動物園水族館探究メディアwizoo、大牟田市動物園 
株式会社ニフコと共創プロジェクト実施
~生産端材をアップサイクルした断熱材を
「ヤマアラシの小屋」に活用~

動物園水族館探究メディア wizoo(運営:株式会社SHIME、代表:高野洋、以下wizoo)は、大牟田市動物園(福岡県大牟田市)、株式会社ニフコ(本社:神奈川県横須賀市、代表取締役社長:柴尾雅春、以下 ニフコ)と共に、工場で発生する端材をアップサイクルした断熱材を動物小屋に活用する共創プロジェクトを実施いたしました。


小屋で落ち着くヤマアラシ

小屋で落ち着くヤマアラシ


■ プロジェクトの背景と目的

動物園は、種の保全や環境教育といった重要な社会的役割を担いながら、限られたリソースの中で動物の飼育環境改善にも取り組んでいます。

今回の共創プロジェクトは、動物園が直面している課題の解決に企業の技術やリソースを活用する「社会全体で動物園を支援する仕組み」の一環として具現化したものです。

動物園では、寒さに弱い動物の冬場の防寒対策が課題となっています。

そんな折、wizooはニフコがグループ企業の工場で発生するマットレスの端材を利用した「アップサイクル素材の断熱材」の開発を進めていることに着目。大牟田市動物園とニフコに声がけしたことから、この断熱材をヤマアラシの小屋に活用する共創プロジェクトが発足しました。

本プロジェクトは、動物福祉の向上に加え、資源循環の促進も実現しました。



■ 実施内容と役割

1.アップサイクル断熱材の加工と提供:ニフコ

 グループ企業の工場で発生する生産端材を利用・再加工した断熱材を提供。

2.ヤマアラシ用の新しい小屋の製作:大牟田市動物園

 大牟田市動物園の飼育員を中心に三者が協議を重ね、

 現場のニーズに合わせた特注サイズの断熱材を小屋の壁面に導入。

3.異業種共創のモデル構築:wizoo

 企業の持つ技術・リソースを動物園の飼育環境改善に活用する、

 新たな動物福祉支援の形を提示。



小屋の制作風景

小屋の制作風景

完成した小屋

完成した小屋

冬場の小屋内部※左上にヒーター設置

冬場の小屋内部※左上にヒーター設置

効果検証:サーモグラフィ|左:板のみ・右:断熱材あり※断熱材がヒーターの熱を逃さず、保温効果を持つことが確認できる

効果検証:サーモグラフィ|左:板のみ・右:断熱材あり※断熱材がヒーターの熱を逃さず、保温効果を持つことが確認できる


■関係者コメント

・大牟田市動物園飼育リーダー河野氏

「園内の設備は飼育員の手作りが多い中、専門外の知識や素材の提案をいただけるのは非常に心強く、機能的な小屋を作ることができました。多様な視点が入ることは、動物たちの暮らしをより良くする鍵になると感じています。」



・株式会社ニフコ プラットフォーム事業部 新事業構想プロジェクトチーム大山氏

「廃棄されるはずだったものが動物たちの役に立ち、素直にワクワクしています。企業としての社会貢献、そして社員のエンゲージメント向上にもつながる取り組みとなりました。」



・動物園水族館探求メディアwizoo 代表高野洋

「動物園が抱える課題と、企業の素晴らしい技術を繋ぐ存在になることを目指しています。今後も異業種のコラボレーションが生む可能性を模索していきます。」


ヤマアラシを見守る三者

ヤマアラシを見守る三者


【大牟田市動物園について】

「動物福祉を伝える動物園」をコンセプトに、ハズバンダリートレーニングやエンリッチメントなど、動物たちの心身の健康に配慮した取り組みを積極的に発信している動物園です。

https://omutacityzoo.org/



【株式会社ニフコについて】

1967年創業。自動車部品を中心に、住宅・家電・ファッション・教育現場など幅広い分野の製品・ソリューションの製造・開発を行うメーカー。ベッド・マットレスの製造・販売を行うシモンズを傘下に持つ。

ニフコは「小さな気づきと技術をつなぎ、心地よい生活と持続可能な社会を創造する」というパーパスを実現するため、社会課題に真摯に向き合い、持続可能な社会の創造に貢献してまいります。

https://www.nifco.com/



【株式会社SHINME / wizooについて】

「人と自然、いのちをつなぐ表現」をテーマに活動するクリエイティブスタジオです。動物園水族館探求メディア「wizoo」の運営を通じ、種の保全や動物福祉の取り組みを社会に届けています。

https://shinme.jp/

https://wizoo.jp/


ヤマアラシ1

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ヤマアラシ2

ヤマアラシ2