| 恋? 推し? 信仰? 執着? 触れられない「誰か」に焦がれたことのあるあなたへ捧げる、どうしようもなく屈折してどこまでも透き通った、かけがえのない愛の物語。 |
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| 株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、中原中也賞受賞の気鋭詩人、水沢なおの最新小説『こんこん』を2026年3月27日に刊行いたします。 | |||||||||||||||||||
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| 気鋭詩人が紡ぐ「中の人」への切実な愛 | |||||||||||||||||||
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著者・水沢なおは、これまで現代詩手帖賞、中原中也賞を受賞し、2024年には「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選ばれ「現代詩界のホープ」と称される最注目の詩人です。更に、初の小説『うみみたい』(2023年小社刊)で、その繊細な感覚、研ぎ澄まされた言葉で紡がれた世界観が多くの読者を魅了、各紙誌より高く評価され、以来新たな小説刊行を心待ちにされていた存在です。 |
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| 新作『こんこん』は、隣県のテーマパークへ静岡から車で二時間半かけ通い詰める女性・青井まどが、きつねの着ぐるみ「こんこん」とその「中の人」へ寄せる孤独で純粋な愛のゆくえを描いた作品。文芸誌「文藝」掲載直後より、SNS上には共感、感嘆の声が続々と寄せられ、多くの文芸時評・季評で取り上げられるなど話題を呼んだ表題作に加え、書き下ろしとして掌篇小説「水滴のシール」、詩篇「水色の家」を収録した待望の単行本となります。 | |||||||||||||||||||
| 触れられない「誰か」に焦がれたことのあるあなたへ捧げる、どうしようもなく屈折してどこまでも透き通った、かけがえのない愛の物語。編集担当者が「『推し活』や『ぬい活』も普及した現代において、『こんこん』は多くの読者の心に刺さるものであり、本作が“生涯の一冊”となる読者の存在を確信しています」と断言する珠玉の一冊を、ぜひご堪能ください。 | |||||||||||||||||||
| 表題作「こんこん」あらすじ | |||||||||||||||||||
| 〈いまのわたしをかたちづくっているのは、顔も、名前も知らないあなた。あなただけ――〉 | |||||||||||||||||||
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テーマパークの“雪のようで、湧き水のようなきつね”の着ぐるみ「こんこん」を愛するまど。 その「中の人」を見つけ出そうと、「着ぐるみに入れる体格」という条件でマッチングアプリを始め、低身長コンプレックスの男性・ひらくと出会うけれど……。 |
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| 最果タヒによる推薦コメントが到着! | |||||||||||||||||||
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| 全国書店員より共感、絶賛の声が続々! | |||||||||||||||||||
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| 『こんこん』応援書店で購入すると限定ステッカーがもらえる! | |||||||||||||||||||
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| 著者紹介 | |||||||||||||||||||
| 水沢なお(みずさわ・なお) | |||||||||||||||||||
| 1995年、静岡県生まれ。詩人。 | |||||||||||||||||||
| 2016年、第54回現代詩手帖賞。2020年、第一詩集『美しいからだよ』(思潮社)で第25回中原中也賞。ほか著書に第二詩集『シー』(思潮社)、小説集『うみみたい』(河出書房新社)。 | |||||||||||||||||||
| 書誌情報 | |||||||||||||||||||
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っと探している。そこにいるのに、姿もかたちも知らない、水が時間をかけてかたちづくら
れたような、そのたったひとりを、ずっと探している。
〈いまのわたしをかたちづくっているのは、顔も、名前も知らないあなた。あなただけ――〉
きみを愛することが、きみのために少しもならないとしたら、私は私の愛情を抱えて、この愛情がどこまでも膨らんで、孤独も嫉妬も埋め尽くして、そうして愛にすがりつくことなどできないほどに、愛そのものになるまで、きみを愛し続けるだろう。
推しへの想いを綴った言葉たちのあまりの透明度、その結晶の美しさに圧倒されました。
傷つきたくない、嫌われたくない、汚したくない、汚されたくない、無条件で愛されたいし、無限に愛したい。でも責任は取りたくない。
肉体的なものではない、もっと奥の愛の根源に触れたい。でも世間はそれを簡単には許してはくれない。
年齢を重ねれば重ねるほど、自分の好きなものを純粋に好きと言いにくくなる世の中はとても息苦しい。綺麗でかわいくて大好きなものに囲まれたまま年を取って、ゆっくり死んでいきたいなと思いました。――海老原歩未(紀伊國屋書店 新宿本店)
「わたしは、かわらずのいしを撫で続けているトゲピーだから。」
キラキラはいつまでも永遠で、生身の人間との恋は生々しく残酷だ。
まどがいつまでも可愛いものが好きで、こんこんを見ていられますように。
近くなればなるほどあやふやになってしまう愛の形とその距離。今を満たして、これからを約束してくれる存在を求める気持ちはきっと誰の心にもあるんだと思った。
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