米国・イスラエルによるイラン攻撃を受け、国際協力NGO各団体がそれぞれの専門的知見に基づき発信。法的な抗議から中立な人道支援まで、多様な「市民社会の声」を一望できる情報ハブを公開。
 
2月28日に始まった米国およびイスラエルによるイランへの軍事攻撃を受け、現在、中東情勢はかつてない緊迫した局面にあります。
 
本情勢に対し、JANICは2026年3月5日、理事長 鬼丸昌也の署名による声明を発表いたしました。声明では、米国およびイスラエルによる攻撃の即時停止と、日本政府による国際法に基づいた毅然とした外交的対応を強く求めています。
 
こうしたJANIC自身の動きに加え、日本の国際協力NGOは、それぞれのミッションや専門的知見、そして現場の状況に基づき、迅速な対応を開始しています。各団体の動きは多岐にわたります。国際連合憲章に基づき軍事攻撃そのものの違法性を指摘し抗議を行う団体もあれば、政治的な中立性を堅持し、国際人道法の遵守と民間人の保護、医療・教育アクセスの確保を最優先に訴える団体、そして被災者の命を守るための緊急支援に踏み出す団体など、多角的なアプローチがとられています。
 
JANICは、日本の市民社会のネットワーク組織として、これら会員団体の動向を集約しました。
本記事では、独自の声明やステートメントを発表した団体、および緊急支援の準備を進めている団体の情報をまとめて掲載します。
 
各分野の専門家が、それぞれの「正義」と「人道」の基準に照らしてこの事態をどう捉え、どのような行動を起こしているのか。一刻も早い事態の沈静化と平和的解決を願う市民社会の多様な声を、今後の状況を注視していく際の一助としていただければ幸いです。
 
*以下は2026年3月9日配信時点の情報です。最新の情報については、随時更新中のJANICウェブ記事をご確認ください。
 
URL:「中東情勢の緊迫化を受けた、市民社会の声と取り組みのご紹介」
https://www.janic.org/blog/2026/03/06/voicesofcsos/
【声明を発出している会員団体*】
 
(公財)ケア・インターナショナル・ジャパン
CARE声明:中東における紛争の激化が数百万人の命を危険にさらす
 
(公社)シャンティ国際ボランティア会
中東地域における軍事衝突の激化を受け、子どもたちの保護と教育環境の確保、および対話による平和的解決を求めます
 
(公財)世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会
中東における即時停戦を求める呼びかけ
 
(特活)世界の医療団
中東紛争:世界の医療団は民間人の保護を訴え、人道支援ニーズへの対応を強化します
 
(公社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
「学校は戦場ではない」:中東および周辺地域で暴力が増大する中、すべての子どもたちの保護を
 
日本生活協同組合連合会
【緊急声明】イランをめぐる軍事行動の即時停止と、対話による平和的解決を強く求めます 」
 
JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
イランに対する軍事攻撃に強く抗議します
 
(特活)ヒューマンライツ・ナウ 
【声明】米国とイスラエルによるイランに対する大規模な軍事攻撃に対する抗議声明
 
(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン
中東情勢のさらなる激化を受け、子どもと家族の保護は急務ー国際NGOワールド・ビジョンが強く要請
【緊急支援を開始している会員団体*】
1.
(特活)ADRA Japan
2.
(特活)ジャパン・プラットフォーム
3.
(特活)グッドネーバーズ・ジャパン
4.
(特活)チャイルド・ファンド・ジャパン
5.
(特活)難民を助ける会(AAR Japan)
6.
(特活)パルシック
7.
(特活)ピースウィンズ・ジャパン
8.
(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン