| 「魚活ボックス」で三重~豊洲を35時間輸送 ―2030年物流クライシスへの新解決策― |
| 日建リース工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:金子弘)は、2026年2月末に活魚輸送専用コンテナ「魚活ボックス」を使ったJR貨物との鉄道活魚輸送を実施し、三重県尾鷲市から東京・豊洲市場まで35時間の長距離輸送において生存率100%を達成しました。2030年に迫るトラック輸送力不足(「物流クライシス」)に備え、鉄道を幹線輸送として組み込む新たな活魚物流モデルの実現可能性を実証しました。 | ||||||||||||
| 東京貨物ターミナル駅にて、JRコンテナから魚活ボックスをトラックへ載せ替える様子 | ||||||||||||
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| ■ 背景:迫りくる「2030年 物流クライシス」 | ||||||||||||
| 2024年4月からのドライバー労働時間規制強化により、2030年には物流業界全体で輸送能力が約35%不足すると予測されています。特に「活魚車」と熟練ドライバーを必要とする活魚輸送への影響は甚大です。 | ||||||||||||
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| 活魚輸送が抱える構造的な課題: | ||||||||||||
| ● 車両老朽化による更新負担の増大・維持費の高騰 | ||||||||||||
| ● 専門技術を持つ担い手不足 | ||||||||||||
| ● 高齢化による大量退職・廃業の増加 | ||||||||||||
| 「必要な時にトラックが手配できる」「運賃交渉は荷主優位」という常識が崩れ、運送会社が荷物・取引先を選別する時代へ。荷主側には機会損失につながるリスクが高まっています。 | ||||||||||||
| ■ 検証概要:三重から豊洲まで、一貫した活魚物流を実現 | ||||||||||||
| 活魚輸送専用コンテナ「魚活ボックス」を使用し、養殖真鯛を用いた長距離・一貫輸送の可能性を検証しました。 | ||||||||||||
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| ファーストワンマイル(産地~鉄道駅)からラストワンマイル(鉄道駅~豊洲市場)まで一貫した物流体制を構築。お客様への納品まで約35時間かかりましたが、斃死は0尾。納品時の活魚の状態は「非常に良好」と高評価を受けました。 | ||||||||||||
| 養殖場での積み込み作業(三重県尾鷲市) | ||||||||||||
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| 養殖場での積み込み作業(詳細) | ||||||||||||
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| 豊洲市場に到着した養殖真鯛(真鯛用カゴ入り) | ||||||||||||
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| ■ 魚活ボックスとは | ||||||||||||
| 「魚活ボックス」は活魚輸送専用に開発されたスマートコンテナです。 | ||||||||||||
| 水中の溶存酸素濃度をリアルタイムで計測し、規定値を下回ると自動で酸素を供給する自律制御機能を搭載。長時間・長距離輸送でも活魚の品質を安定維持します。 | ||||||||||||
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| ■ 今後の展望:持続可能な水産流通インフラの構築へ | ||||||||||||
| 今回の実証は、幹線輸送を鉄道へ転換することで輸送力を安定確保できることを示すとともに、CO2排出抑制など環境負荷低減への貢献も期待されます。 | ||||||||||||
| 物流業界は「スピード至上主義」からの転換期を迎えています。当社は今後、輸送時間の短縮とオペレーションの最適化を進め、鉄道・トラック・フェリーを組み合わせた次世代の持続可能な水産流通インフラの構築を目指します。 | ||||||||||||
日建リース工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:金子弘)は、2026年2月末に活魚輸送専用コンテナ「魚活ボックス」を使ったJR貨物との鉄道活魚輸送を実施し、三重県尾鷲市から東京・豊洲市場まで35時間の長距離輸送において生存率100%を達成しました。2030年に迫るトラック輸送力不足(「物流クライシス」)に備え、鉄道を幹線輸送として組み込む新たな活魚物流モデルの実現可能性を実証しました。