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全国でグランピング事業を展開する株式会社Dot Homes(https://dot-homes.jp/)は、グランピングに対する費用感や価値観について、全国の男女510名を対象に意識調査を実施しました。 |
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今回の調査では「価格を重視する人ほど低価格を選ぶ」といった先入観を覆す結果が明らかに。価格を最も重視する層の中にも、10,000円台の予算を想定する人が多く「コスパ」を求める傾向が浮き彫りとなりました。 |
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また、年代や地域によっても想定予算には違いがあり、特に60代が最も高価格帯を選ぶという傾向も判明。
グランピングは「若者向けの贅沢体験」から、「世代を問わず楽しめる選択肢」へと広がりつつあることがわかりました。 |
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価格重視派でも予算は二極化、地域・年代で異なる価格感覚が明らかに |
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調査サマリー |
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グランピング施設に対する費用感について、全国510名を対象に調査を実施したところ、1人あたりの想定予算は「10,000円~14,999円」が最多(38.5%)となりました。 |
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特筆すべきは、「価格」を最重視すると回答した層でも、予算は「5,000円~9,999円」(34.5%)と「10,000円~14,999円」(31.8%)に二極化していることです。 |
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地域別では地方部ほど10,000円台前半への集中が見られ、年代別では60代が最も高い予算設定をする傾向が明らかになりました。 |
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主な調査結果 |
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1. 全体の予算分布:最多価格帯は「10,000円~14,999円」 |
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グランピング宿泊時の1人あたり想定予算は、以下の分布となりました。 |
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※価格帯について回答した387名のみで計測 |
全体の約4割が10,000円台前半を想定しており、これがグランピングの標準的な価格帯として認識されていることが分かります。 |
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2. 地域別分析:地方部ほど10,000円台前半に集中 |
地域別の予算分布を見ると、興味深い傾向が浮かび上がりました。 |
【10,000円~14,999円の割合が高い地域】 |
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【価格帯が分散している地域】 |
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近畿:10,000円~14,999円が26.5%、5,000円~9,999円が32.7% |
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東北:10,000円~14,999円と5,000円~9,999円が各29.4% |
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関東地方(192件)では、10,000円~14,999円が37.0%と全国平均に近い一方、15,000円以上の高価格帯も31.3%と他地域より高い割合を示しました。 |
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3. 年代別分析:60代が最も高い予算設定 |
年代別の分析では、意外な結果が明らかになりました。 |
【10,000円~14,999円の割合】 |
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60代が最も高い割合で10,000円台前半を選択しており、グランピングに対して「適正価格でクオリティを求める」姿勢が伺えます。一方、30代では20,000円以上を選ぶ層が16.7%と最も高く、二極化傾向が見られました。 |
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4. 重視ポイント別分析:「価格重視」でも予算は二極化 |
施設選びで最も重視するポイント別に予算を分析したところ、以下の傾向が判明しました。 |
【価格を最重視する層(110名)】 |
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価格を重視する層でも、約3割は10,000円台を想定しており、「安さ」だけでなく「コストパフォーマンス」を求めていることが分かります。 |
【施設の清潔さ・快適さを最重視する層(119名)】 |
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快適性を求める層は、より高い価格帯を許容する傾向が明確に表れています。 |
【アクセスの良さを最重視する層(73名)】 |
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アクセス重視層は、標準的な価格帯に集中する傾向が見られました。 |
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考察 |
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今回の調査から、グランピングに対する価格感覚は一律ではなく、地域・年代・重視ポイントによって大きく異なることが明らかになりました。 |
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特に注目すべきは、「価格重視」層でも予算が二極化している点です。これは、グランピング市場が「とにかく安く」を求める層と「適正価格でのコストパフォーマンス」を求める層に分かれていることを示唆しています。 |
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また、地方部ほど10,000円台前半に集中する傾向は、地域の所得水準だけでなく、グランピングに対する認知度や競合施設の価格設定も影響していると考えられます。 |
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年代別では60代が最も高い割合で標準価格帯を選択していることから、シニア層がグランピングの新たなターゲット層として注目に値します。 |
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今後の展望 |
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グランピング事業者にとっては、画一的な価格設定ではなく、ターゲット層の特性に応じた柔軟な価格戦略が求められます。特に、価格重視層に対しても「安さ」だけでなく「価値」を訴求することが重要となるでしょう。 |
また、地域特性を考慮した価格設定や、シニア層向けのサービス開発など、きめ細かなマーケティング戦略が今後のグランピング市場の成長の鍵となることが示唆されます。 |
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調査概要 |
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調査期間:2025年5月1日 |
調査機関(調査主体):RASA JAPAN Inc. |
調査対象:日本在住者 |
有効回答数(サンプル数):510 |
調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査 |
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会社概要 |
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株式会社Dot Homes |
所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋5階 |
代表者:代表取締役社長 留田 紫雲 |
主要株主:株式会社ブルーインキュベーション(西武グループ) |
設立日:2015年11月 |
事業内容:リゾートホテル・グランピング施設の開業支援、運営受託、コンサルティング |
コーポレートサイト:https://dot-homes.jp/
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RASA JAPAN Inc. |
所在地:〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野1-27-1 G-201 |
代表取締役:喜多 克(Masaru Kita) |
設立:2019年2月21日 |
事業内容:マーケティングオペレーション(MOps)の構築支援・マーケティングBPO・デジタルマーケティング支援 |
コーポレートサイト:https://rasa-jp.co.jp/
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