| ーUPDATE EARTH シンポジウム Summerにて採択プロジェクトの展望を発表ー |
| 大学発のベンチャー企業であるInnoJin株式会社(本社:東京都文京区)は、総務省主導の成長支援プログラム『令和7年度 ICTスタートアップリーグ』において、昨年度に引き続き採択されました。 | ||||||||||||||||
| 本件は、2025年7月11日(金)に開催された一般財団法人 UPDATE EARTH 主催「UPDATE EARTH シンポジウム Summer」にて発表され、同シンポジウム内では、採択プロジェクトの概要と今後の展開についてプレゼンテーションを行いました。 | ||||||||||||||||
| 採択事業の概要 | ||||||||||||||||
| 『VR (バーチャルリアリティ)を用いた小児弱視訓練用プログラム医療機器の開発』 | ||||||||||||||||
| 弱視は、一眼または両眼の視力が十分に発達しない疾患であり、小児における発症率は約1-5%とされています。日本国内には約21万人の弱視患者が存在し、その社会的損失は約2.2兆円にのぼると推計されています。 | ||||||||||||||||
| 治療には、完全矯正眼鏡の装用と、症状によってはアイパッチなどを用いた「健眼遮閉」が一般的です。しかしながら、健眼遮閉の実施には心理的・物理的な負担が大きく、治療の継続が困難になるケースも少なくありません。また、視覚の発達が著しい「感受性期」を逃すと、十分な治療効果が得られなくなる可能性があります。 | ||||||||||||||||
| こうした課題を背景に、InnoJinでは、VR技術を活用した革新的な弱視訓練用プログラム医療機器の開発に取り組んでいます。本製品では、子どもたちが楽しみながら自然に訓練できる環境を提供することで、治療に対する心理的ハードルを下げ、アドヒアランスの向上と治療効果の最大化を実現することを目指しています。 | ||||||||||||||||
| 本支援期間における主な取り組み | ||||||||||||||||
| 本プログラムの支援を受け、当社では以下の重点施策を推進してまいります。 | ||||||||||||||||
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| 今後の展開 | ||||||||||||||||
| 本製品は今後、小児を対象とした本製品の効果に関わる特定臨床研究および検証的医師主導治験を経て、クラスIIプログラム医療機器としての承認・上市を目指します。 | ||||||||||||||||
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従来法に比べて心理的・物理的負担の少ない弱視治療の実現を通じて、 「視力にハンディキャップを抱える子どもがいない未来」の創出に貢献してまいります。 |
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■ ICTスタートアップリーグ 公式サイト:https://ict.startupleague.go.jp/ |
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| ▪️会社概要 | ||||||||||||||||
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InnoJin株式会社 設立: 2020年12月1日 所在地: 東京都文京区本郷2-5-2 本郷福々ビル201号 電話番号:03-6670-8993 企業サイト:https://innojin.co.jp/ |
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| 事業内容: | ||||||||||||||||
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・医療及びヘルスケアに関するITを活用した事業 ・医療及びヘルスケアに関する情報収集、分析及び情報提供 ・医療及びヘルスケアに関するウェブコンテンツ及びデジタルコンテンツの企画、制作、販売 ・医療及びヘルスケアに関するコンサルティング業務 ・医療及びヘルスケアに関する研究 ・教育事業 ・書籍その他印刷物及び電子出版物の企画、制作並びに販売前各号に付帯関連する一切の事業 |
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▪️本件に関するお問い合わせ先 InnoJin株式会社 メールアドレス:cs@innojin.co.jp |
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