― 参入から高度化まで、地域密着モデルを全国展開 ―
2022年から成長率1137%を記録し、電力会社上位40社の中で成長率第1位となった[1]オクトパスエナジーは、福島ガス株式会社(以下、福島ガス)および東京ガス山梨株式会社(以下、東京ガス山梨)と電力販売に関する提携を開始しました。浜田ガス、出雲ガスに続く地方ガス会社との連携拡大となります。
全国には約200の地方都市ガス事業者が存在し、その多くが地域密着型の経営を通じてエネルギー供給を支えています。一方で、電力自由化以降、電力事業への参入や高度化には、初期投資やシステム整備の負担が課題となってきました。
 
オクトパスエナジーは、デジタル基盤「Kraken」と再生可能エネルギー由来の電力供給を組み合わせることで、地方ガス会社の電力事業を「参入から高度化まで一気通貫で支援する」モデルを展開しています。
 
[1]データ出展:資源エネルギー庁電力調査統計表【3-(1) 電力需要実績】の2022年1月から2024年12月までの低圧電灯の電力需要(kWh)
※「電力会社上位40社」は、2024年1月~2024年12月の低圧電灯の電力需要合計値の上位40社
※「成長率」は、「2024年1月~12月の低圧電灯の電力需要合計値」と「2023年1月~12月の低圧電灯の電力需要合計値」を「2022年1月~12月の低圧電灯の電力需要合計値」で割り算して計算
 
 
提携の概要
福島ガス:電力事業への新規参入を支援
福島ガスはこれまで電力事業を展開していませんでしたが、本提携により電力事業へ参入します。決め手となったのは、「Kraken」によるスピーディーな事業立ち上げと、再生可能エネルギーを含む多様な商品ラインナップの提供です。
 
本件は、検討開始から約4か月という短期間で提携に至りました。大規模なシステム改修を伴わず、効率的に立ち上げられる仕組みにより、スピード感のある参入を実現しています。従来、電力事業参入にはシステム準備や運営体制構築などの初期投資が課題となっていましたが、本モデルではその負担を大幅に軽減し、地域ガス会社が本業に集中しながら電力事業を展開できる環境を整えています。
 
さらに、再生可能エネルギーを含む環境価値の高い商品ラインナップにより、地域に根差した提案力を高め、既存事業との相乗効果を生み出します。お客さまは、信頼できる地元ガス会社を通じて、価格競争力と再エネ価値を両立した電力を選択できるようになります。
 
● ガス供給エリア:福島市、伊達市
● 電力供給エリア:東北電力エリア
● 現在のガス供給件数:約4万2千件
 
東京ガス山梨:電力事業の高度化を推進
東京ガス山梨は既に電力小売事業を展開していますが、本提携により、電力事業を次のフェーズへと進化させます。「Kraken」を活用することで、料金設計や商品開発の柔軟性を高め、オール電化世帯や太陽光発電保有世帯向けなど、より付加価値の高いメニュー展開を可能にします。
 
既存の電力小売を単なるサービス提供にとどめるのではなく、環境価値の高い商品ラインナップを強化し、既存顧客基盤への提案力を高める「高度化モデル」として位置づけています。これにより、地域における電力サービスの選択肢を広げるとともに、既存事業との相乗効果を最大化します。
 
● ガス供給エリア:甲府市、中央市、甲斐市、南アルプス市、中巨摩郡昭和町
● 電力供給エリア:東京電力エリア
● 現在のガス供給件数:約3万件
 
地域における意義
東北・関東エリアはいずれも再生可能エネルギー導入が進む地域です。一方で、地域で生み出された電力が都市部へ流出する構造も続いています。
本提携は、地域に根差したガス会社を通じて再生可能エネルギー由来電力を提供することで、地域内でのエネルギー循環を促進し、地産地消型のエネルギーモデルを拡張する取り組みです。価格競争力と再エネ価値の両立を図りながら、地域経済とエネルギー転換の双方に貢献してまいります。

地方ガス会社との連携モデルを全国へ
オクトパスエナジーは、単なる電力供給パートナーではなく、地方ガス会社の電力事業を支えるプラットフォームとしての役割を担っています。
参入支援から高度化支援までを一気通貫で提供するモデルを強みに、今後も地域密着型エネルギー事業者との連携を拡大し、再生可能エネルギーの普及と地域経済の活性化を両立するモデルを全国へ展開してまいります。
 
 
オクトパスエナジーについて
オクトパスエナジー(本社:英国)は、テクノロジーを活用してグリーンなエネルギーを低価格で提供し、透明性のあるサービスを通じてお客さま体験を変革することを使命としています。2016年に英国で事業を開始し、わずか9年で世界約1,000万世帯に再生可能エネルギー由来の電力を提供しています。
 
現在、日本を含む英国、ドイツ、ニュージーランド、米国、スペイン、イタリア、フランスの8か国で電力小売事業を展開しています。日本では、2021年に東京ガスとの合弁会社を設立し、事業を開始しました。
 
日本においては、事業開始から4年で契約件数50万件を突破するなど急速に成長を続けており、お客さまの86%が「電気代が安くなったと実感」しているほか、Googleレビューでも★4.4の評価を獲得するなど、生活者視点に立ったサービス設計が支持されています。
 
公式サイト:https://octopusenergy.co.jp/
公式ブログ:https://octopusenergy.co.jp/blogs