AI時代におけるIT人材のキャリア意識の実態調査
「日本を、IT先進国に。」をビジョンに掲げるレバテック株式会社( https://levtech.jp/ ) は、IT人材を採用する企業担当者1000名とIT人材3000名に調査を実施し、「レバテックIT人材白書2026」を作成しました。本リリースでは一部を抜粋し、お知らせいたします。
 
▼白書全文はこちらよりご覧いただけます。
https://levtech.jp/files/doc/levtech_research_2026.pdf
 
調査サマリー
1.
IT人材の半数以上が技術志向、「自身のスキルを極めたい」が最多理由に
2.
IT人材の約6割が「管理職になりたくない」と回答、負担の回避と専門性の追求が背景に
3.
20代IT人材の半数超がフリーランスに関心、「管理職を避けたい」という理由も
4.
現役フリーランスの8割以上が「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答
 
1. IT人材の半数以上が技術志向、「自身のスキルを極めたい」が最多理由に
 
 IT人材に対して最終的なキャリア希望を聞いたところ、「技術的な専門性を磨いていきたい(技術志向)」が51.5%と半数以上を占める結果となりました。次いで「上流工程やプロジェクトマネジメントのスキルや経験を積みたい(上流・マネジメント志向)」が32.7%、「組織の中で管理職として責任範囲を広げていきたい(キャリア志向)」が15.9%と続きます。
 
技術志向と回答した方に理由を聞くと、「自身の技術・スキルを極めたいから(43.6%)」が最も多く、自らの専門性を磨くことに重きを置く人が多いことがわかりました。
2. IT人材の約6割が「管理職になりたくない」と回答、負担の回避と専門性の追求が背景に
 
 現在、管理職に就いていない方を対象に「管理職になりたいか」を尋ねたところ、「非常にそう思う(4.2%)」「ややそう思う(14.3%)」と回答した方は、合わせて約2割にとどまりました。一方、「ほとんどそう思わない(21.4%)」「まったく思わない(35.6%)」と回答した方は、合わせて約6割に達しています。
 
年代別に見ると、20代では約4割が「管理職になりたくない」と回答したのに対し、50代ではその割合が7割を超えており、年代が上がるにつれて管理職志向が低下する傾向が見られました。
管理職になりたい理由は「給与・報酬を現状より上げたいから(47.8%)」「組織や部門の意思決定の権限を持てるから(15.9%)」が多く、影響力や裁量の拡大を求める声も一定数見られました。
一方、管理職になりたくない理由では、「責任やストレスが増えそうだから(44.7%)」「適性がないと感じるから(15.4%)」「技術者としての専門性を磨きたいから(12.8%)」が上位となりました。管理職という役割への負荷を避けたい意識と、専門性追求のキャリア志向が背景にあることがうかがえます。
3. 20代IT人材の半数超がフリーランスに関心、「管理職を避けたい」という理由も
 
 フリーランスとしての働き方に「とても興味がある(9.6%)」「やや興味がある(22.9%)」と回答したIT人材は32.5%となり、前年の調査*1から7.3ポイント増加しました。特に20代で増加が顕著で、前年は35.1%だったのに対し、今年は51.5%と半数を超える結果となり、若年層を中心にフリーランスへの関心が大きく高まっていることが分かります。
フリーランスに興味がある理由の1位は、「業務する時間や場所を自由に選択したいから(54.8%)」でした。また約2割が「管理職になりたくないから(19.8%)」と回答し、会社での昇進や組織内の役職よりも、個人としてのスキルを重視するフリーランスという働き方を検討していることが示唆されます。
*1 2025年1月発表「レバテック IT 人材白書 2025
4. 現役フリーランスの8割以上が「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答
 
 ITフリーランスの83.5%が「フリーランスとして働き続けたい」と回答し、フリーランスという働き方への満足度の高さがうかがえました。一方で、「正社員として働きたい」と回答した層は8.3%にとどまり、一度独立したIT人材の多くが、フリーランスとしてのキャリアを継続する意向を持っていることが明らかになりました。
 
〈執行役社長泉澤のコメント〉
 今回の調査結果から、現代のIT人材が組織の階層を登る「管理職」よりも、自身の技術・スキルを極める「技術の専門家」としてのキャリアを強く志向していることが浮き彫りになりました。特に年代が上がるにつれて「管理職になりたくない」と回答する割合が増加しており、自身の希望するキャリアや技術を追い求めるための手段として、フリーランスという働き方を視野に入れる方もいることが分かります。
 
AIをはじめとした技術革新が進む中で、IT人材にとって個人の専門性を高め続けることの重要性はさらに高まっていく可能性があります。企業は、IT人材の確保・定着のためには、画一的な「昇進=管理職」というキャリアパスだけではなく、高度な技術力を持つ専門家を評価し、技術の追求を可能にする「エキスパートコース」などの複線型のキャリアパスを整備することが急務です。また、フリーランスへの関心の高まりを受け、柔軟な働き方の実現や、正社員であっても技術に専念できる環境づくりが、優秀なIT人材を引きつける鍵となるでしょう。
 
◆泉澤 匡寛・プロフィール
2017年、レバレジーズ株式会社に入社。
新規事業の責任者として、IT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、複数サービスを立ち上げ、事業の基盤を築く。
2021年、レバテック ITリクルーティング事業部部長に就任し、事業戦略の立案、採用、業務最適化を推進し、複数ブランドの成長を多角的に牽引。2023年4月にレバテック執行役員に就任し、2025年4月1日付で執行役社長に就任。
<調査概要>
調査年月:2025年11月12日~2025年11月19日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
 
企業側調査
有効回答数:1000s
調査対象:企業におけるIT人材採用担当者 1000 名
 
IT 人材側調査
有効回答数:3000s
調査対象:20 歳~ 59 歳 IT 人材3000 名
 
 
レバテック株式会社
レバテック株式会社では、「日本を、IT先進国に。」をビジョンに掲げ、「IT人材と企業を増やし、伸ばし、繋げる」ためのプラットフォームの構築を目指しています。現在は業界最大手のITフリーランス専門エージェント「レバテックフリーランス」ほか、IT人材と企業を支援するための様々なサービスを提供。累計登録者は68万人を超えます。
 
 
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Leverages Grouphttps://leverages.jp/
代表取締役: 岩槻 知秀
資本金  : 5,000万円
設立   : 2005年4月
事業内容 : 自社メディア事業、人材関連事業、システムエンジニアリング事業、システムコンサルティング事業、M&Aアドバイザリー事業、DX事業、メディカル関連事業、教育関連事業
 
社会の課題を解決し関係者全員の幸福を追求し続けることをミッションに、インターネットメディア・人材・システムエンジニアリング・M&Aの領域で国や業界をまたいだ問題解決を行なっています。2005年に創業以来、黒字経営を継続し、2024年度は年商1428億を突破しました。各分野のスペシャリストが集うオールインハウスの組織構成と、業界を絞らないポートフォリオ経営で、時代を代表するグローバル企業を目指します。