株式会社スリーエーコンサルティングが運営する『マモリノジダイ』で、従業員の有給休暇制度や取得率への理解度などの実態調査を公開。有給休暇消化とその阻害要因の実態を浮き彫りにしつつ、課題や解決方法を提示。
Pマーク、 ISOコンサルにおける支援実績 No.1(注1)のISO/Pマークの取得・運用支援サービス「認証パートナー」を提供し、中小企業の守備力を強くするメディア『マモリノジダイ』を運営する株式会社スリーエーコンサルティング(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:竹嶋 寛人)は、従業員の有給休暇制度やその取得率への理解度や、有給休暇を阻害する要因に関する状況について全国の総務・労務・法務・人事担当者(主に中小企業所属)517社を対象にアンケート調査を実施しました。本調査では、有給休暇消化とその阻害要因の実態を浮き彫りにしつつ、課題や解決方法を提示しています。
調査結果詳細
 
(注1)2025年5月期_Pマーク、ISOコンサルにおける市場調査/調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
調査結果のサマリー
・制度(就業規則)は整備されても実際の取得は難しい現実がある
・有給休暇取得を妨げる要因として多く挙げられたのは“人手不足”
・有給休暇取得のために重要なのは職場の雰囲気づくりだと考えられている
 
有給休暇の制度(就業規則)は60%以上の企業において文書化‧周知済であることが分かった一方で、実際の有給休暇取得率が80%以上と回答した企業は全体のおよそ25%にとどまった。有給休暇取得の阻害要因については、およそ33%が「特にない」とする一方で、人手不足によって有給休暇取得が妨げられている場合が多いことが分かった。有給休暇取得を推進するための重要な要素として、全体のおよそ40%が「職場の雰囲気づくり」を挙げる結果となった。
■調査結果概要
・有給休暇制度の整備状況と運用実態のギャップ
有給休暇の制度(就業規則)は整備されている傾向
「貴社では、有給休暇の「制度(就業規則)」は整備されていますか?」という設問に対し、最も多かった回答は「整備されている(文書化‧周知済)(65.0%)」だった。「未整備(7.0%)」と「分からない(15.5%)」の合計も22.5%となり、2019年より政府が定めた年5日取得義務などの影響により、制度や規則の制定は企業に浸透してきている傾向があると言える。
 
・有給休暇取得の実態と従業員が直面する困難
有給休暇を取りやすいと感じる職場が多数派
「有給休暇を取得した従業員に対して、職場の雰囲気や周囲の受け止めはどう感じますか?」という設問に対しては、「⾮常に取りやすい(23.6%)」「比較的取りやすい(31.7%)」と回答した人が
過半数を超え(55.3%)、多数派を占める結果となったことが分かった。
この結果から、現場レベルでは従業員同⼠が持ちつ持たれつでやっていこうとする考えの浸透が推測できる。
複数回答あり
・有給休暇取得を推進する制度や取り組みの実態
有給休暇取得推進の取り組みを行っていない企業は約半数
「有給休暇を取得しやすくするために、どのような取り組みを行っていますか?」という設問に対し、最も多かった回答は「特に取り組んでいない(34.9%)」だった。一方、実施されている取り組みのなかでは「取得状況の定期的なチェック、声掛け(22.1%)」「計画年休制度の導入(21.1%)」が最も票を集める結果となった。
・さいごに