特定技能受入機関・登録支援機関が毎月抱える「2大業務地獄」を、生成AIで終わらせる新SaaS「ロクペイ(RokuPay)」が2026年3月より提供を開始しました。
■ 背景:2025年法改正後も続く、現場の記録作業地獄
2025年の入管法改正により、特定技能外国人に関する定期報告は年1回へと変更されました。しかしこの改正は「書類提出頻度」が減少しただけに過ぎず、法定義務である支援実施記録(出入国管理及び難民認定法施行規則第19条の15、特定技能基準省令第12条)の作成・保管義務は毎月発生し続けています。
特定技能外国人を受け入れている企業・登録支援機関の担当者は、毎月以下の業務に追われています。
・外国人労働者との面談内容を法定様式に記録する作業(1人あたり月1〜2時間)
・「なぜこんなに給与から引かれているのか」という多言語問い合わせへの対応
・突発的なトラブル・相談の記録・証跡化
外国人労働者10名を管理する担当者であれば、記録作業だけで月10〜20時間が消費される場合があります。この「誰も解決してこなかった現場の消耗」に着目し開発されたのが「ロクペイ」です。

■ ロクペイとは:受入機関の月次2大業務を生成AIで解決するSaaS
「ロクペイ(RokuPay)」は、特定技能・登録支援機関向けに特化した業務効率化SaaSです。生成AIを活用し、従来は担当者が手作業で行っていた業務を自動化します。
機能01── 支援実施記録 AI自動生成
担当者が面談後に書いたメモ、音声録音、LINEのチャットログなどを入力するだけで、入管法定様式に準拠した「支援実施記録」を約30秒でAIが自動生成します。
話し言葉・箇条書き・多言語混在の入力にも対応。「今日グエンさんと話した。仕事慣れてきたみたい。でも寮の隣がうるさくて眠れないと言ってた」というメモから、法的に有効な記録書類を生成します。
さらに、「辞めたい」「眠れない」「帰りたい」「叩かれた」といったリスクキーワードを自動検出し、管理者にアラートを通知。離職・失踪の予兆を早期把握できます。生成記録はタイムスタンプ付きで保存、PDF出力にも対応しています。

機能02── 給与明細 10言語AI説明ボット
毎月給与日前後に殺到する「なぜこんなに引かれているのか」という外国人労働者からの問い合わせを、担当者ゼロで解決します。
給与明細の画像・PDFをアップロードするだけで、AIが各控除項目を読み取り、外国人労働者が自分のスマートフォンで選択した言語(10言語対応)で即時説明。「この制度が何のためにあるか」「母国との違い」まで自然言語でわかりやすく説明します。
対応言語は入管庁公式の10言語(英語・ベトナム語・タガログ語・インドネシア語・タイ語・ミャンマー語・カンボジア語・モンゴル語・ネパール語・中国語)に完全対応。理解確認の記録も自動保存され、「説明した証跡」としてトラブル防止にも機能します。

■ 特長:なぜ生成AIでなければ実現できないか
支援記録の要件は「実態に基づく記録」(特定技能基準省令第12条)であり、面談の文脈を正確に理解した上で法的に有効な文書に変換する必要があります。「残業が増えそうで不安そうだった」という口語的な表現を「就労上の懸念事項あり。残業増加への不安を訴え」という客観的な記録表現へ変換するには、生成AIの自然言語理解が不可欠です。
給与明細の多言語説明においても同様です。「健康保険料」を単語として翻訳するだけでは意味が伝わりません。「なぜこの制度があるのか」「母国にはない概念をどう説明するか」という文化的文脈への対応は、ルールベースの翻訳では不可能であり、生成AIの強みが最大限に発揮される領域です。
■ 料金プラン
| プラン | スターター | スタンダード | グロース |
|---|---|---|---|
| 月額料金(税込) | 1,980円 | 3,980円 | 6,980円 |
| 管理人数 | 10名まで | 30名まで | 無制限 |
| 支援記録AI生成 | 月50件 | 月200件 | 無制限 |
| 給与明細多言語説明 | 月20件 | 月80件 | 無制限 |
| マルチアカウント | ✗ | ✗ | ✓ |

■ 対象となるユーザー
・特定技能外国人の受入機関(製造・建設・農業・介護・外食・宿泊 等)
・登録支援機関
・複数の外国人労働者を管理する現場管理者・人事担当者
■ 今後の開発ロードマップ
2026年内: 失踪・離職リスク予兆検知機能(チャットログの感情変化分析)
2026年内: 年次定期報告書の一括PDF自動生成
2026年内: LINE Messaging API連携(チャットログの自動取込)