アスファルトプラントメーカー 田中鉄工株式会社(本社:佐賀県、代表取締役社長:末吉 文晴)は、2025年7月3日(木)、東京ビッグサイトで開催された「自治体・公共Week 2025」において、佐賀市長の坂井英隆氏と当社 CEO・村田満和によるパネルディスカッションを実施いたしました。 |
当日は194名の方々にご参加いただき、佐賀市と当社の先進的な取り組みに多くの関心が寄せられました。 |
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本パネルディスカッションでは佐賀市がゼロカーボンシティ実現に向けて、世界初となるCO2を回収・利用する技術(CCU)を備えた清掃工場を核として取り組んでいる、先進的なGX事業を紹介しました。 |
佐賀市ではこれまで、“迷惑施設”と見なされがちだった清掃工場にCCU技術を搭載することで、排出ガス由来のCO2を資源化するエネルギーハブへと再定義し、清掃工場由来の資源を野菜や藻類の育成に利用する取り組みを始めました。そして清掃工場周辺を脱炭素農業の拠点とすることで、ゼロカーボンのみならず地域創生にも貢献できる先進的な事業を行っております。また、清掃工場の排出ガスからCO2を回収して活用する取り組みは、世界で初めて認証を取得した事例ともなっています |
また、自治体・大学・スタートアップ・大手企業など約90社が加盟する「一般社団法人バイオサーキュラーエコノミー協議会」を中心に、藻類の培養技術やCO2の回収・固定技術の研究、家庭から出る使用済み天ぷら油(廃食油)の利活用などに、産官学が連携して取り組んでいることも紹介し、バイオマスサーキュラーエコノミーが実社会で活用され、目に見える成果を上げている好例として取り上げさせていただきました。 |
田中鉄工は企業版ふるさと納税を通じて、佐賀市のゼロカーボン化に向けた取り組みを支援するとともに、佐賀市と連携しながら、道路の脱炭素および地域のゼロカーボンの実現に貢献いたします。また、佐賀市をはじめ、全国の自治体とも共創しながら、今後も道路舗装業界のカーボンニュートラルの実現を目指して参ります。 |
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■田中鉄工のRoa(d)cal SDGsモデルについて |
道路舗装業界のカーボンニュートラルを実現するにあたり、地域の家庭や飲食店等から発生した廃食油を、アスファルト合材の製造に使用する重油や軽油の代替燃料として、その地域の誰もが利用する道路や歩道に還元するスキームを構築いたしました。廃食油はその地域から発生する地産地消エネルギーとして、循環型社会の実現に貢献します。また、SOx・NOxやCO2排出の削減等、様々な環境負荷軽減エネルギーとして、地球環境の保全に大きく貢献します。 |
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道路舗装業界としては初となる廃食油を利活用した地産地消型のローカルSDGsの取り組みを、地域を限定せず全国に広げていきたいという想いから、田中鉄工は本取組をプロジェクト化。この想いが、「道路」を通じて繋がり、広がることをイメージし「road(道)」と「local(地域)」をかけた造語として「Roa(d)cal SDGs Project」と名付けました。 |
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■田中鉄工(株)とは
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1918年(大正7年)創業のアスファルトプラントメーカー |
アスファルト合材生産に関わる製品・サービスの提供をメイン事業として展開 |
本社: 佐賀県三養基郡基山町、国内拠点15カ所 |
資本金:9,000万円 売上高:約64.6億円(2025年3月期) 従業員:200名 |
・経済産業省 2023年度 はばたく中小企業・小規模事業者300社 GX部門 受賞 |
・経済産業省 サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ 参画 |
・経済産業省 地域未来牽引企業 認定 |
・経済産業省 GXリーグ加盟 (”GX率先実行宣言”にゴールドグレードとして宣言) |
・環境省 令和5年度地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業 参画 |
・環境省 令和6年度バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業 参画 |
・国連グローバル・コンタクト・ネットワーク・ジャパン 加盟 |
・札幌商工会議所 SDGs経営表彰 気候変動アクション部門 受賞 |
・脱炭素チャレンジカップ2025 奨励賞受賞 |
・群馬県 令和6年度 地域と共創する脱炭素イノベーション創出事業のファイナリスト10社に選出 |
・北海道SDGs推進プラットフォーム 加盟 |
・九州環境エネルギー産業推進機構 加盟 |
・ゼロカーボンシティさがし推進パートナー 加盟 |
・おきなわSDGsパートナー 加盟 |
ホームページ:https://tanaka-iron-works.com
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