リスキリング支援サービス『Reskilling Camp』 
企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年12月版) ~実施率52.6%で初の5割超、2026年度は投資拡大とAI活用が加速~

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルイノベーション株式会社 Reskilling Camp Company(本社:東京都港区、Reskilling Camp Company代表:柿内 秀賢)が展開する、リスキリング支援サービス『Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)』( https://www.reskillingcamp.jp/ )は、1月27日にメディア向けに、企業における「リスキリング施策」に関する定点調査の結果について、発表いたしました。本調査は全国の企業にお勤めの方を対象に四半期ごとに実施しており、12回目となる今回は、リスキリング施策に関する「2026年度の実施予定と展望」についても調査しましたので、その結果をお知らせします。


※本調査でいうリスキリングとは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義しています。


リスキリング支援サービス『Reskilling Camp』 企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年12月版)

リスキリング支援サービス『Reskilling Camp』 企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年12月版)


■調査サマリー

・「所属企業がリスキリング施策を実施している」割合は52.6%、初の5割超に到達―企業規模別・業種別では製造業が高水準

・ミドルシニア層では40代の実施率が最も高い結果に

・リスキリングの重点施策では「AI活用」が支持、データ・セキュリティなど基盤スキルも上位に

・所属企業における2026年度のリスキリング実施計画、全体で約半数が「実施予定」と回答

・所属企業において、2026年度、リスキリングへの投資は「増やす」企業が7割超

・生成AIの普及を受け、8割超の方が所属企業におけるリスキリング方針に変化を実感

・リスキリング推進は「通信・情報サービス業」のイメージが先行、実態との差も明らかに



■参考データ

・リスキリング施策の実施率(全体・企業規模・業種別)※前年度比較

・リスキリング施策において重視するスキル(全体・企業規模別)※前年度比較

・2026年度のリスキリング実施計画(全体・規模別・業種別)

・2026年度のリスキリングへの投資変化(全体・規模別・業種別)

・生成AIによるリスキリング方針の変化(全体・規模別・業種別)

・リスキリングの推進に積極的な業界イメージランキングと実態比較

※上記の調査項目全文は、PDFよりご覧ください。


<今回の調査結果及び新しい設問に関する結果は、公式サイトでダウンロードいただけます>

https://www.reskillingcamp.jp/useful/202512report?marketing_source=pinopr

■前年調査 企業におけるリスキリング施策の実態調査(2024年12月版)

https://www.persol-innovation.co.jp/news/2025-0108-1

■前回調査 企業におけるAX(AIトランスフォーメーション)の実態調査 第1回

https://www.persol-innovation.co.jp/news/2025-1015-1



■調査結果

・「所属企業がリスキリング施策を実施している」割合は52.6%、初の5割超に 企業規模別・業種別では製造業が高水準 ミドルシニア層では40代の実施率が最多

所属企業における直近1年のリスキリング施策の実施状況について尋ねたところ、今回の調査では「実施した」との回答が52.6%となり、前年の41.8%を10.8pt上回り、初めて5割を超える結果となりました。

企業規模別では、「大企業・大企業グループ会社」での実施率は65.5%となり、前年調査の63.0%から2.5pt上昇しています。「中小・スタートアップ企業」での実施率は、前年は合算で31.9%だったのに対し、今回の調査では区分を分けて集計した結果、「中小企業」で44.6%、「スタートアップ企業」で42.9%となり、いずれも4割を超えました。※

業種別に見ると、「製造業」では「実施した」との回答が69.3%となり、「通信・情報サービス業」の34.6%や、その他の56.1%と比較して最も高い結果となりました。また、「製造業」は前年の55.8%から13.5pt上昇しており、業種内でも取り組みが進んでいることがうかがえます。

※前年と区分が一部異なるため参考値


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また、ミドルシニア層(40代以上)のリスキリング実施率を見ると、年代が上がるにつれて低下する傾向が見られました。一方で、40代では実施率が高く、女性は79.4%、男性は54.0%が「実施している」と回答しています。50代以降では、実施率が相対的に伸び悩む傾向も見られ、本業や生活環境の変化などにより、学びの進め方が多様化している可能性が示唆されます。


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・リスキリングの重点が「AI活用」へ。データ・セキュリティなど基盤スキルも上位を維持

所属企業が取り組むリスキリング施策で重視するスキルを尋ねたところ、今回の調査では「AI活用(ChatGPT等)」が36.1%で最多となり、次いで「データ活用(31.1%)」、「セキュリティ(29.6%)」が続きました。さらに、「アプリケーション活用」と「クラウド活用」が同率で上位(トップ5)に入り、AI活用を起点に、データ・セキュリティといった基盤スキルまで含めて強化する動きがうかがえます。

前年調査では「データ活用(36.8%)」「セキュリティ(36.4%)」「ITプロジェクトマネジメント(32.7%)」が上位を占めていたのに対し、今回は生成AIの業務活用への関心が大きく高まり、優先順位が変化していることが分かりました。

所属企業の規模別では、大企業で「AI活用(ChatGPT等)」が46.7%と特に高く、「データ活用」も40.6%と高い割合となり、関心の高さがうかがえる結果となりました。

業種別では、製造業で「AI活用(ChatGPT等)(39.1%)」が最も高かったほか、「アプリケーション活用(33.9%)」、「デザイン思考(33.9%)」、「ビジネス構想(33.0%)」がトップ5に含まれました。現場の業務改善に直結するツール活用に加え、業務やプロセスを見直す視点や企画立案に関わるスキルも同時に重視されている点が特徴的で、AI活用が単なる業務効率化にとどまらず、事業や業務の変革に向けた取り組みへと広がっている様子がうかがえます。こうした結果から、業種・規模を問わず、AIを起点に基盤スキルから上流工程までを一体で強化する重要性が一段と高まっていると考えられます。


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・2026年度、リスキリングへの投資は「増やす」企業が7割超 規模・業種で異なる投資スタンスも明らかに

2026年度に所属企業がリスキリングを実施予定と回答した人を対象に、今後1年間のリスキリングへの投資(時間・費用など)について尋ねたところ、「大幅に増やす」「やや増やす」と回答した企業は77.2%と、全体の7割を超え、2026年度に向けてリスキリングへの投資を前向きに拡大する企業が多数派であることがうかがえます。

企業規模別では、「大企業・大企業グループ会社」に所属する方の回答は「大幅に増やす(32.9%)」、「やや増やす(40.1%)」と、積極的に投資を拡大する姿勢が顕著となり、人材戦略や中長期的な競争力強化の観点から、計画的かつまとまった投資に踏み切る企業が多いことが示されました。

一方、「中小企業」に所属する方の回答では「やや増やす(71.5%)」が最多となり、「大幅に増やす」は12.3%にとどまりました。リスキリングの重要性は認識しつつも、投資規模は抑えながら段階的に取り組みを進める姿勢が主流であることが示唆されます。

「スタートアップ企業」に所属する方の回答では、「現状と同程度に維持する(28.6%)」が一定割合を占める一方、「やや増やす(57.1%)」「大幅に増やす(7.1%)」となっており、事業フェーズや人員構成に応じて投資判断が分かれている状況がうかがえます。

業種別でみると、「製造業」に所属する方の回答では「やや増やす(60.9%)」が最も高く、「大幅に増やす(17.3%)」と合わせて増額が中心となりました。


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また、所属企業におけるリスキリング施策の年間予算を尋ねたところ、「1千万円以上~3千万円未満(24.9%)」が最も多く、次いで「500万円以上~1千万円未満(23.4%)」、「3千万円以上~1億円未満(13.3%)」が続きました。上位は数千万円規模の予算帯に集中しており、多くの企業が、まずは実行可能な規模で取り組みを進め、効果検証を行いながら段階的に投資を拡大していくという傾向が見て取れます。


比較表

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■まとめ

パーソルイノベーション株式会社 Reskilling Camp Company代表 柿内 秀賢

今回の調査から、多くの企業はすでに、リスキリングを「実施するかどうか」ではなく、「どのテーマに、どの規模で投資するか」というフェーズに移行していることが推察されます。特に、「所属企業がリスキリング施策を実施している」と回答した方が初めて5割を超えたことに加え、7割超の方が「所属企業が2026年度に向けてリスキリング施策への投資拡大を予定している」と回答している点は、リスキリングが一過性の取り組みではなく、中長期の人材戦略として定着していることを示唆しているのではないでしょうか。また、生成AIの普及を受けて、多くの企業が方針を見直しており、AI活用を起点に、データやセキュリティなどの基盤スキルを含めた再設計が進んでいることも非常に興味深いです。私たちはこの変化を、「AIを前提に、自分の仕事の価値を上げるスキルを組み直す」フェーズ=『AIリスキリング2.0』と捉えています。2026年はまさに、その本格化の年になると考えています。今後も『Reskilling Camp』を通じて、企業規模や事業特性に応じた“実行可能なリスキリング”の設計と推進を、『AIリスキリング2.0』時代の人材戦略として支援してまいります。


柿内 秀賢

柿内 秀賢


■調査概要

調査手法 :インターネットリサーチ Fastask(株式会社ジャストシステム提供)で

      アンケート調査を実施

調査対象 :全国の企業にお勤めの方

調査期間 :2025年11月11日(火)~2025年11月12日(水)

対象人数 :661人

企業属性 :大企業:従業員数が300人以上の企業

      中小企業:従業員数が300人未満で、新規事業開発と成長を

      経営の主軸に置かない企業※

      スタートアップ:従業員数が300人未満で、新規事業開発と成長を

      経営の主軸に置く企業※

      ※大企業の子会社やグループ会社は含まれない

      製造業:電子部品・デバイス・電子回路製造業、

      情報通信機械器具製造業、電気機械器具製造業(上記に含まれないもの)、

      その他製造業

      通信・情報サービス:通信業、情報サービス業、その他の情報通信業


お願い:本調査結果や資料を引用いただく際は、必ず出典元としてパーソルイノベーション株式会社『Reskilling Camp』とご記載いただき、引用元としてリンクの記載もお願いします。またメディア以外の企業リリースでの引用は、事前に問合せを入れていただきますようお願いします。

※本調査は、企業の公式見解を示すものではなく、回答者の認識をもとに、企業における施策の傾向を把握することを目的としています。



■『Reskilling Camp』について < https://www.reskillingcamp.jp/

『Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)』は、総合人材サービスを提供するパーソルグループのノウハウを活かし、リスキリング※に強みを持つデジタル人材育成サービスです。需要の高まるデジタル人材育成において「何を学ぶか」「どう学ぶか」に課題を持つ企業に「各社のニーズに合わせた柔軟なカリキュラム設計」「コーチによる学習伴走」を通じてサービスを提供しています。


※ 「リスキリング(Re-Skilling)」とは、個人においては「市場ニーズに適合するため、保有している専門性に新しい取り組みにも順応できるスキルを意図的に獲得し、自身の専門性を太く、変化に対応できるようにすること」、企業においては「従業員が社内で新たな業務に就けるようにするための再教育のこと」を言う。大学等に入り直す「リカレント教育」に対して仕事を続けながら継続して学び続けることを指す。



■パーソルイノベーション株式会社について< https://www.persol-innovation.co.jp/

パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。人材紹介分野では、若年層・未経験を中心としたエッセンシャルワーク領域の人材紹介サービス『ピタテン』、採用管理・マーケティングツールを提供する『HITO-Link(ヒトリンク)』を展開しており、人材育成関連分野では、企業のDX組織構築の支援サービスを提供する『TECH PLAY(テックプレイ)』、リスキリング支援サービス『Reskilling Camp(リスキリング キャンプ)』や、コミック教材を活用した研修サービス『コミックラーニング』、副業マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』などを運営しています。また、新たな事業開発やデジタルトランスフォーメーションを通じて、パーソルグループのイノベーションを加速していくことを目指しています。

■報道・メディア関連の問い合わせ先

パーソルイノベーション株式会社 広報室

TEL : 03-6757-4259

MAIL: pino_pr@persol.co.jp

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