独自の水素貯蔵カードルで容量を可変化。従来の蓄電池では実現できない、1週間使える小型一体型水素電池システムを東京ビッグサイトで実機展示
 
森の水素電池
シントク株式会社(本社:長野県諏訪市、代表:小坂紳之介)は、2026年3月17日より東京ビッグサイトで開催されるSMART ENERGY WEEK【春】2026において、小型一体型水素電池システム「森の水素電池」を出展しております。
 
本展示では、独自の水素貯蔵カードルを組み合わせることで、電力の“使用可能時間”を拡張できる小型水素電池システムを、東京で初めて実機公開します。従来の蓄電池では数日で尽きる電力に対し、1週間単位で確保できる新たなエネルギーのあり方を提案します。
 
 
■ 開発の背景と経緯
 
シントク株式会社は、長野県諏訪地域において精密加工技術を基盤に事業を展開してきました。近年、再生可能エネルギーの普及や災害対策への関心の高まり、中東情勢悪化による石油価格の高騰を背景に、「電源を必要な場所で持続的に確保できる仕組み」の重要性が増しています。
 
一方で、従来の蓄電池は容量に制約があり、特に天候に左右される太陽光発電との組み合わせでは、数日間発電できないだけで電力が枯渇する課題がありました。また、リチウムイオン電池などの大容量化にはコストや重量の増加といった制約も伴います。
 
こうした課題に対し、同社は“単に電気をためる”のではなく、“エネルギーを時間として蓄える”という発想から、水素を活用した小型一体型システム「森の水素電池」の開発を進めてきました。
 
 
■ 「森の水素電池」の特徴
 
本システムは、水素の生成・貯蔵・発電を組み合わせた小型一体型電源です。
最大の特徴は、独自の「水素貯蔵カードル」によって、電力の使用可能時間を柔軟に拡張できる点にあります。
 
従来のリチウムイオン蓄電池では、容量を増やすためには"高額な中身"である"電池セル"そのものを増設する必要があり、コスト・重量ともに増加します。一方、水素の場合はボンベのみを増やし、エネルギーを水素に変換して後から“中身”として蓄えることができるため、システム構造を大きく変えることなく、貯蔵容量を拡張することが可能です。
 
これにより、
・ 数日で尽きる従来蓄電池に対し、1週間単位での電力確保
・ 用途に応じた段階的な容量拡張
・ 災害時やオフグリッド環境での長時間利用
 
といった新たな電源の使い方を実現します。
 
 
■ 想定される活用シーン
 
「森の水素電池」は、以下のような用途での活用を想定しています。
・ 災害時の非常用電源
・ 建設・土木現場での仮設電源
・ 山間地域・離島などのオフグリッド環境
・ イベントや屋外活動における移動型電源
 
電源インフラに依存しない、止まらない電源”としての活用が期待されています。
 
 
■ 展示会概要
 
・ 展示会名:SMART ENERGY WEEK【春】2026(スマートエネルギーWEEK)
・ 会期:2026年3月17日(火)~3月19日(木)
・ 時間:10:00~17:00
・ 会場:東京ビッグサイト(東・南ホール)
・ 小間番号:W16-55
・ 主催:RX Japan株式会社
 
本展示会は、水素・燃料電池、太陽光発電、蓄電池、スマートグリッドなど、再生可能エネルギー分野の最新技術が一堂に集結するエネルギー総合展です。
 
シントク株式会社は、本展内の水素・燃料電池分野において、小型一体型電源システム「森の水素電池」を展示いたします。
 
▼出展者詳細ページ
https://www.wsew.jp/spring/ja-jp/search/2026/directory/directory-details.org-e25487a7-afc8-4b8a-b3b2-7c7b7ce8b558.html#/
 
会場では、実機展示に加え、水素貯蔵カードルを含めたシステム構成や具体的な導入イメージについてもご案内いたします。
 
 
■ 会社概要
 
シントク株式会社
〒392-0015 長野県諏訪市大字中洲566-7
代表取締役社長 小坂 紳之助
事業内容:半導体・液晶・有機EL・IT・工作機械・自動車・食品・医療・電池・物流・検査・繊維などの部品製造、金属部品の製造、組立
設 立:1975年(昭和50年)8月1日
従 業 員:70名
会社HP https://shintoku.co.jp/
 
 
■ お問い合わせ先
 
シントク株式会社P2G2L開発室
インターネット経由 https://shintoku.co.jp/contact/
TEL 0266-70-1040 (受付時間8:00~17:30)