(84人)
・賢い方法だと思う:13.7%(41人)
 
なお、ペアローン経験の有無で印象は大きく異なりました。
 
ペアローン経験者38人の印象
・仕方ない:50.0%(19人)
・賢い方法:44.7%(17人)
・リスクが高い:5.3%(2人)
 
未経験者262人の印象
・リスクが高い:37.0%(97人)
・よく分からない:32.1%(84人)
 
経験者は現実的・肯定的な回答が中心である一方、未経験者ではリスクや理解不足が強く出ています。
経験者の半数が仕方ないと答えている点は、ペアローンが理想的な選択ではなく、現実的な必要性から選ばれている実態を示しています。単独では希望額に届かない、夫婦で働き続ける前提がある――こうした事情が、ペアローンという選択を後押ししています。
 
一方で、賢い方法も4割超を占める点は、実際に組んでみると想定していたよりメリットを感じている可能性があります。借入額が増えた分、希望の物件を買えた、返済が計画通り進んでいる――こうした実感が、肯定的な評価につながっていると考えられます。
 
未経験者でリスクが高いが4割近くを占める点は、ペアローンに対する漠然とした不安が広がっている実態を示しています。離婚したらどうなるのか、どちらかが働けなくなったら――こうした最悪のシナリオが先に浮かび、慎重になっている様子がうかがえます。
 
【結果4】住宅ローンの不安:1位は将来の収入変動76.0%(228人)
住宅ローン(ペアローン含む)で不安・気になること(複数回答)では、以下が上位でした。
 
将来の収入変動(転職・育休・病気など):76.0%(228人)
返済負担の割合や家計管理:47.7%(143人)
離婚・別居など、家族関係の変化:41.7%(125人)
万一の際の保障(団信など):20.0%(60人)
名義・持分・権利関係が複雑そう:18.0%(54人)
住宅ローン自体を考えていない:7.0%(21人)
特に不安はない:3.0%(9人)
 
本設問は複数回答のため単純な順位比較はできないものの、将来の収入や家計の安定性に直結する不安が上位を占めている点が特徴的です。
 
中でも、将来の収入変動(転職・育休・病気など)を挙げた人は76.0%(228人)と突出しており、住宅ローンに対する最大の懸念が、雇用や健康といった個人ではコントロールしにくい要因にあることがうかがえます。長期にわたる住宅ローン返済を見据えた際、収入が継続するかどうかへの不確実性が、強い不安として意識されている状況です。
 
また、返済負担の割合や家計管理を不安視する人も47.7%(143人)と半数近くに達しており、毎月の返済額が生活に与える影響について、現実的な懸念を抱いている人が多いことが分かります。収入の変動だけでなく、日常の家計バランスそのものが不安材料となっている点が特徴です。
 
さらに、離婚・別居など家族関係の変化を挙げた人は41.7%(125人)となっており、家庭内の変化が返済計画に与える影響についても、多くの人がリスクとして認識しています。収入や家計といった経済面の不安に加え、ライフスタイルや家族構成の変化が、住宅ローンの安定性を左右する要因として捉えられていることが読み取れます。
 
【結果5】知りたいこと:最多は「もしもの対応」22.7%。関心は分散
住宅購入・住宅ローンで知りたいこと(単一回答)では、関心が分散しつつも次が上位でした。
 
離婚・別居・収入減など「もしも」の対応:22.7%(68人)
毎月の返済額・家計への影響:22.3%(67人)
特に知りたいことはない:19.7%(59人)
共働き・ペアローンのメリットとデメリット:17.7%(53人)
金利タイプや金融機関の選び方:13.7%(41人)
団体信用生命保険や保障の仕組み:3.3%(10人)
その他:0.7%(2人)
 
最多でも22.7%にとどまり、関心が特定のテーマに集中していない点が特徴です。住宅ローンに関する疑問や不安は一つの論点に集約されるものではなく、複数の観点に分散している状況がうかがえます。
 
中でも、離婚や別居、収入減など、もしもの事態への対応を知りたいとする人が22.7%と最も多く、住宅ローンを長期的な契約として捉えた際のリスク対応に関心が集まっています。返済が順調な場合だけでなく、想定外の出来事が起きた場合にどうなるのかを重視する姿勢が見られます。
 
また、毎月の返済額や家計への影響を挙げた人も22.3%と同程度に多く、将来の出来事だけでなく、日常的な家計への負担について具体的に把握したいと考える人が少なくないことが分かります。住宅ローンを組むかどうかの判断において、返済シミュレーションや家計バランスが重要な判断材料となっている状況です。
 
一方で、共働きやペアローンのメリットとデメリットを知りたいとする人は17.7%にとどまり、ペアローンは多くの人にとって前提条件というよりも、必要性が生じた場合に検討される選択肢として位置づけられていることがうかがえます。
 
さらに、特に知りたいことはないと回答した人も19.7%存在しており、住宅ローンに対する関心や問題意識の強さには一定の幅があることも示されています。
 
【結果6】情報収集は不動産会社・展示場が最多45.0%(135人)。一方で情報収集なしは17.0%(51人)
住宅購入・住宅ローンについて参考にしている情報源(複数回答)は次の通りです。
 
・不動産会社・住宅展示場・営業担当 45.0%(135人)
・銀行や金融機関の公式サイト 41.0%(123人)
・SNSや動画サイト 27.0%(81人)
・家族・友人・知人の体験談 26.3%(79人)
・比較サイトや住宅情報メディア 26.0%(78人)
・特に情報収集はしていない 17.0%(51人)
 
この結果からは、住宅ローンに対する関心の度合いに差があることが読み取れます。情報収集をしていない人は17.0%(51人)おり、そのうち27人は特に知りたいことはないと回答していました。
 
住宅購入や住宅ローンを、現時点では自分ごととして捉えていない層が一定数存在していることを示しています。
 
一方で、情報収集源としては不動産会社や住宅展示場、営業担当が45.0%(135人)と最も多く、銀行や金融機関の公式サイトも41.0%(123人)と高い割合を占めています。
 
対面での説明や公式情報を重視しながら判断している人が多い状況です。
 
動画やSNSを情報源とする人は27.0%(81人)にとどまり、補助的な情報源として活用されている傾向がうかがえます。
 
【結果7】自由記述では返済、不安、ペアローン、金利、収入変動が多く言及
自由記述(300人全員が回答)では、次のようなテーマが目立ちました(文中のキーワード出現ベース)。
 
・返済負担に関する言及:52.7%(158人)
・不安・心配に関する言及:42.3%(127人)
・ペアローンに関する言及:50.3%(151人)
・金利(変動・固定・上昇等)に関する言及:39.0%(117人)
・収入変動(転職・育休・病気等)に関する言及:39.0%(117人)
・離婚・別居に関する言及:23.3%(70人)
 
記述例(自由記述より、一部抜粋)
「ペアローンを組むにあたって、離婚などがあったら…と不安です」
「ペアローンを組みたいが、デメリットを知らないと怖い」
「金利が上がるのではという不安があり…」
「夫婦でローンを組むのは、収入減や離婚などのリスクがあり…」
 
自由記述から浮かび上がるのは、住宅ローンをめぐる複合的な不安です。返済負担、将来の不確実性、ペアローンのリスク、金利変動――これらが複雑に絡み合い、決断を難しくしています。
 
特にペアローンに関する言及が半数を超える点は、この仕組みへの関心と不安の高さを示しています。メリットとデメリットの両面を理解した上で判断したい、でも情報が不足している――この状態の人が多いことがうかがえます。
 
まとめ
本調査では、住宅ローンに関する不安として将来の収入変動が76.0%(228人)で最も多く、返済負担や家計管理、離婚・別居など家族関係の変化といった、生活基盤に直結する要素が上位に挙がりました。住宅ローンの不安は、金銭面だけでなく、将来のライフイベントや家庭環境の変化と強く結びついていることが分かります。
 
ペアローンについては、全体では「リスクが高い」33.0%(99人)、「よく分からない」28.0%(84人)が一定数を占める一方、経験者38人では「仕方ない」「賢い方法だと思う」が大半となり、利用経験の有無によって受け止め方に明確な差が見られました。ペアローンは理想的な選択というより、必要性に応じて選ばれている制度であることがうかがえます。
 
また、情報収集の有無や関心の度合いには個人差があり、住宅購入や住宅ローンがすべての人にとって前提条件となっているわけではない実態も示されました。住宅ローンは長期にわたる契約であり、その間の収入や家族構成の変化が返済に影響するため、不確実性そのものが大きな不安要因となっていることが、本調査全体を通じて浮き彫りになっています。
 
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
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株式会社AZWAYについて
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会社名:株式会社AZWAY
代表者:代表取締役 井口 梓美
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設立:2016年9月
資本金:1,000万円
 
 
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