児童書出版社、 株式会社岩崎書店(代表取締役社長:小松崎敬子、本社:東京都文京区)は、『かむ犬、うなる犬─犬たちが傷ついた犬を癒していく』(太田京子・著)を2026年3月17日に配本します。
「譲渡不適切犬」とされ、殺処分の対象になってしまう犬たちを保護する施設
かんだり、うなったりして、凶暴で手に負えない犬は「譲渡不適切犬」として殺処分の対象になります。齊藤洋孝さんは、一匹でも殺させないという思いから、「わんずふりー」という保護団体を立ち上げました。
この施設では、犬たちをしつけるのではなく犬社会の中ですこしずつ癒していきます。
さいごまでこの施設で生きる犬もいれば、もとの飼い主に戻る犬、あたらしい家族に出会う犬など様々です。
その現場を丁寧に取材した児童向けのノンフィクション。
 
「わんずふりー」は、「坂上どうぶつ王国」のテレビ番組でも放送され話題に! 
フジテレビ系列『坂上どうぶつ王国』では、わんずふりーで懸命にリハビリを行う犬たちの様子や、その活動の裏側が数回にわたり紹介されています。
 
●内容紹介
かんだり、うなったりして「譲渡不適切犬」とされ、殺処分の対象になってしまう犬たち。
「悪いのは、君たちじゃない」
その思いから保護団体「わんずふりー」を立ち上げ、犬たちを“しつけ”で従わせるのではなく、
犬の社会の中で少しずつ癒していく齊藤洋孝さんの活動を追ったノンフィクションです。
 
スタッフは犬? 犬たちが犬たちを救う!
「わんずふりー」のスタッフは犬! リーダー犬「ねねじ」、サブリーダー「とらじろう」、女子リーダー「さくら」、心の相談室長「じぇりー」などなど、どんなに荒々しかった犬も、仲間の犬たちと過ごす中で表情が変わっていきます。この施設では、犬たちが犬たちを救うのです。
 
新しい家族と出会う犬。元の飼い主のもとへ戻る犬。そして、最後まで施設で生きる犬。
それぞれの命の物語が、静かに、まっすぐに胸に迫る、命を考える感動のノンフィクション。
巻頭カラーページ
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もくじ
はじめに
第1章 なぜ、齊藤さんは「咬傷犬」を救いたいと思ったのか
第2章 傷ついた犬との向き合い方
第3章 齊藤さんの「心」の授業
第4章 「新入りくん」続々入所
第5章 犬の幸せって、なんだろう?
第6章 保護は続く、「咬傷犬」が、いなくなるまで
第7章 写真で見る変化……これって同じ犬?
第8章 お別れのとき
第9章 次にめざすこと
おわりに
 
犬たちを見つめる齊藤さんの目は、いつもおだやかです。
人をまったく信じることができない犬や、追い詰められ、おびえている犬が、齊藤さんを何度かんでも、決してむやみにどなったり、たたいたりしない。
「どうしてかむの? そんなこと、やめて」
と、心から、その子に向かって、思いを伝える。
(本文より)
 
●書誌情報
書名:かむ犬、うなる犬
   ─犬たちが傷ついた犬を癒していく
著者:太田京子
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,650円(本体1,500円+税)
判型:A5判・168ページ
対象年齢 小学校高学年くらい~
配本日:2026年3月17日
発売日:2026年3月19日
ISBN:978-4-265-84070-0
岩崎書店商品ページ:https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10158738.html
商品紹介動画:https://www.youtube.com/shorts/ujElGRIc_mk
 
●著者紹介
太田京子(おおたきょうこ)
児童文学作家 日本児童文学者協会会員 
東京都生まれ。 日本女子大学文学部卒。
作品に『ママ、だいだい大好き!』大すきシリーズ5冊。『ばんざい! なかやまくん』(課題図書)(いずれも草炎社)、ノンフィクションに『がんばれ! ベアドッグ』『人はクマと友だちになれるか?』『ツシマヤマネコって、知ってる?』(環境省による「生物多様性の本箱」100冊)『100グラムのいのち』『ありがとう! 実験動物たち』『クマが出た! 助けてベアドッグ クマ対策犬のすごい能力』(いずれも岩崎書店)、エッセーに『幸せって、ニャンだ?』(幻冬舎)など人と動物の関わりをテーマにした作品を多く手がける。
 
殺処分確定の譲渡困難とされた犬を、24時間自由な環境で保護、リハビリ、育成する、日本では数少ないスタイルの保護活動団体です。
特定非営利活動法人:https://wansfree.com/
 
※本書の売り上げの一部を「特定非営利活動法人わんずふりー」へ寄付いたします。

「わんずふりー」は、「坂上どうぶつ王国」のテレビ番組でも放送され話題に!