50代以上のシニア330名以上に『ネットスーパー』に関するアンケート調査を実施 |
|
||||||||
シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『ネットスーパー』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、シニア層を対象にネットスーパーに関する意識と実態調査を実施しました。従来の買い物スタイルと新しい購買手段の間に横たわる課題・可能性が明らかになりました。 | ||||||||
シニアに特化したマーケティングサービス【コスモラボ】ホームページ | ||||||||
https://cosmolab.jp/lp/research/ | ||||||||
調査トピックス | ||||||||
|
||||||||
1:普段の買い物の手段を教えてください (複数回答可)(有効回答者数:339名) |
||||||||
「自家用車」(87.0%)が圧倒的多数を占め、「徒歩」(16.5%)や、「自転車」(9.4%)を大きく引き離しています。「バス・電車などの公共交通機関」(2.9%)はわずかで、シニア層の買い物行動が自家用車に強く依存している実態が明確です。 | ||||||||
|
||||||||
2:週に何回くらいスーパーに買い物に出かけますか(有効回答者数:339名) | ||||||||
「週1~2回」(41.6%)が最多で、「週3~4回」(36.3%)、「ほぼ毎日」(19.5%)と続き、上位3項目で約97%を占めています。 | ||||||||
「週1~2回」の層は、まとめ買い志向があり、計画的に買い物をしている可能性が高いです。一方で、「週3~4回」と「ほぼ毎日」の層は、新鮮なものをこまめに買いたい志向や、徒歩圏内で生活が完結しているシニア層などが含まれると推測されます。 | ||||||||
|
||||||||
3:買い物で困っていることはありますか (複数回答可)(有効回答者数:339名) |
||||||||
「特に困っていない」(54.3%)が過半数を占める一方で、「重い荷物を運ぶのが大変」(28.9%)や、「店まで遠い」(14.7%)、「天気や気温に左右される」(13.9%)といった物理的課題も一定数存在します。 | ||||||||
|
||||||||
4:現在利用しているサービスをすべて教えてください (複数回答可)(有効回答者数:339名) |
||||||||
「特に利用していない」(75.8%)が圧倒的多数で、「野菜・食品の宅配」(16.5%)や、「移動販売」(3.2%)、「宅食サービス」(2.1%)と続きます。食材配送や移動販売といった代替サービスの利用率が極めて低く、シニア層における宅配系サービスの浸透が不十分な状況が明らかです。 | ||||||||
|
||||||||
5:定期的にご自宅に届くサービスとして登録している食品はありますか (複数回答可)(有効回答者数:339名) |
||||||||
「特にない」(72.3%)が圧倒的多数を占め、定期配送サービスの利用者は少数派にとどまっています。「水」(12.4%)や、「野菜」(4.4%)、「調味料」(3.2%)といった日常消費品で一部利用が見られるものの、定期購入という形式は一般的な選択肢となっていません。 | ||||||||
|
||||||||
6:ネットスーパーを使ったことはありますか(有効回答者数:339名) | ||||||||
「ない」(86.7%)が圧倒的多数を占め、「ある」(13.3%)は少数にとどまっています。シニア層におけるネットスーパーの利用経験率は極めて低いという現実が浮き彫りになりました。 | ||||||||
|
||||||||
7:ネットスーパーの利用頻度を教えてください(有効回答者数:45名) | ||||||||
「過去に使ったことがあるが今は使っていない」(37.8%)が最多で、継続利用に至らない課題が浮き彫りになりました。「年に数回」(31.1%)や、「月に数回」(24.4%)と低頻度利用が多く、「週1回以上」の定期利用は1割未満にとどまりました。 | ||||||||
|
||||||||
8:ネットスーパーを使ったことがない理由や不安に思っていることはありますか (複数回答可)(有効回答者数:294名) |
||||||||
「実物を手に取って選べない」(56.8%)が最大の阻害要因で、「商品の鮮度が心配」(30.6%)や、「配達時間に家にいられるか不安」(30.3%)、「インターネットでの操作が難しそう」(29.9%)、「手数料・送料が高そう」(28.6%)が続きます。商品の質への不安や、利用時の制約、操作の難しさ、コスト面の懸念が複合的に作用しています。 | ||||||||
|
||||||||
9:ネットスーパーで購入したいと思う商品は何ですか (複数回答可)(有効回答者数:339名) |
||||||||
「特にない」(56.9%)が最多で、「米・飲料などの重いもの」(20.1%)や、「お菓子・日用品」(13.6%)、「冷凍食品・惣菜」(13.3%)への一定の需要が確認できます。「肉・魚・卵などの生鮮食品」(10.6%)は低調で、鮮度への不安が影響していると推察されます。 | ||||||||
|
||||||||
10:ネットスーパーを選ぶとしたら、重視するポイントは何ですか (複数回答可)(有効回答者数:339名) |
||||||||
「価格」(51.0%)と「品質が信頼できる」(47.5%)が上位を占め、「配達料・手数料が安い」(35.7%)や、「商品の品ぞろえが豊富」(31.9%)、「配達時間が柔軟」(28.3%)が続きます。価格と品質の両立を求める姿勢が顕著で、コストパフォーマンスへの強い意識が見て取れます。 | ||||||||
|
||||||||
11:今後ネットスーパーに興味がありますか?(有効回答者数:339名) | ||||||||
「ネットスーパーにあまり興味がない」(58.4%)が過半数を占め、現時点での関心の低さが課題となっています。「興味はあるが不安もある」(34.5%)は潜在層として捉えられ、適切なアプローチによる意識変化の可能性を秘めています。「すでに利用している」「ぜひ使ってみたい」の積極層は合わせて7.1%と少数派です。 | ||||||||
|
||||||||
総評 | ||||||||
|
||||||||
本レポート以外にも、様々なテーマのシニア調査レポートを掲載しています。 健康・防災・消費傾向などの幅広い切り口で「今どきのシニア像」に迫っています。 |
||||||||
ぜひ以下のボタンからご覧ください。 | ||||||||
|
||||||||
コスモラボについて | ||||||||
コスモラボは、シニアに特化したマーケティングサービス全般を提供しています。 | ||||||||
主に60歳以上の約20万人のシニア会員を対象に、広告、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステストなど、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。 | ||||||||
|
||||||||
調査概要 | ||||||||
■調査方法:ネットリサーチ ■調査地域:全国 ■対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター ■回答総数:339 ■調査対象期間:2025年5月14日 |
||||||||
データのご利用に関して | ||||||||
レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。 | ||||||||
調査データの引用・転載の際は、「コスモヘルス株式会社調べ」と出典を明記いただき、 | ||||||||
引用元として、下記リンクを記載いただきますようお願いいたします。 | ||||||||
https://cosmolab.jp/report/online_supermarket_2505/ | ||||||||
また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。 https://cosmolab.jp/contact |
||||||||
会社概要 | ||||||||
◾社名 :コスモヘルス株式会社 ◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史 ◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F ◾設立 :1984年7月1日 ◾資本金:1億円 ◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/ |
||||||||
シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『ネットスーパー』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、シニア層を対象にネットスーパーに関する意識と実態調査を実施しました。従来の買い物スタイルと新しい購買手段の間に横たわる課題・可能性が明らかになりました。