~AIがつながりを駆動し、人間はエンゲージメントを。ブランド刷新で、日本企業の人的資本を最大化~
株式会社TalentX(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:鈴木 貴史、証券コード:330A、以下「当社」)は、採用候補者データを経営資産へと転換し、AIと人事が共存しながら「タレントアクイジション(持続的な優秀人材の獲得)」を実行する「AIネイティブ採用」構想を発表しました。本構想のもと、AIが採用の実行と判断を自律的に支援し、人事担当者が候補者の感情と体験に関わる本質的な業務に集中できる、次世代の採用基盤を実現します。
本構想の実現に向け、当社がこれまで提供してきた採用CRM「MyTalent」、採用ブランディングCMS「MyBrand」、リファラル採用プラットフォーム「MyRefer」を統合し、日本初(※1)の統合型タレントアクイジションプラットフォーム「MyTalent Platform」としてブランドを刷新いたします。
※1:自社調べ(2026年3月、日本国内における「統合型タレントアクイジションプラットフォーム」として)
 
■ 社会背景:“採用費を払い続けても、人材獲得力が蓄積されない”掛け捨て採用の限界
日本は少子高齢化による労働人口の減少により、慢性的な人材不足に直面しています。これまで多くの企業は、欠員が生じるたびに人材紹介(エージェント)や求人広告などの外部採用サービスを利用し、その基盤として候補者情報を管理する採用管理システム(ATS)を導入してきました。しかし近年、この採用モデルには以下のような構造的な課題が顕在化しています。
データとコストの掛け捨て:毎年多額の採用費を投じながら、過去の候補者データが企業の「採用資産」として十分に活用されていない
「転職顕在層」の奪い合い:採用市場に現れるわずか約5%(※2)の転職者に企業の採用活動が集中し、約95%の転職潜在層との関係構築が進んでいない
自社採用力の不足:外部サービスへの依存が高まり、企業が自社で継続的に候補者と関係を築き、人材を惹きつける「タレントアクイジション」が十分に実現できていない
このような背景から、従来の採用サービスや採用管理システム“だけ”に依存する採用モデルでは、持続的な人材獲得が難しい時代に入りつつあります。今求められているのは、AIやテクノロジーを活用し、候補者データを資産として蓄積しながら、企業が主体となって中長期的な関係を構築していく採用へのパラダイムシフトです。
※2:出典:総務省統計局「労働力調査2024年」、「転職者」とは、就業者のうち前職のある者で、過去1年間に離職を経験した者
■TalentXが提唱する「AIネイティブ採用」構想
「AIネイティブ採用」構想は、AIを単なる業務効率化ツールではなく採用戦略の中核エンジンとして活用することで、AIと人事が役割を分担しながら採用活動を高度化する新しい採用モデルです。AIがオペレーションや分析を担うことで、人事は候補者との関係構築や動機形成など、人間にしかできない価値創出に集中できます。
本構想のコンセプトは「AIはつながりを駆動し、人間はエンゲージメントを」です。
 
▼構想動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=32H-Wn-oib0
 
【AIによる自動化・高度化領域】
AIが採用活動の各プロセスを横断的に支援し、人事の意思決定とオペレーションを高度化します。
人材データの解析(タレントインテリジェンス)
過去の採用データや候補者のスキル、経歴情報をAIが多角的に解析し、自社で活躍する可能性の高い人材の要件を特定します。
マッチング、レコメンド
タレントプールやサイト訪問者のデータをもとに、AIが最適な候補者に最適な求人やコンテンツを推薦し、候補者との接点を最適化します。
採用意思決定支援
AIが職務経歴書や求人情報、過去の選考データを分析し、候補者に最適化された面談やアトラクトシナリオの提案などを行うことで、人事の意思決定を支援します。
オペレーションの自動化
スカウト文面生成や面接日程調整などの業務をAIが自動化し、採用活動の生産性を向上させます。
ナレッジの資産化
AIが候補者との対話や選考プロセスを学習し、「自社ファンの形成に有効なアプローチ」を分析します。
従来のAIは、履歴書や求人情報といった「点」のデータをもとにマッチングを行う仕組みでした。しかし採用は本来、時間を通じて候補者との関係を築くプロセスであり、「線」のマッチングです。「MyTalent Platform」は、候補者との過去の接点や関係履歴など、「時間軸」を前提に設計されたAIネイティブ採用基盤です。
 
【人事が担う戦略・エンゲージメント領域】
AIが採用オペレーションを担うことで、リクルーターは管理から解放され、より高度な意思決定と関係構築に集中します。具体的には以下のような領域です。
AIのスコアリング根拠の妥当性検証と、候補者の定性的なポテンシャルの見極め
候補者の心理的ケアや丁寧なブリーフィングによる候補者体験の最大化
カルチャーフィットを踏まえた候補者の意欲喚起や動機形成、最終的な採用判断
経営目標と連動した採用戦略の立案、実行
AIが採用オペレーションを自律駆動することで、リクルーターは人間にしかできない「判断」「説得」「関係構築」「エンゲージメント」に時間を投資することが可能になります。その結果、採用は一過性の「掛け捨て」から、継続的な関係構築による「経営資産」へと進化します。
■採用を“点”から“線”へ―AIネイティブ採用を実現する統合型タレントアクイジションプラットフォーム「MyTalent Platform」
本構想を具体化するため、これまで展開していた当社のプロダクトを「MyTalent Platform」として統合します。候補者を管理するだけではなく、これまで分断されていた「候補者を惹きつけ、関係を育み、選考し、入社後の活躍」までの選考プロセスを一気通貫した“線”の体験として捉え、人材獲得と組織の活性化を支えるプラットフォームへ進化いたします。
(「MyTalent Platform」サービスサイト:https://mytalent.jp
 
【「MyTalent Platform」の主な構成】
「MyTalent CRM」:過去の候補者・潜在候補者をタレントプールとして蓄積し、AIが最適な候補者を自動推薦。採用データを「消える費用」から「積み上がる資産」へと転換する中核エンジン。
「MyTalent Brand」:採用サイトや社員ストーリーを作成し、候補者認知から獲得までを一気通貫でデータ化することで「自社のファン化」を自動化。
MyTalent Refer(MyRefer):AIが社員のエンゲージメントに基づきリファラル採用を活性化。
これらを横断するAI機能を強化し、企業の採用活動を部分最適から全体最適な「タレントアクイジション」へと進化させます。なお、本統合は名称変更を目的としたものではなく、採用を「管理」から「経営資源の創出」へ進化させる思想転換として実施するものです。既存サービスをご利用中のお客様における契約内容および提供機能に変更はございません。
■今後の展開
2026年3月末には、採用をオペレーションとしての「管理」から、候補者のエンゲージメントを高める「体験」へさらに進化させる「新モジュール」を公開予定です。今後もプラットフォーム全体におけるAI機能の高度化を進め、採用意思決定の精度向上やデータに基づく候補者体験の最適化、そして経営戦略において重要な採用ROIの可視化を実現し、企業の持続的な成長を支援してまいります。
■代表取締役社長CEO 鈴木 貴史 コメント
2026年は、労働人口の減少とAIの加速度的な進化が交わる、採用の大きな転換点だと考えています。多くの企業で人材獲得の難易度が高まる一方、人事・採用の在り方そのものが問われる局面に入っています。 
TalentXは2015年の創業以来、企業の採用活動を「欠員補充」から「タレントアクイジション」へ、そして「管理業務」から「マーケティング」へと進化させることを推進してきました。これまで提供してきた「Myシリーズ(「MyRefer」「MyTalent」「MyBrand」)」は、それぞれ単体でも有効な採用ツールですが、AIが目まぐるしく進化する今、それらを統合し、一つのプラットフォームとして進化させることが、より大きな顧客価値と社会価値につながると考えています。TalentXは、「AIネイティブ採用」を日本に新たな採用基盤として普及させることで、AIとHRが共存する新しい採用の未来を創り、企業と人材のより良い出会いを創出していきます。
■株式会社TalentXについて
株式会社TalentXは、AIネイティブ採用を実現する統合型タレントアクイジションプラットフォーム「MyTalent Platform」を展開しています。国内初の採用CRMをはじめ、採用ブランディング、リファラル採用、アルムナイ採用などを通じて、企業の「タレントアクイジション(持続的な優秀人材の獲得)」をオールインワンで支援しています。また、テクノロジーのみに留まらず、採用戦略の設計と伴走支援をする戦略RPOサービス、プロフリーランス人事サービス「すごい人事」など、戦略人事の実行支援サービスを提供しています。テクノロジーと戦略、実行支援を掛け合わせることで、人と組織のポテンシャルを最大限に引き出す社会の実現を目指しています。
 
【会社概要】
社 名:株式会社TalentX(証券コード:330A)
所在地:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-8 神楽坂プラザビルG階
代 表:代表取締役社長CEO 鈴木 貴史
設 立:2018年5月28日
会社HP:https://talentx.co.jp
「MyTalent Platform」サービスサイト:https://mytalent.jp