|
株式会社ニトリ(本社:北海道札幌市、代表取締役会長兼社長:似鳥 昭雄)は2025年、「モンゴルの子どもを熱傷事故から守る生活環境改善プロジェクト」(代表:筑波大学医学医療系 市川 政雄 教授)に協力するため、モンゴルのゲル地区で多発する小児熱傷事故を防ぐためのキッチンラック(非売品)を開発しました。 |
|
|
|
モンゴルでは伝統的住居「ゲル」に暮らす家庭が多く、調理器具(特に電気鍋や電気ポット)が床に置かれることから、乳幼児の重症熱傷事故が多発しています。世界的にも熱傷は途上国で多く発生し、モンゴルの小児熱傷死亡率は先進国の約14倍にのぼります。「モンゴルの子どもを熱傷事故から守る生活環境改善プロジェクト」(代表:筑波大学医学医療系 市川政雄教授、2020年~)における調査では、ゲル内での調理器具利用環境の改善が事故防止に寄与することが明らかとなりました。(※) |
|
|
|
|
|
|
この調査結果を踏まえ、ニトリは「暮らしの豊かさを世界の人々に提供する」という企業理念(ロマン)のもと、「事故防止のためのキッチンラック開発」をおこないました。 |
|
|
|
安全性・耐久性・使い勝手を追求しつつ、現地の声を反映したプロトタイプを開発。事故防止機能(調理器具のはめ込み構造、丸角設計、コンセント穴等)を盛り込んだキッチンラックが完成しました。 |
|
|
|
|
|
120世帯への配布・設置 |
|
|
|
2025年10月6日、モンゴル・ダルハン市にてキッチンラックの納品式典が開催されました。キッチンラックはモンゴルの大手通信事業者Mobicom社とダルハン市の資金援助のもと、現地で暮らす0~2歳の子どもがいる120世帯を対象に配布。保護者向けには家庭内での事故予防に関する情報提供や、安全な調理器具の使い方の指導もあわせて実施されました。 |
|
|
|
|
|
|
|
効果と喜びの声 |
|
|
|
|
|
|
|
納品後、各家庭では調理器具やポットの安全な配置が実現。現地からは「家庭内の安全意識が高まり、保護者からも安心して子育てができる」と好評の声が寄せられています。また、波及効果として「保護者が日常的に事故予防を意識するようになった」「実際に危険な場面が減った」「地域社会全体の子どもの安全に関する情報共有が進んだ」などが挙げられています。 |
|
|
|
ニトリは今後も暮らしの豊かさを世界に提供してまいります。 |
|
|
|
※Gunsmaa G, Shono A, Price PE, Kondo M, Hebron C, Potokar T, Ichikawa M. Parental acceptance and willingness to pay for a newly designed kitchen rack to reduce paediatric burns. Burns. 2022 Mar;48(2):381-389. |
|
Gunsmaa G, Price PE, Potokar T, Ichikawa M. Solution-oriented research for paediatric burn prevention in Mongolia: An assessment of prevention tools. Burns. 2022 Sep;48(6):1509-1515. |
|
株式会社ニトリ(本社:北海道札幌市、代表取締役会長兼社長:似鳥 昭雄)は2025年、「モンゴルの子どもを熱傷事故から守る生活環境改善プロジェクト」(代表:筑波大学医学医療系 市川 政雄 教授)に協力するため、モンゴルのゲル地区で多発する小児熱傷事故を防ぐためのキッチンラック(非売品)を開発しました。