|
|
|
|
|
米国時間3月13日、世界最大級の複合型コンベンション&フェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)」にて、日本のアーティストによるオフィシャルショーケース「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO showcase supported by MUSIC WAY PROJECT」が開催された。本イベントは、2023年の「TOKYO CALLING」から始まり、2024年には「TOKYO CALLING」と「INSPIRED BY TOKYO」の連日開催、そして昨年には両イベントが共同で同日開催と規模を広げ、着実にファンを増やしてきた。和風のイラストが印象的なイベントのアートワークも、「SXSW」に訪れる邦楽ファンの中ではお馴染みになりつつある。4度目となる今年はロックジャンルを中心に、バラエティに富んだ6組のアーティストが集結。本イベントの模様をレポートする。 |
|
|
|
|
|
|
|
今年で40年目という節目を迎える「SXSW」を祝福するかのように、カラっとした晴天が続くオースティン。定刻の19時、Downlight Austin Backyardの野外会場「Global Stage」にシンガーREJAYが登場した。REJAYは、昼に行われた日本貿易振興機構(JETRO)主催の日本カルチャー体験プログラム「SXJP: Infusion Japan」にも出演。そこではアコースティックギターを弾きながら、語りかけるように歌う彼女の歌声に、フロアからは思わず“Such a beautiful voice…”とため息交じりの反応が溢れた。夜のステージでは、心地よい夜風に髪をなびかせエレキギターで披露した「Middle of the night」で、センチメンタルなサウンドが会場を包み込んだ。 |
|
|
|
|
|
|
|
ステージセットはフルバンド仕様へと転換。打首獄門同好会が一曲目の「WAZA」から轟音を鳴らすと、フロアの熱気が炸裂した。スクリーンに映し出されたコミカルなミュージックビデオと歌詞の英訳で笑いを誘い、“もっと英語が話せたらいいのに”という大澤敦史(Vo./Gt.)の想いが正直に綴られた全英詞の最新曲「I wish I could speak English」では、ユーモアたっぷりのパフォーマンスで国境を越えた共感を呼び、“生活密着型ラウドロック”ならではの爆音と爆笑を届けた。 |
|
|
|
|
|
|
|
続くのは、今日がアメリカで初のライブとなる板歯目(バンシモク)。「ウィーアー、板歯目~」と可愛げのある声で自己紹介したかと思えば、次の瞬間には目つきを鋭く変えてギターをかき鳴らす千乂詞音(Vo./Gt.)。そのギャップに驚いた人も多かったはずだ。「オリジナルスクープ」では早くもモッシュピットが生まれ、「地獄と地獄」ではタオルを回して応戦するファンも。ラストの「親切」まで、パンキッシュなライブを見せつけた。 |
|
|
|
|
|
|
|
オルタナティヴロックバンドEnfantsが、洗練されたサウンドスケープで会場の空気を一変させる。“ここに戻って来られて嬉しいです。音楽って、世界共通言語だよな!”と松本大(Vo./Gt.)が話すと歓声が上がり、昨年の「SXSW」に出演した際にオースティンでレコーディングしたという「天国に生まれた僕ら」を披露。バンドが持つ陰と陽のコントラストが交錯し、その世界観を体現してみせた。 |
|
|
|
|
|
|
|
ビッグサイズの緑色のスーツが一際映えるFINLANDSの塩入冬湖(Vo./Gt.)は、前列のオーディエンス一人ひとりと目を合わせながら「ラヴソング」を力強く歌った。その唯一無二の歌声は鋭さと切なさを併せ持ち、胸にキュンと響くパワーで聴く人全てを魅了していく。“素敵な週末が訪れますように、また会いましょう!”と語りかけると「Weekend」でエモーショナルな余韻を会場に残した。 |
|
|
|
|
|
|
|
トリを務めたのは、アイスクリームネバーグラウンド。“暴レンターテイメントバンド”の名に恥じることなく、初っ端の「リビングステッパーズ」でらんご(Vo.)が煽ると、フロアはツーステップの嵐に。アメリカ初ライブとは思えないほどの熱量で、サークルモッシュやヘッドバンギングが次々と巻き起こった。SNSフォロワーの半数がアメリカのオーディエンスだというこのバンドの、脅威的な支持率にも頷けるステージだった。 |
|
|
|
今年の「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO 」は、J-ROCKの多面性を存分に感じさせる一夜だった。単なる演奏の場にとどまらず、歌詞やパフォーマンスを通して、日本人のデイリーライフやカルチャーを音にのせてプレゼンテーションするような、まさに“ショーケース”と呼ぶにふさわしい場であった。会場では日本からの訪問者や現地の業界関係者が交流し、アーティスト同士がつながる瞬間も見受けられた。また、ライブパフォーマンスがオーガナイザーの目に留まれば、会期中の他のライブへの出演機会にも結びつくこともある。SXSWは、行くだけでは終わらない。現地でこそ真価が問われる、ライブ感あふれる舞台なのだ。 |
|
|
|
Text by Megumi Hamura |
|
|
|
Set List |
|
Mar. 13th (Fri.) @Downright Austin |
|
|
|
REJAY |
|
1.Meant to Be |
|
2.Remedy |
|
3.Shaky |
|
4.HAZY (Prod. A.G.O) |
|
5.Love you still |
|
6.Too Late |
|
7.Stand up |
|
8.Middle of the Night |
|
|
|
打首獄門同好会 GOKUMON (Uchikubi Gokumon Doukoukai) |
|
1.WAZA |
|
2.筋肉マイフレンド Kinniku my friend |
|
3.はたらきたくない Hatarakitaku nai |
|
4.布団の中から出たくない Futon no naka kara detakunai |
|
5.I wish I could speak English |
|
6.島国DNA Shimaguni no DNA |
|
7.日本の米は世界一 Nihon no kome wa sekai ichi |
|
|
|
Banshimoku |
|
1.Original Scoop |
|
2.Jigoku to Jigoku |
|
3.Chicchai Kamakiri |
|
4.FREEMAN |
|
5.Slump Maker |
|
6.Shizumu! |
|
7.Orgel |
|
8.Shinsetsu |
|
|
|
Enfants |
|
1.Kid Blue |
|
2.HYS |
|
3.Punk Head |
|
4.デッドエンド Dead End |
|
5.天国に生まれた僕ら When We Were In Heaven |
|
6.Play |
|
7.星の下 Born Under |
|
|
|
FINLANDS |
|
1.Cut |
|
2.HEAT |
|
3.Love Song |
|
4.Stranger |
|
5.Weekend |
|
6.Ballad |
|
|
|
ISCREAM NEVER GROUND |
|
1.リビングステッパーズ Living steppers" |
|
2.エンドレスリレー Endless Relay |
|
3.JOSHOビーツゲーム JOSHO BEATS GAME |
|
4.H.I.I.T |
|
5.2ステ3フン4ローイング 2STEP3FUN4LLOWING |
|
6.夏フェス参戦ロードウェイ Natsu Fest Sansen Roadway |
|
|
 |
|
|
|
開催概要 |
|
タイトル |
|
TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO showcase |
|
supported by MUSIC WAY PROJECT |
|
日時 2026年3月13日(金)19:00 START(AUSTIN現地時間) |
|
会場 Global Stage @ Downright Austin Backyard |
|
|
|
出演アーティスト |
|
アイスクリームネバーグラウンド |
|
Enfants |
|
打首獄門同好会 |
|
板歯目 |
|
FINLANDS |
|
REJAY |
|
|
|
企画制作 |
|
FRIENDSHIP. |
|
LD&K, Inc. |
|
The Orchard Japan |
|
Spincoaster, Inc. |
|
TuneCore Japan KK |
|
|
|
【CEIPA × TOYOTA GROUP “MUSIC WAY PROJECT” とは】 |
|
|
|
|
|
|
|
コロナ禍によるライフスタイルの変化や、ストリーミングビジネスの伸長により、エンタテインメント コンテンツの市場規模は拡大しています。また、日本文化の存在感も国際的に注目されつつあり ます。 これらが世界中の人々を熱狂させ始めている今、 日本のコンテンツをもっと世界に発信すべく、 日本音楽の未来を切り開いていく若者たちが進む「道」を共創し、本質的な日本音楽のグローバ ル化‧持続的な成長を推進する。それが「MUSIC WAY PROJECT」です。 「日本の音楽が世界をドライブする」を合言葉に、若き才能がもっと活躍する為の場を提供してまいります。 |
|