親会社アスエネによる100%M&Aにより、GX-ETS規制対応を支援する専門体制を強化
Carbon EX株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:西和田浩平、竹田 峻輔、以下「Carbon EX」)は、親会社であるアスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「アスエネ」)が、カーボンクレジット領域に特化した情報プラットフォームを展開する株式会社exroad(本社:東京都港区、代表者:木村 圭佑、以下「exroad(エクスロード)」)の100%全株式を取得し、M&Aを実行したことをお知らせします。本件により、exroadはアスエネグループに参画し、今後Carbon EXとexroadとの連携を強化すべく、吸収合併・事業統合の検討を進めていきます。
 
日本ではGX-ETS(排出量取引制度)が、2026年度から大手排出事業者に対して参加が義務化されます。これにより、参加企業にはCO2排出量の算定と削減にとどまらず、排出権の取引やカーボンクレジットの調達、第三者保証など、幅広い実務対応が求められます。
 
CO2排出量見える化サービスで国内導入社数No.1の「ASUENE」と、排出権取引所の登録事業者数で国内No.1の「Carbon EX」を有するアスエネグループが、日本・海外のETSの規制やカーボンクレジットの専門情報基盤を持つexroadを迎えることで、GX-ETS対応などの最新の規制情報の網羅的な把握、海外のEU-ETSの最新動向や変遷の調査、クレジットの創出・調達・販売・取引などをワンストップで支援できる体制を一層強化していきます。
◆ exroad M&A・事業統合検討の背景
企業の脱炭素経営が進む中で、カーボンクレジットは排出削減を補完する重要な手段の一つとして位置付けられています。一方で、カーボンクレジット市場は規制・制度改定や国際的なルール整備、市場取引価格の変動が頻繁に起こり、日本および海外の最新動向を踏まえた高度な専門知識と継続的な情報収集、コンサルティングが必要不可欠な領域です。
 
2026年度から大手排出事業者のGX-ETSへの参加が義務化され、大企業にとって規制対応や排出権取引の最適化は「喫緊の経営課題」となっています。しかし、国内外の複雑な規制情報や市場動向、クレジット価格の変化を正確に把握し、自社の脱炭素戦略に反映させることは容易ではありません。業界の専門性の高さに加え、情報の断片化や理解の難しさが、意思決定や実行のハードルとなっています。
 
exroadは、カーボンクレジットに関する国内外のニュース、規制、市場情報を収集・整理し、関係者向けに提供する情報プラットフォームを展開してきました。情報の網羅性、正確性、信頼性を重視した設計により、クレジット関係者の情報収集負荷やアウトプット作成工数の削減を支援しています。
Carbon EXは、カーボンクレジット・排出権取引所の運営を通じて、クレジットの創出、認証、売買、情報提供、活用支援をワンストップで提供しています。今回のM&Aは、GX-ETS第2フェーズを見据え、情報基盤と実行支援を統合し、制度対応から実務実行までを支援する体制を強化することを目的としています。
 
アスエネはexroadの全株式を取得し、同社をアスエネグループに迎え入れました。あわせて、Carbon EXによる吸収合併・事業統合を行うことで、exroadの顧客基盤、専門人材の統合を検討しながら、カーボンクレジット領域における事業基盤を一層強化してまいります。アスエネグループとして、カーボンクレジットの最適活用を通じた脱炭素経営支援をさらに加速させます。
◆ グループジョインにより実現すること
本件により、企業向けカーボンクレジットの情報プラットフォーマーとして国内最大級の地位を確立し、カーボンクレジットに関する情報収集から実際の創出・調達・販売・取引まで、排出権取引にかかる一連の実務について、より効果的かつ効率的に進められる環境の整備を目指します。
 
今後は、Carbon EXのカーボンクレジット・証書に関する価格推移などの月次情報サービス「Carbon EX Insights」と、exroadの情報プラットフォームの事業連携・融合を推進していく予定です。最新の規制動向や価格情報など、クレジット活用に必要な情報収集をより円滑に行える体制の構築を視野に入れ、GX-ETS時代において企業が環境対応と経営判断を両立できる支援の在り方を検討していきます。
exroadについて
1. 名称 株式会社exroad
2. 所在地 東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー 15F
3. 代表者の氏名・役職 代表取締役CEO  木村 圭佑
4. 事業内容 カーボンクレジット領域に特化した情報プラットフォーム
5. 設立年 2022年
6. WEBサイト https://www.exroad.jp/
株式会社exroad、アスエネ株式会社 代表のコメント
株式会社exroad / 代表取締役CEO 木村 圭佑
「この度、アスエネグループの一員となれることを大変嬉しく思います。アスエネ・Carbon EXとのシナジーを最大限に活かしつつ、exroadの強みである中立性を堅持し、脱炭素領域に関する情報をより迅速かつ分かりやすく提供してまいります。あわせて、グループが有する各種ソリューションとの連携を深め、日本企業の産業競争力向上と気候変動対策の加速に貢献してまいります」
アスエネ株式会社 / Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平
「カーボンクレジット情報プラットフォーム事業を展開するexroadをアスエネグループに新たに迎えられたことを、大変嬉しく思います。exroadは、国内のトップ企業を多数顧客に持ち、GX-ETS・EU-ETS・Jクレジット・JCMなど、複雑化するグローバルの炭素規制への対応において卓越した専門性を持つチームです。2026年のGX-ETS本格始動という、まさに市場が大きく動くこのタイミングで共に歩めることは、非常に意義深いです。Carbon EXとexroadの融合により、クレジットの創出・売買・取引・規制対応においてグローバルNo.1のプラットフォームを目指し、企業の脱炭素移行を力強く後押ししていきます」
「Carbon EX」について
1. 世界の幅広いカーボンクレジットの取り扱い
ボランタリーカーボンクレジット、J-クレジット、非化石証書、海外の再エネ証書など幅広いクレジットの販売・購入が可能です。日本語・英語版の両方があり、海外企業も利用することができます。また、24時間/365日、世界中のカーボンクレジットにアクセスが可能です。
 
2. カーボンクレジットの高い信頼性
Carbon EXでは、KYC*などの審査プロセスを実施します。また、高品質なボランタリーカーボンクレジットを取り扱う取引所として、クレジットの評価機関・企業と連携をすることでクレジットの品質を担保します。
 
3. カーボンクレジットの創出や購入コンサルティングを提供
国内外のボランタリーカーボンクレジット創出事業者への支援や、お客さまの目的・ニーズに合わせて、クレジットの種類解説や提案を実施します。自社のクレジットオフセットの取り組みを外部公表することによるPR・ブランド向上を支援します。
 
さらに、Carbon EXで売買したカーボンクレジットは、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」と連携させることで、お客さまの利便性を高めて、適切なカーボンクレジットによるオフセットの提案・コンサルティングサービスの提供が可能です。
Carbon EXについて
会社名:Carbon EX株式会社
代表者:西和田 浩平、竹田 峻輔
所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
資本金:4億円(資本準備金を含む)
株主構成:アスエネ株式会社 51%、SBIホールディングス株式会社 49%
URL:https://carbonex.co.jp