| 国際政治学の第一人者が、ソ連解体からウクライナ戦争に至る30年を振り返り、国際秩序を立て直すために大切な「視座」を提供する。 |
| 慶應義塾大学教授の細谷雄一さんの新刊『危機の三十年:冷戦後秩序はなぜ崩壊したか』(新潮選書)が、2週間後の2月18日(木)に新潮社より発売されます。 | |||||||||
| そして書籍発売6日後の2月24日には、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから丸4年を迎えます。今やロシアや中国など権威主義体制をとる国だけでなく、アメリカまでもが帝国主義時代に逆戻りしたかのように、武力を背景とした勢力圏の拡大に突き進んでいます。 | |||||||||
| 1989年にベルリンの壁が崩壊し、米ソ両首脳が冷戦終結を宣言してから三十余年。なぜ私たちは世界平和を実現することができなかったのでしょうか。このまま様々な紛争が相互に結びついて第三次世界大戦のような事態になることを防ぐためには、どのような努力が必要なのでしょうか? | |||||||||
| 本書は、イギリスの歴史家E・H・カーが著した国際政治学の古典『危機の二十年』を下敷きに、ユートピア主義とリアリズムの相克という視座から、この三十年の歴史を分かりやすく検証しています。第三次世界大戦を防ぐために、今まさに読まれるべき一冊です。 | |||||||||
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| ■ 書籍内容紹介 | |||||||||
| 冷戦終結で平和が訪れるはずだったのに、なぜ再び戦争の時代となってしまったのか。国際政治学の古典『危機の二十年』を下敷きに、ユートピア主義とリアリズムの相克という視座から、ソ連の解体、アメリカの傲り、NATOの東方拡大、そしてロシアによるウクライナ侵攻へ至る三十年を検証する。戦争回避のための必読書。 | |||||||||
| ■ 目次 | |||||||||
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はじめに――ウクライナ侵攻はなぜ起きたのか 序章 逆回転する世界史 第1章 「危機の三十年」とは何か 第2章 ユートピアニズムの再来 第3章 冷戦終結からポスト冷戦へ 第4章 西側世界の傲(おご)り 第5章 リアリズムの復権 終 章 「第三次世界大戦」を防ぐために おわりに――ユートピア主義とリアリズムの狭間で |
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| ■ 著者コメント | |||||||||
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| ■ 著者紹介 | |||||||||
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| ■ 書籍データ | |||||||||
| 【タイトル】危機の三十年:冷戦後秩序はなぜ崩壊したか | |||||||||
| 【著者名】細谷雄一 | |||||||||
| 【発売日】2026年2月18日(水) | |||||||||
| 【造本】新潮選書(四六判変型ソフトカバー) | |||||||||
| 【本体定価】1,925円(税込) | |||||||||
| 【ISBN】978-4-10-603942-3 | |||||||||
| 【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/603942/ | |||||||||
慶應義塾大学教授の細谷雄一さんの新刊『危機の三十年:冷戦後秩序はなぜ崩壊したか』(新潮選書)が、2週間後の2月18日(木)に新潮社より発売されます。
そして書籍発売6日後の2月24日には、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから丸4年を迎えます。今やロシアや中国など権威主義体制をとる国だけでなく、アメリカまでもが帝国主義時代に逆戻りしたかのように、武力を背景とした勢力圏の拡大に突き進んでいます。
1989年にベルリンの壁が崩壊し、米ソ両首脳が冷戦終結を宣言してから三十余年。なぜ私たちは世界平和を実現することができなかったのでしょうか。このまま様々な紛争が相互に結びついて第三次世界大戦のような事態になることを防ぐためには、どのような努力が必要なのでしょうか?
本書は、イギリスの歴史家E・H・カーが著した国際政治学の古典『危機の二十年』を下敷きに、ユートピア主義とリアリズムの相克という視座から、この三十年の歴史を分かりやすく検証しています。第三次世界大戦を防ぐために、今まさに読まれるべき一冊です。
国際協調が大きく衰退し、国際機構がもはや平和を保証する力を失い、大国が利己的な行動に走る。パワー・ポリティクスが国際関係の基調となる一九三〇年代の様相は、現代の世界と驚くほどに重なるところが大きい。われわれは「第三次世界大戦」が到来するか否か、という危機の時代に生きているのである。それゆえわれわれは、カーが『危機の二十年』で考察した一九三〇年代の国際政治の教訓から、多くを学ばねばならない。われわれの時代の国際秩序の本質を理解する上で、カーが描いた戦間期の時代と何が共通しており、何が異なっているか。それを認識することが、重要な意味を持つ。