~25年の不登校・LD支援の現場で見えた“英語の壁”。PDF版・動画・アプリをパッキングした「多感   覚学習」で、子どもたちに「わかる喜び」を届けます~ 
 食と流通を通じて社会課題の解決に取り組む「三菱食品 これからの100年基金」の助成を受け、不登校やLD(学習障害)など、学びに困難を抱える子どもたちを支援する特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所(茨城県つくば市、代表:小野村哲)は、独自教材『はじめての英単語カレンダー』10,000部を全国の小学校・フリースクール等へ無償提供いたします。
 これに合わせ、リズムで単語を覚える動画やタイピングアプリなどの準拠教材もオンライン展開。学習指導要領の改定により激増した英語学習の負担を、実用新案登録の独自手法に基づいた「多感覚学習」で軽減し、子どもたち一人ひとりに異なる多様な学びを後押しします。
 
■ 背景:現場で見過ごされている「英語の難化」という障壁 
 不登校児童生徒数が過去最多を更新し続ける中で、当研究所が注視しているのが「英語教育の急激な難化」です。過去2回の学習指導要領改定を経て、中学卒業までに習得すべき語彙数は従来の約900~950語から2,500語超へと3倍近くに激増しました。
 当法人が運営する「むすびつくばライズ学園」でも「英語が苦手」という子が増えており、蓄積されたストレスが子どもたちの自己肯定感を下げ、いじめや暴力行為の一因となっているケースも見受けられます。本プロジェクトでは、入門期のつまずきを軽減することで、子どもたちの心理的負担を減らし、学びへの自信回復に寄与することを目指します。
■ 「はじめての英単語カレンダー」教材パックの構成と特長
―「教えられる」から「暮らしの中から学び取る」へ
 机に向かって丸暗記する学習から、日常の中で知識を繋ぎ合わせ、自ら法則を発見する「アハ体験」へ。このカレンダーには、学びの本質を呼び戻し、自律的に学ぶ力を養う仕掛けが詰まっています。
                    * 実物は、A3版片面に6ヶ月分を掲載
 
 1.【無償提供】紙カレンダー:日常から主体的に学び取る「姿勢と感性」を育む
  ◎ 主体的に学ぶ姿勢を育む7:3の比率
    「not(…でない)」「dog(犬)」など、約7割の小学校でよく学ぶ語に、「dot(点)」な 
   ど教科書にはなくても「暮らしの中で良く見聞きする単語」を織り交ぜ、日常から主体的に学ぶ
   姿勢と感性を養います。
 
  ◎ 気づきを促す配列
    「team(チーム)」「teach(教える)」「peach(桃)」など、共通する要素を含む語を  
   連ね、単語のつづりと音との間にある規則性への気づきを促します。
 習っていない dot も、前後の not や dog から推理して読む。情報を「統合して読み解く」体験が、自律的に「学ぶ力」と「自信(Self-confidence)」を養います。
 tea や team から、ここでの ea は「イー」のように発音されることに気づけるように、teach が未習でも peach からその読みを推測できるように単語を配列しています。
  
 ◎ 心理的ハードルの低さ
   生活の中で自然と英語が目に入るようにカレンダーという形式を採用。机に向かうことに抵抗感 
  がある子も、毎日少しずつ「発見」を楽しむことができます。
 
2.【無償公開】「聴いて、歌って、身につく! 
はじめての英単語(ゆっくリズム/ノリノリズム)」 

軽快なリズムに乗せて歌って練習することで、読みを 苦手とする子も楽しみながら音と綴りを結びつけられます。ゆっくりバージョン(ゆっくリズム)とアップテンポバージョン(ノリノリズム)と2種類、各12か月分を教材シェアサイト「ライズぷらす」で無償公開します。
     動画の背景も、公募を予定しています。
https://www.youtube.com/watch?v=DXpJdRKGJN4
 
3.【有償提供】実用新案の「文字わく」を用いた 
  多感覚ツール:英単語練習シート
  読みを苦手とする子は、書くときにも day
 のような語を同じ場所に同じ大きさで書いたり
 します。
  専用の単語練習シートには、綴りを形として 
 視覚的に捉えやすくする独自の「文字わく(実
 用新案登録第3184649号)」を採用。最初は単 
 語を見ながら、慣れてきたら単語は隠して文字 
 わくと意味だけを見て書くなど、読み書きに困
 難を示す子の学びをサポートします。
        
4.タイピング練習アプリ
   視覚情報(文字わく)、音声、タイピングを 
 組み合わせた「多感覚学習アプリ」です。文字
 を想起することが難しい子、手書きを苦手とす
 る子には特に強力なツールとなります。
 ※ 有償教材による収益は、本プロジェクトの 
  持続的な運営および、不登校やLD等の学び支
  援、支援者の研修に活用されます。
        英単語タイピングアプリ
■ 本プロジェクトの概要
 「三菱食品 これからの100年基金」の助成により、以下の通り提供します。
 
1.英単語カレンダー(A3判)の無償提供
  リヴォルヴ学校教育研究所オリジナルの「はじめての英単語カレンダー」(4月スタート、A3版)
 10,000部を全国の小学校、フリースクール等へ無償で提供します。
 
【募集開始】 2026年2月16日(月)より応募受付を開始、カレンダーがなくなり次第終了とします。
【お届け時期】2026年3月20日(金)を目途にお届けします。
【申込方法】 下記ページにて詳細を確認の上、専用フォームより お申し込みいただきます。
       URL: https://www.rise-plus.net/eigo/hajimeteno-eitangocalender-cp01
  
  * 小学校は1校50部、大規模校は1校100部まで。フリースクール等は営利を目的としない
    ものに限り1校10部までとします。
  * 原則、個人からの申し込みは受け付けません。個人用にはPDF版を、ライズぷらす で
無償公開します。
  * 利用に際しては、簡単な利用法講座(オンライン・アーカイブ配信有)に参加いただきます。
  * 利用後は、簡単な調査にもご協力いただきます。
  * カレンダーの送料は、リヴォルヴ学校教育研究所が負担します。
 
2. 関連動画の無償公開
  動画「聴いて、歌って、身につく!はじめての英単語(ゆっくリズム/ノリノリズム)」(1~2分×12カ月×2)を、ライズぷらすで公開し、小学校やフリースクール、個人での利用に供します。
 
  * 動画の音楽や背景は、今後、公募により別バージョンも作成予定です。
■ 実現したいこと
●『はじめてのえいたんごカレンダー』教材パックを普及させることによって、子どもたちが
  楽しく英語を学べる環境の一助となること
● 英語でつまずき自信を失う子どもたち、不登校になっている子どもたちを一人でも減らすこと
● 本教材の普及を通じて不登校やLDへの理解を深め、学校やフリースクール等での学び支援の
  充実に寄与すること
■ 法人理事長・ライズ学園英語担当 小野村 哲のコメント
 公立中学校に16年勤務した後、ライズ学園を立ち上げてから25年が過ぎました。なぜ、ライズ学園だったのか。1つには「数学は100点、英語は実質0点」といった生徒たちとの出会いがありました。
 今でも私たちの教室には、「英語が大の苦手」という子が多くやってきます。そんな子を見ていると、英語は選択教科にしてはどうかと思います。これだけ翻訳ソフトが進化した今、外国語は履修しないという選択肢があってもいいとさえ思います。「LD:Learning Disabilities(学習障害)」も「Learning Differences(学び方の違い)」と捉え、一人ひとりに合った方法とペースで学べる環境を整えられれば、学校はもっと楽しい場所になるに違いありません。
 しかしそれを実現するには、時間がかかりそうです。まず私たちにできることとして、ライズ学園で子どもたちの声に耳を傾けながら工夫を重ねた教材の普及に、今は力を尽くしたいと思います。
■ 特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所について
 2000年7月活動開始。不登校やLDなどと呼ばれる状態にある子どもたちを対象とした「ライズ学園(現:むすびつくばライズ学園)」を開設。多様な学びに寄り添う実践は、文部科学省をはじめ、多くの自治体・教育委員会からの視察を受けています。独自開発の教材は、NHKや国立特別支援教育総合研究所でも紹介されるなど、多方面から高い評価を得ています。
法人名:特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所
代表者:代表理事 小野村 哲
所在地:〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1-10-1つくばセンタービル1F オフィスC
公式サイト:https://rise.gr.jp/