■ まずは“色”から。10周年を祝う新たなSKWAMA
La Sportivaのクライミングシューズ「SKWAMA(スクワマ)」が、誕生から10周年を迎えた。
この節目を記念し、パープル×イエローのアニバーサリーカラーが登場する。
この配色は単なる新色ではない。1980~90年代、Mega SGやMythosといった名作を通じて、La Sportivaのクライミングを象徴してきたカラーリングだ。
SKWAMAの10周年は、同時にLa Sportivaのクライミング史を振り返る瞬間でもある。
変わり続けるマーケットのなかで、10年という時間を生き抜いた一足が、あらためて“原点の色”をまとう。
■ ロングセラーではない。“現役”のフラッグシップ
高い感度とサポート性を両立し、スメアリング、ヒール、トウフックといった現代的なムーブに対応。
ボルダリングを主軸にしながら、アルパインルートからワールドカップまで、あらゆるシーンで使われてきた。
開発に携わったルカ・ガブリエッリはこう語る。
「SKWAMAは、最高性能カテゴリーにおける“万能性の真髄”を体現するシューズです。
ワールドカップ選手から中上級者まで、これほど幅広く支持されているモデルは多くありません。」
10年経った今も、SKWAMAは“過去の名作”ではない。
いまも最前線で選ばれ続ける、現役のフラッグシップモデルである。
SKWAMAという名前は、イタリア語で「蛇の鱗」を意味するSquamaに由来する。
── 肌のようにフィットし、鱗のように守る。
それでいて、確実に足を守るプロテクション。
SKWAMAは“履く”というより、“足になる”感覚を目指して設計された。
シューズと一緒に自分の体をコントロールして登れる感覚があります。
正確につま先に立てて、長時間履いても質の高いクライミングができる。
これほどバランスの取れた万能なシューズは、他にありません。」
あらゆるシチュエーションに対応できる究極のオールラウンド性能です。
私のすべてのパフォーマンスを支えてくれました。」
SKWAMAの開発には、極めてユニークなエピソードがある。
通常、新しいクライミングシューズの開発には数十回に及ぶ試作が必要だ。
「最初のプロトタイプを履いた瞬間、“これはいける”と感じました。
感触、ボリューム、構造、テンション。そのすべてがすでに高いレベルにあった。
開発者として、最初の試作でここまで完成度を感じたのは初めてです。」
SKWAMAは、当時としては先進的すぎるほどのアイデアを、最初から“完成形に近い状態”で備えていた。
いまもトップクライマーの足元にSKWAMAがある。
優れたバランスで、丁寧に作られたクライミングシューズは、時間に耐える。
SKWAMAの10周年は、その事実を静かに証明している。
日本のクライマーは、近年の競技シーンを牽引してきた存在だ。
彼らのムーブは、La Sportivaの開発チームにとっても大きなインスピレーションとなっている。
「アキヨの壁での優雅さ、ユウジがRock Masterで見せた闘志。彼らは、私にとって今も憧れの存在です。」
SKWAMAはこれからも、La Sportivaのラインナップの中心であり続ける。
「次の10年も、きっと祝うことになるでしょう。」
その言葉どおり、SKWAMAは今日も、岩場と壁の最前線に立っている。
1928年にイタリアで創業したLA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)は、高品質な登山靴をはじめとするアウトドア製品を展開する総合ブランドです。1969年より日本用品株式会社が日本国内での輸入販売を担い、50年以上にわたる信頼のパートナーシップを築いています。