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琉球大学は、世界初の「モジュラー分散方式陸上養殖技術AQUAXMGRID(アクアエムグリッド)」の国際標準化に向け、国際連携を加速するための規格団体「AQUAXMGRIDイニシアチブ(代表:泰間健司 琉球大学特命教授)」を設立しました。高度な専門知識を必要とする従来の陸上養殖の課題を、モジュラー化と標準化によって解消し、「どこでも・誰でも養殖ができる社会」を実現することを目指します。本取り組みは、地域の食料安全保障とサステナブルな養殖モデルを実現するフードテック基盤として、世界の食インフラを変える挑戦です。 |
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背景:陸上養殖への世界的シフトと、「小規模・分散」への潮流 |
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世界の水産物需要が大幅に増加する一方、海面養殖は海洋環境の変動や生態系への影響などを背景に、陸上養殖への転換が加速しています。しかし従来の陸上養殖システムは以下のような課題を抱えてきました。 |
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従来の大規模集約型カスタムモデルが限界となり、市場拡大の制約となっています。こうした制約は、大規模・集中型・カスタム設計システムの構造的限界を浮き彫りにし、都市部・内陸・島嶼地域など恩恵を受けるはずの、小規模~中規模の陸上養殖の普及を阻んできました。 |
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琉球大学の挑戦:世界初の「モジュラー分散方式陸上養殖技術」を世界に |
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琉球大学では、飼育水槽と水処理を完全にモジュール化・分離した分散型アーキテクチャを採用した技術を開発し、これらの課題を解消します。 |
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主な特長 |
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トラブル発生時のユニット切り離しによる高いレジリエンス |
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このモデルは、 USBなどコンピュータ業界における標準化がもたらした産業変革と同様、陸上養殖に新たな市場とイノベーションを生みだすことを目指しています。 |
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AQUAXMGRID特長 |
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外観‗琉球大学内AQUAXMGRIDシステム |
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インターフェイス |
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飼育水槽内 |
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経済・社会的インパクト:28兆円市場の創出と1600万人の雇用拡大 |
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当団体が実施した独自調査によれば、小規模陸上養殖は2050年までに以下の規模へ成長することが予測されています。 |
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さらに、分散型の陸上養殖は、地域コミュニティ・離島・内陸・都市部・家庭などあらゆる場所での持続可能な食料生産インフラを実現し、地域の食料安全保障を強化するとともに、経済を支え、輸送由来の CO2 排出削減にも貢献します。 |
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今後の展開:2029年国際標準化へ |
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琉球大学は国内外の企業・研究機関と連携し、モジュラー分散方式陸上養殖技術の基盤を確立し、2029 年までの ISO/TC 234(漁業・養殖分野)の国際標準化 を目指します。 |
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主要マイルストーン: |
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欧州先進企業・研究機関との共同検証、技術規格の高度化 |
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分散型陸上養殖技術の国際標準化を通じ、「どこでも・誰でも養殖できる社会」の実現を目指します。 |
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国際標準化に向けた取り組み |
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※本技術開発は、JST「共創の場形成支援プログラム」(JPMJPF2012)の支援を受けて実施したものです。 |
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取材申込・お問い合わせ先 |
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AQUAXMGRIDイニシアチブ事務局 |
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住所:沖縄県中頭郡西原町千原1番地 |
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E-mail:info@aquaxmgrid.com |
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ホームページ:www.aquaxmgrid.com |
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