先行導入店舗でスタンプ完走率約7割を実証、来店者の回遊行動をデータで可視化
Supership株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:稲葉 真吾、以下、Supership)は、店舗型リテールメディアソリューション「Supership Touch Gift(以下、タッチギフト)」において、「店内スタンプラリー機能」の本格提供を開始いたします。
 
本機能は、店舗内の複数箇所に設置されたNFCタグ内蔵の什器にスマートフォンをタッチするだけで、デジタルスタンプを獲得できる店内スタンプラリー体験を提供するものです。来店者の店内回遊を自然に促進し、普段は素通りしてしまう売場への誘導や商品との新たな接点の創出を実現します。
 
先行して導入した大手量販店での施策においては、スタンプラリーに参加した来店者のうち約7割が複数のチェックポイントを巡回し特典獲得に至るなど、高い完走率を記録しており、来店者のエンゲージメント向上に大きく寄与する結果が得られています。
 
■背景:リテールメディアに求められる「行動データの粒度」
店舗を活用したリテールメディアへの注目が高まる一方、その成長には課題も指摘されています。広告主が施策への投資判断を下す際に求められるのは、その施策がユーザーの購買行動にどの程度貢献したかを正確に把握・推定できる、詳細かつ十分な量のデータです。
 
しかし、従来の店舗施策では、来店者の行動を十分な精度で取得・還元することが難しく、広告主が納得できる水準の効果検証を提供できないという構造的な課題がありました。
 
こうした中、店内スタンプラリー機能が実現するのは、“デジタルに証明可能”な店舗内送客です。NFCタッチにより「誰が、どの売場に、どの順序で、いつ来訪したか」を行動ログとして記録できるため、売場単位の送客実績を広告主に還元することが可能になります。
 
加えて、従来の紙ベースのスタンプラリーでは困難であった効果測定を仕組みとして解決しながら、QRコード方式で課題となるカメラ起動の手間も、NFCのワンタッチ操作により解消しています。
■「店内スタンプラリー機能」とは
「店内スタンプラリー機能」利用イメージ
来店者は、店舗を訪れてから以下のような流れで本機能を体験できます。
1.
スタンプラリーへの参加:来店者が店内に設置されたNFCタグ内蔵什器にスマートフォンをかざすと、スタンプラリーの画面が起動し、デジタルスタンプを獲得できます。
2.
店内回遊によるスタンプ収集:各売場や商品棚前に配置された複数のチェックポイントを巡回しながら、NFCタグにタッチしてスタンプを集めていきます。
3.
全スタンプ収集・特典獲得:すべてのスタンプを集めると、クーポンなどの特典が即時発行されます。ギミック抽選(ルーレット、スクラッチなど)を組み合わせることも可能です。
4.
特典利用による購買:獲得した特典はその場で利用することができます。
アプリのダウンロードや会員登録は不要で、スマートフォン保持者であれば誰でも参加可能です。来店者にとってストレスフリーな体験でありながら、店舗側は各チェックポイントでのタッチデータを通じて、来店者の回遊行動をリアルタイムに可視化することができます。
■「店内スタンプラリー機能」の特長
1. “単発キャンペーン”ではなく常設の“回遊促進基盤”として設計
本機能は、テーマやブランドを期間ごとに入れ替えられる構造を採用しており、単発の販促施策にとどまらず、小売企業の広告商品としての継続運用が可能です。
 
複数のチェックポイントを店舗内の各売場や商品棚前に設置することで、来店者を自然に各エリアへ誘導し、滞在時間の増加や通常は訪れないエリアへの回遊を促進します。また、売場と店舗オペレーションを損なわない運用設計で、導入のハードルを抑えています。
2. 特典付与による購買促進と、メディアとしての売場価値向上
スタンプをすべて集めると、その場で利用可能な自社クーポンなどの特典が即時発行されます。ゲーミフィケーションの要素を取り入れることで、来店者の参加意欲向上から特典利用による購買促進までを一貫して実現。来店者へのインセンティブ付与による購買促進と、店舗をメディアとして活用することによる売場価値の向上を両立させます。
3. 来店者の回遊行動をデータで可視化
各チェックポイントでのタッチデータを通じて、来店者がどの売場をどの順序で巡回したかを行動ログとして記録・可視化します。施策の効果測定や改善をデータドリブンで実施できる環境を広告主・リテール事業者の双方に提供します。
■先行導入の成果
本機能の本格提供に先立ち、大手量販店において先行的にスタンプラリー施策を実施いたしました。同施策では、商品棚にチェックポイントとなるタッチポイントを複数設置し、来店者が店内を回遊しながらスタンプを収集、全スタンプの獲得後に限定特典を受け取れる仕組みを展開しました。

その結果、スタンプラリーに参加した来店者のうち約7割が途中離脱することなく全スタンプを収集し、特典を実際に利用するという高い完走率を記録しました。
一般的なデジタルキャンペーンではステップが増えるほど離脱率が高まる傾向にありますが、NFCのワンタッチという直感的な操作性とスタンプ収集のゲーミフィケーション体験が、来店者のモチベーション維持に大きく寄与しています。

また、あるチェックポイントから次のチェックポイントへ移動した割合を示す回遊率は9割以上に達しており、来店者がスタンプ収集を目的に複数の売場を積極的に巡回する行動が確認されています。通常は立ち寄らないエリアへの回遊が促進され、売場接点の拡大や滞在時間の増加につながっています。
 
さらに、発行された特典の利用率も9割以上と高い水準であり、特典を起点とした購買機会の創出が効果的に機能することが実証されています。
■活用シーン
「店内スタンプラリー機能」は、スーパーマーケットやGMS、家電量販店、ディスカウントストアなど幅広い業態での活用が想定されます。各売場やフロアを巡るスタンプラリーによる店内回遊の促進に加え、ショッピングモールや商業施設では複数テナントをまたぐ回遊施策としても展開可能です。

さらに、メーカー商品の棚前にチェックポイントを設置することで、メーカー協賛型のキャンペーンとして展開でき、リテール事業者にとっては新たな広告収益機会の創出にもつながります。
■今後の展望
Supershipは、「店内スタンプラリー機能」の本格提供を通じて、来店者の行動データに基づく「店舗のメディア化」を加速してまいります。蓄積されるタッチデータや回遊ログを活用し、施策の継続的な改善サイクルを確立することで、ユーザー体験の高度化と店舗運営の最適化を同時に実現します。

また、協賛型キャンペーンなど、メーカー企業との共創による新たな購買体験の創出にも取り組んでまいります。店内スタンプラリーを、メーカーとリテール事業者が連携する新たな広告商品として育てることで、リアル店舗の役割を再定義し、双方にとって持続的な価値を生み出す店舗型リテールメディアの構築を目指します。
■サービスに関する問い合わせ
本機能の詳細や導入に関するご相談は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
■Supership Touch Giftとは( https://supership.jp/business/touchgift/ )
「Supership Touch Gift(タッチギフト)」は、スマホタッチを起点に、スタンプやクーポンを即時提供できる店舗型リテールメディアソリューションです。NFCによる物理的なタッチ認証で、不正リスクを防ぎながら、安全かつスムーズな来店体験を実現します。自社アプリやLINEミニアプリ、Webなど多様な導線との連携により、"見えなかった来店データ"を可視化。さらに、取得データをCRMやCDPと統合することで、パーソナライズされたOne to Oneマーケティングの展開により、顧客体験とリテールビジネスの成果向上に貢献します。
 
サービスの詳細は動画をご覧ください。
【よくわかる】Supership Touch Gift(タッチギフト) 5つの特長
<関連コンテンツ>
サービス紹介動画
【だいたい1分半でわかる】「Supership Touch Gift(タッチギフト)」とは?
https://www.youtube.com/watch?v=8mk_zC7_J_g
タッチギフト解説記事
オンオフデータをシームレスに連携!店舗型リテールメディア「Supership Touch Gift」とは?
https://supership.jp/magazine/product/12894/
<Supershipのリテールメディアソリューションラインアップ>
店舗アプリ/ Web向けサービス
店舗型リテールメディアソリューション「Supership Touch Gift(タッチギフト)」
https://supership.jp/business/touchgift/
ECサイト向けソリューション
サイト内検索エンジン「Supership Search Solution(S4)」
https://www.s4p.jp/products
サイト内商品広告「S4Ads」
https://www.s4p.jp/s4ads
サイト内商品レコメンドエンジン「S4Recommend」
https://www.s4p.jp/recommend
【Supership株式会社について】https://supership.jp/
Supership株式会社は、正確なデータとデータ利活用の知見、国内屈指の広告配信技術を基にした企業のデジタルマーケティングを支援する「マーケティングソリューション事業」と、顧客企業の生活者への接点に対して、データを用いたCX向上や新しいマネタイズ機会の創出を支援する「データソリューション事業」を展開するデータテクノロジーカンパニーです。
データとテクノロジーの力で世の中の解像度をあげ、新たな価値をパートナーとともに共創します。
 
事業内容:デジタルトランスフォーメーション事業(マーケティングソリューション事業、データソリューション事業)
所在地:東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング 東棟11階
代表者:代表取締役社長CEO 稲葉 真吾

(以下、タッチギフト)」において、「店内スタンプラリー機能」の本格提供を開始いたします。