認定NPO法人 日本チョウ類保全協会は、「第22回チョウ類の保全を考える集い」を      2026年2月14日(土)に開催します。
チョウをバロメーターに自然環境を守る活動を行っている認定NPO法人 日本チョウ類保全協会(事務局:東京都品川区大井4-1-5-201 代表理事:松村行栄)は、「第22回チョウ類の保全を考える集い」を2026年2月14日(土)に開催します。シカ問題、チョウ類のモニタリング調査、当協会が取り組む保全活動や若手の取り組み、ヨーロッパにおけるチョウの状況や保全の取り組みについてご紹介し、最後に気候変動がチョウにもたらすリスクや今後の課題について議論します。
【開催の背景】
チョウを始めとした昆虫は近年、世界的に減少しています。日本に生息するチョウ約240種のうち、環境省のレッドリスト(絶滅の恐れのある種のリスト)には30%もの種がリストアップされています。そして、その中には、今まさに絶滅の一歩手前にまで減少してしまっているチョウも少なくありません。このイベントでは、より多くの方に昆虫がおかれている現状や保全の取り組みについて知っていただき、昆虫や身近な自然環境、環境問題に関心をもっていただくことを目的にしています。
 
【イベントの詳細】
開催場所 オンライン(zoomウェビナー、事前登録が必要)
開催日時 2026年2月14日(土)
参加費用 無料
 
【プログラム・内容】
 
 
第一部 シカ問題と昆虫類の保全 (13:00~13:40
・シカの状況と今後の見通し  
藤木大介氏 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所) 
 
シカの食害が自然環境に与える影響とこれまでの対策を振り返り、これからの自然がどのような姿になっていくのか、その見通しについてご紹介いただきます。
 
 
第二部 チョウ類のモニタリング調査 (13:40~14:10
・静岡県浜松市の緑地公園におけるチョウのモニタリング調査  
許山久美子氏 (浜松市環境学習指導者) 
 
・モニタリング調査全体の結果と解析  
小長谷達郎氏 (奈良教育大学)・内海邑氏 (日本大学)・徳嶋賀彰氏 (奈良教育大学) 
 
チョウのモニタリング調査の内容や調査結果についてご紹介いただきます。
 
 
第三部 チョウや昆虫類の保全活動  (14:10~15:40
・里山再生サークル 「匠」の取り組み 
大学生による昆虫類や里山の保全活動についてご紹介いただきます。
 
・絶滅危惧のチョウ・昆虫類の活動報告 
日本チョウ類保全協会が各地で取り組んでいる、神奈川県のギフチョウやチャマダラセセリ、フサヒゲルリカミキリ、ヒョウモンモドキ、ツシマウラボシシジミ、ミヤマシジミなどの保全活動について、連携している方々とともにご紹介します。
 
 
第四部 チョウのおかれた状況と今後の保全 (15:50~18:30
・日本における気候変動がチョウにもたらすリスクと今後の課題 
宮下 直氏 (東京大学)・松葉史沙子氏 (京都大学)・中村康弘氏 (日本チョウ類保全協会)
 
気候変動によるチョウの生息状況の変化予測や、移住支援などの具体的な対応に向けた課題についてご紹介します。
 
・オランダにおける気候変動がゴマシジミ類の保全に与える影響 (同時通訳あり) 
Michiel F Wallis DeVries 氏 (De Vlinderstichting: オランダチョウ類保全協会)
 
オランダにおいて気候変動による乾燥化の影響でゴマシジミが絶滅の危機に瀕している現状や、同国におけるチョウの保全の取り組みについてご紹介いただきます。
 
・ヨーロッパにおけるチョウの現状と保全の取り組み (同時通訳あり) 
Martin Warren 氏 (Butterfly Conservation Europe: ヨーロッパチョウ類保全協会)
 
ヨーロッパにおける最新のレッドリストをとりまとめたWarren 氏を迎え、ヨーロッパにおけるチョウ類の現状や保全の取り組み、今後の戦略についてご紹介いただきます。
 
・総合討論
 
【参加方法】
Web参加登録:下記のリンクより、ご登録ください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_gsNzK9uLTgaEWA7qhOgHXg
関心のある方は、どなたでもご参加できます。参加定員があるため、お早めにお申し込みください。
【主催情報】
 
認定NPO法人          日本チョウ類保全協会
認定NPO法人 日本チョウ類保全協会(にほんちょうるいほぜんきょうかい、英: Japan Butterfly Conservation Society)は、日本国内においてチョウ類を中心とした絶滅に瀕する昆虫類の保全活動、調査研究、および生物多様性の普及啓発活動を実施しているNPO団体です。生物多様性の保全、生息地内での保全、地域個体群レベルでの保全、科学的根拠に基づいた保全活動を活動目標として掲げています。