「ジェンダーギャップ指数」において世界から大きく遅れをとっている日本では、女性リーダーが育ちにくい環境があります。「構造化された男女格差を是正するためには、意思決定に参画する女性リーダーを増やすことが急務である」と、公益財団法人パブリックリソース財団(所在地:東京都中央区、代表理事:久住 剛)は、政治家や起業家などリーダーを目指す女性たちをサポートする「女性リーダー支援基金 ~一粒の麦~」を創設し、7月14日から支援対象者の第5回公募を開始しました。 |
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審査委員長に上野千鶴子氏、審査員に浜田敬子氏、及川美紀氏、小木曽麻里氏、能條桃子氏を迎え、 |
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女性リーダーとして今後の活躍が期待される個人を公募し、公正・中立な審査委員会の審議を経て、適切な対象者を選定し、100万円の奨励金を支給する他、支援対象者が相互に学び、支援者のみなさまと交流するための「交流ミーティング」様々な分野で活躍されている方々のご協力によるメンター制度や勉強会等様々なサポートを実施してきました。 |
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これまで、 |
政治家を志す女性の支援、選択的夫婦別姓制度の導入促進、ハラスメント相談センター設立。IT、芸能、医療、看護など様々な分野におけるジェンダーギャップ解消への挑戦。フリーランスなど不安定な労働環境で働く人の立場の改善。シングルマザー支援。SRHRをめぐる活動。依存症の予防啓発。フェムテック起業家。平和や気候変動に取り組む活動。さらに、地方女性の支援、風俗で働く女性たちの相談事業、福島原発事故から自主避難した当事者による人権活動、など |
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様々な分野で活躍する女性たち25名が受賞し、審査員や勉強会講師、メンターなどのサポートを受けながら、そして受賞者同士励ましあいながら、活動の幅を広げてきました。 |
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全国の、ジェンダー平等な社会にしたい、リーダーになって社会をよくしたい、という女性たちが、基金のサポートを受けることにより夢を叶えることができるよう支援いたします。皆様からのご応募をお待ちしております。 |
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「女性リーダー支援基金 ~一粒の麦~」 |
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■創設された理由 |
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当基金は2021年に石川清子さんにより設立されました。2024年度からは石川さんの意思を引き継いだ多くの支援者によって支えられる民間の基金です。 |
男女格差を国別に比較する「ジェンダーギャップ指数2025」では、日本は148カ国中118位と前年同様の順位、主要7か国(G7)では引き続き最下位となっており、政治参画や経済的機会などにおける男女格差は埋まっておりません。構造化された男女格差を是正するためには、意思決定に参画する女性リーダーを増やすことが急務であるという石川さんの思いから、意思決定過程への女性の一層の参画、リーダーシップ開発やビジョンの実現を支援することを通じ、女性の社会的地位の向上、ジェンダー平等の実現を目指します。 |
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■公募情報 |
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応募期間 2024年7月14日(月)~ 8月29日(金)17:00まで |
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支援対象分野 1.政治家志望者 ※既に公職の議員や首長となっている場合、立候補表明済の場合等は除く 2.社会活動(NPO・NGO・オンラインアクティビズム等)の実践者 3.社会起業家志望者 4.女性のためのアクションリサーチの企画・実践者 |
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■支援内容 |
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女性リーダーとして今後の活躍が期待される個人を公募します。 |
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活動奨励金の他に、交流ミーティング、メンター制度、勉強会、研修会等の非資金的サポートを実施します。(サポート内容は変更となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。) |
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※基金の詳細はこちら |
女性リーダー支援基金 | パブリックリソース財団 (public.or.jp) |
※2024年度活動報告はこちら |
https://www.public.or.jp/post/support-women-leaders2024event |
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ご参考)
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1、審査委員(敬称略) |
<審査委員長> |
上野 千鶴子(社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク 理事長) |
<審査委員> |
及川 美紀(一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ 理事) |
小木曽 麻里(株式会社SDGインパクトジャパン 代表取締役Co CEO) |
能條 桃子(一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事、FIFTY PROJECT代表) |
浜田 敬子(ジャーナリスト) |
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2、過去の受賞者(敬称略) |
<第1回(2021年度)> |
斎藤 明日美(りこぴあ、ノースキャロライナ州立大学) |
能條 桃子 (一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN、FIFTYS PROJECT) |
濱田 真里 (Stand by Women) |
吉岡 マコ (NPO法人シングルマザーズシスターフッド) |
ウィム サクラ(株式会社Plusbase創業者) |
<第2回(2022年度)> |
仲本 千津(株式会社RICCI EVERYDAY) |
井田 奈穂(一般社団法人あすには) |
福田 和子(#なんでないの プロジェクト、FIFTYS PROJECT) |
河野 恵美子(大阪医科薬科大学一般・消化器外科) |
咸 多栄 (bgrass株式会社) |
森崎 めぐみ(一般社団法人日本芸能従事者協会) |
風間 暁 (特定非営利活動法人ASK) |
<第3回(2023年度)> |
石戸谷 由梨(一般社団法人Dots to Code、お茶の水女子大学) |
郡司 日奈乃(一般社団法人Spice、千葉大学大学院人文公共学府) |
芹ケ野 瑠奈(日本若者協議会、早稲田大学政治経済学部) |
鶴田 七瀬 (一般社団法人ソウレッジ) |
富永 華衣 (首都圏青年ユニオン) |
中村 涼香 (KNOW NUKES TOKYO) |
原田 いくみ(一般社団法人ハウリング) |
<第4回(2024年度)> |
川崎 莉音 (特定非営利活動法人ハッシュタグYourChoiceProject) |
坂本 悠愛 (MORE FREE / 慶應義塾大学) |
佐藤 真子 (Compass ) |
徳田 玲亜 (特定非営利活動法人風テラス/コモンズ法律事務所) |
中谷 衣里 (NPO法人北海道レインボー・リソースセンターL-Port) |
森松 明希子(東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)) |
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※受賞者の肩書きは2024年12月現在のものです |
※詳細についてはこちらをご覧ください |
女性リーダー支援基金 | パブリックリソース財団 (public.or.jp) |
女性リーダー支援基金|活動紹介動画(YouTube) |
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3、公益財団法人パブリックリソース財団 (https://www.public.or.jp/) |
2000年に非営利のシンクタンク、NPO法人パブリックリソースセンターとして発足し、NPO
など非営利事業体のマネジメント強化、SRI(社会的責任投資)にかかる企業の社会性評価やCSRの推進支援、そしてオンライン寄付をはじめとする寄付推進事業などを展開。2013年1月、これらの成果と蓄積を踏まえ、「誰かの力になりたい」という人びとの志を寄付で実現するために、個人や企業の資金力を社会的事業への投資につなぐ寄付推進の専門組織「公益財団法人パブリックリソース財団」として新たにスタート。「意志ある寄付で社会を変える」ことをミッションに、オンライン寄付サイト、テーマ基金、オリジナル基金、遺贈、相続財産による寄付など様々な寄付の方法を提供し、人生を豊かにする寄付、未来を切り拓く寄付の仕組みづくりに取り組む。 |
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