株式会社GIG(本社:東京都中央区、代表取締役:岩上貴洋)は、四年制大学を卒業した新卒・第二新卒(21~25歳)200名を対象に「キャリア観・採用サイトの活用実態調査」を実施しました。
 
求職者が応募から入社決断に至る過程で、企業の採用サイトをどのように活用し、どのような情報を信頼しているか、その実態を明らかにしました。
調査概要
調査名:新卒・第二新卒のキャリア観・採用サイトの活用実態調査(Workship / GIG)
調査期間:2025年10月
調査対象:四年制大学を卒業した、新卒・第二新卒(21~25歳)
調査方法:オンラインアンケート調査
有効回答数:200名
調査結果
20代の87.0%が応募前に採用サイトを「必ず確認」
20代の求職者に「企業の採用サイトは応募前に必ず確認しますか」と尋ねたところ、87.0%が「はい」と回答しました。
 
この結果から、多くの求職者にとって採用サイトの閲覧は応募前のステップとして定着しており、企業が発信する情報を確認した上で検討している実態が伺えます。
20代が採用サイトを評価する基準は「機能性」と「リアル」
印象に残っている採用サイトの理由として、49.5%が「情報が整理されていてわかりやすかった」、39.5%が「社員の雰囲気や声がリアルに伝わった」ことを挙げています。
 
20代求職者は、知りたい情報へスムーズに辿り着ける「機能性」を基盤としつつ、そこで働く人々の温度感が伝わる「リアリティ」のある情報を、企業への印象を決定づける要素と捉えていることが伺えます。
55.0%が「実際の仕事内容の詳細」が不足していると回答
既存の採用サイトに対して「情報が不足している」と感じる項目では、「実際の仕事内容の詳細(55.0%)」が1位となりました。
 
次いで「配属先や上司の雰囲気」や「残業時間」(各44.0%)が続いており、求職者が入社後のミスマッチを防ぐために、現場のリアルな実態に踏み込んだコンテンツを求めている実態が浮き彫りとなりました。
誠実な情報開示が信頼を築く。20代の5割が「失敗談」の公開をポジティブに評価
企業の採用サイトに、仕事の大変な部分や過去の失敗談が正直に記載されていた場合、52.0%が「企業に対する信頼度が上がる」と回答しました。
 
一方で、「信頼度が下がる」と回答した層はわずか5.5%に留まっており、ネガティブな側面を隠さない「情報の透明性」が、20代との誠実な信頼関係を築く鍵になることが示唆されています。
また、社風をリアルに感じるコンテンツとしては、「平均残業時間や有給取得率などの具体的なデータ(45.0%)」や「加工されていないオフィスの日常動画(44.5%)」が支持されており、飾らない日常や客観的事実が求職者の心に響くことがわかります。
まとめ
本調査の結果、20代求職者の87.0%が応募前に採用サイトを必ず確認していることが明らかになりました。
 
20代の求職者は、企業の表面的な情報よりも、入社後の具体的な業務や環境をイメージできる「解像度の高い情報」を求めています。特に、仕事の厳しい側面やデータを包み隠さず開示する姿勢は、52.0%の求職者において企業への信頼度を高める要因となっています。
 
人手不足時代の採用戦略において、採用サイトは単なる集客ツールではありません。情報の透明性を通じて求職者の「入社への納得感」を醸成することで、内定承諾率に影響を与えられると言えるでしょう。