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『永遠についての証明』で鮮烈なデビューを果たし、SF、ミステリ、歴史小説など様々なジャンルを越境しながら、重厚な人間ドラマを描いてきた岩井圭也氏。そんな著者が最新作で選んだ舞台は、リングの上。 |
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株式会社新潮社は、岩井圭也さんの青春ボクシング小説『拳の声が聞こえるか』を本日3月18日に刊行致します。既に発売前から書店員さんの間で「今年、さっそく最高の本に出会えた」「小説でしか味わえない感動をもらった」と絶賛の声が相次いでいる話題作。このたび、刊行に際して、無類の格闘技好きとして知られる作家・夢枕獏さんとロンドン五輪ミドル級金メダリストで元WBA世界同級スーパー王者・村田諒太さんから推薦コメントが届きました。 |
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推薦の言葉 |
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ボクシング小説の名品がここに誕生した。読めばわかる |
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――夢枕獏さん(作家)
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ボクサーとは常にハングリーな存在であるが、それは空腹という意味だけではない。求めているのだ。今の自分では足りない、現状では満たされない何かを。まるで自分の内側にぽっかりと空いた穴を埋めるかのように、満たされることのない渇きを抱えながら生きている。本書は、愚直で、時に危うい男性としてのボクサー像を鮮明に描き出している。元ボクサーとして、私は食い入るように読み終えてしまった |
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――村田諒太(元WBAミドル級スーパー王者・ロンドン五輪ボクシングミドル級金メダリスト)
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■あらすじ |
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言葉は喉の奥でつっかえ、想いは胸の底で燻る。五十嵐遼馬は、昔から会話が上手く出来なかった。話そうとすると、喉に鍵が掛かったかのように、言葉に詰まってしまうのだ。地元を捨て、東京で影のように生きる遼馬だったが、ある日、仕事帰りに通りかかった<須郷ボクシングジム>の熱気に引き寄せられ、そのまま入会することに。 |
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当初は、孤独を埋めるようにジムに通っていたが、トレーナーの高矢明から「ボクシングは対話だ」と教わり開眼。リングでの駆け引きを通して、自らの拳(おもい)を主張する喜びに目覚めていく。 |
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プロボクサーとして歩み始めた遼馬の前に立ちはだかるのは、悪霊(ピーポープ)を背負うタイ人ボクサー、サクチャイ・プラガヤット。言葉も国境も超え、互いの存在を懸けて激突する二人の拳。 |
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この世界には、殴り合うことでしか辿り着けない場所がある。読み終えた瞬間、あなたの胸にも熱い何かが込み上げる、魂の青春拳闘小説。 |
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■著者コメント |
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言葉によるコミュニケーションが主流の時代に、言葉ではない対話の形を描きたいと思いました。 |
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永遠にわかりあえないのに、それでも理解しようと試みる姿を見守ってもらえたら幸いです。 |
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■著者紹介:岩井圭也(いわい・けいや)
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1987年生まれ。大阪府出身。 |
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2018年、『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2023 年、『最後の鑑定人』で第 76 回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補、『完全なる白銀』で第 36 回山本周五郎賞候補。2024 年、『楽園の犬』で第 77 回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門候補、『われは熊楠』で第 171 回直木三十五賞候補。2026年、『汽水域』で第28回大藪春彦賞候補、「横浜ネイバーズ」シリーズで第11回吉川英治文庫賞候補。ほか近著に『真珠配列』『あしたの肖像』がある。 |
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撮影・宇佐美亮 |
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■書籍データ |
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【タイトル】『拳の声が聞こえるか』 |
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【著者名】岩井圭也 |
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【発売日】2026/03/18 |
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【造本】四六版三方断ちカバー |
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【定価】2,310円(税込) |
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【ISBN】978-4-10-356411-9 |
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【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/354132/
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『永遠についての証明』で鮮烈なデビューを果たし、SF、ミステリ、歴史小説など様々なジャンルを越境しながら、重厚な人間ドラマを描いてきた岩井圭也氏。そんな著者が最新作で選んだ舞台は、リングの上。