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株式会社CRENEO(本社:福井県、代表取締役:田中英臣)は、2026年2月13日、徳島商工会議所において経営指導員等を対象とした支援能力向上研修を実施いたしました。 |
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徳島商工会議所は、2025年に開催された「MONOKATARI JAPAN」(大阪・関西万博関連事業)および、KITTE大阪で開催された「MONOKATARI EXPO 2025」に出展し、デジタルとリアルを組み合わせたハイブリッド型展示による販路開拓支援に取り組んできました。 |
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MONOKATARI EXPO 2025では、工芸分野のみで200万円を超える売上を記録しました。 |
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本成果は、デジタル展示とリアル販売を構造的に統合する支援設計が、一定の成果を生み得ることを示す実証事例となりました。 |
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本研修は、その成果を一過性の事例として終わらせるのではなく、支援手法として検証・体系化し、今後の中小企業支援の高度化へと昇華させることを目的として開催されたものです。 |
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支援設計の構造整理について講義を行う様子。リアルとデジタルを統合する支援モデルの体系化について共有した。 |
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■ 研修の位置づけ |
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本研修は、令和7年度伴走型小規模事業者支援事業の一環として実施されました。 |
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テーマは、 |
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「モノづくり事業者(食品・非食品)におけるDX経営支援の考え方 |
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~デジタルモールを活かした世界的情報発信支援~」 |
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単なるデジタルツール紹介ではなく、 |
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・ 展示実証の検証 |
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・ 購買構造の整理 |
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・ 支援設計への組み込み |
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を主軸に構成されました。 |
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■ 当日のプログラム構成 |
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1. 購買プロセスの構造整理 |
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購買に至るまでの「8つのプロセス」を体系化し、食品のみならず工芸品が売れる仕組みを、リアルとデジタルの分業設計という観点から整理しました。 |
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展示会場での体験、デジタル空間での情報提示、SNSとの接続、購入導線の設計などを分解し、支援としてどこに介入可能かを検討しました。 |
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2. デジタルモールの意義を解説 |
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デジタルモールにおける事例をもとに、コンテンツの充実度の必要性及び、 |
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・ 空間軸(体験の広がり) |
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・ 時間軸(空間のアーカイブ等) |
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でケースを整理し、デジタルモールの広義の意義を具体例通じて共有しました。 |
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3. XR体験と応用可能性の検討 |
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XRツールを用いた没入型デジタル展示の体験を通じて、体験価値と購買行動の関係性を体感いただきました。 |
さらに、販路開拓にとどまらず、
・ 産業観光振興(デジタルファクトリーツアー等) |
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・ 教育分野 |
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・ 災害防災分野 |
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など、地域支援全体への応用可能性についても検討が行われました。 |
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XRツールを活用した没入型デジタル展示の体験検証。体験価値と購買導線設計の関係性について実践的に確認した。 |
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4. グループワークによる検証 |
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後半はグループワーク形式で付箋ディスカッションを実施。 |
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各グループで整理した論点を発表し、支援現場への応用可能性を共有しました。 |
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単なるツール理解にとどまらず、支援設計としてどう位置づけるかを整理する時間となりました。 |
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■ 94件の付箋コメント分析 |
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グループワークで出された94件の付箋コメントを横断的に整理・分析した結果、以下の特徴が確認されました。 |
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1. 導線設計への具体的関心 |
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・ 「購入ボタンの位置設計が重要」 |
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・ 「商品情報の整理が必要」 |
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・ 「SNSとの接続導線が鍵」 |
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体験の新規性よりも、“売上につながる設計”への着目が多数を占めました。 |
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2. ストーリー・ブランド構造への着目
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・ 「企業背景の伝え方が重要」 |
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・ 「経営者の想いをどう構造化するか」 |
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・ 「世界観の設計が購買に影響する」 |
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デジタル技術そのものではなく、伝達構造への関心が高い点が特徴的でした。 |
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3. 実装段階を見据えた視点
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・ 「ARは酔いやすい可能性」 |
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・ 「情報量の調整が必要」 |
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・ 「企業が継続運用できる設計が重要」 |
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これは支援現場での実装を前提とした検討段階に入っていることを示しています。 |
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徳島商工会議所においては、実装を見据えた具体的な議論が展開されていることが確認されました。 |
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デジタル体験を踏まえ、付箋で整理した論点を各班で発表・共有した様子。支援設計への応用を議論した。 |
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■ 研修後アンケート結果(回答率76.5%) |
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研修終了直後に匿名形式で実施。 |
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参加者17名中13名より回答を得ました。 |
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【総合評価】 |
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・ 非常に有意義:11名(84.6%) |
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・ 有意義:2名(15.4%) |
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否定的回答はありませんでした。 |
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【理解度】 |
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「リアルとデジタルを組み合わせた支援設計の考え方が整理できたか」という設問(三択形式)に対し、 |
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整理できた:13名(100%) |
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という結果となりました。 |
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【デジタル活用の必要性】 |
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「今後の支援にデジタル活用は必要だと感じるか」という設問(三択形式)に対し、 |
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必要である:13名(100%) |
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との回答が得られました。 |
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【応用可能分野(複数回答)】 |
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・ 食品 |
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・ 地域ブランド商品 |
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・ 観光・産業観光 |
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・ 農産物 |
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工芸分野に限定されない横断的展開の可能性が示されました。 |
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■ 本取組の位置づけ |
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本研修は、 |
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1. 展示による実証 |
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2. 売上という定量成果 |
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3. 支援者側での検証 |
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4. 支援設計としての体系整理 |
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という一連のプロセスを踏まえた取組です。 |
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リアルとデジタルを対立概念として捉えるのではなく、両者を統合的に活用する支援設計の可能性について、参加者間で活発な意見交換が行われました。 |
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本研修は、支援の在り方を改めて考える契機となるとともに、今後の支援高度化に向けた視点を共有する機会となりました。 |
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■ 開催会場 |
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徳島商工会議所 |
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〒770-8530 |
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徳島県徳島市南末広町5番8-8号 |
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徳島経済産業会館(KIZUNAプラザ)1階 |
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TEL:088-653-3211 |
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FAX:088-623-8504 |
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開催会場となった徳島商工会議所(徳島経済産業会館 KIZUNAプラザ)。 |
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■ 会社概要 |
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株式会社CRENEO |
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所在地:福井県 |
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代表取締役:田中 英臣 |
事業内容:ハイブリッド型展示設計、デジタルモール構築、展示実証に基づく支援設計コンサルティング URL:https://cre-neo.com
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