~ 介護離職者10.6万人、迫る「ビジネスケアラー」問題に企業はどう対応すべきか?言語化コンサルタント・木暮太一が「制度を活かすコミュニケーション術」を伝授 ~ |
2025年8月1日(金)より、一般社団法人教育コミュニケーション協会(所在地:東京都品川区、代表:木暮太一)は、2025年4月から順次施行される育児・介護休業法の改正と、深刻化する「ビジネスケアラー」問題に対し、言語化コンサルタント・木暮太一による特別講座『介護離職を防ぐ言語化コミュニケーション研修』を開催します。本研修は、企業が法改正を単なる義務遵守に終わらせず、介護と仕事の両立支援を真の競争力に変えるために、「コミュニケーションの質」を向上させるものです。 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
【実施背景】 | ||||||||||||||||||
2025年4月以降、育児・介護休業法が段階的に改正され、企業には介護に直面する従業員への支援強化が求められます。特に注目されるのは、介護休業や介護両立支援制度に関する「個別周知・意向確認の義務化」と「早期の情報提供・雇用環境整備の義務化」です。また、介護休暇の取得要件緩和や、家族を介護する労働者へのテレワークの努力義務追加なども盛り込まれ、「働きやすい職場」の実現に向けた動きが加速しています。 | ||||||||||||||||||
しかし、当協会は、こうした制度拡充だけでは解決できない深刻な課題が存在すると考えています。総務省の2022年「就業構造基本調査」によると、直近1年間で介護・看護を理由に離職した人は約10.6万人(※1)に上り、この10年間、年間10万人前後で推移しています。経済産業省は、仕事と介護を両立する「ビジネスケアラー」が今後増加することで、2030年には約9兆円もの経済損失が発生すると推計(※2)。これは企業にとって、人材流出と生産性低下に直結する喫緊の経営課題です。 | ||||||||||||||||||
「介護と仕事の両立が難しい」と感じる理由として、「仕事と介護の両立が難しい職場だったため」が最も高い割合を占めるというデータ(※3)は、制度の存在と、それが「本当に機能しているか」の間に大きなギャップがあることを示唆しています。このギャップこそが、企業にとっての「見えない負担」となっているのです。 | ||||||||||||||||||
※1 総務省統計局「就業構造基本調査」(2022年調査) | ||||||||||||||||||
※2 経済産業省「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」 | ||||||||||||||||||
※3 内閣府「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する実態調査」(2022年) | ||||||||||||||||||
「言葉」の不在が隠れた離職リスクを生む構造 | ||||||||||||||||||
67冊の著作を持つ言語化コンサルタントの木暮太一は、介護問題が企業にとって「見えない負担」となり、離職リスクを高める背景に、その根底にある「コミュニケーションの質」の問題があると指摘します。 | ||||||||||||||||||
介護は、非常に個人的でデリケートな問題です。多くの従業員は『周りに迷惑をかけたくない』『評価に影響するのでは』といった不安から、自身が介護に直面していることを周囲に『言語化』して相談できない傾向にあります。また、管理職側も、社員のサインを『言語化』して早期に察知するスキルが不足していたり、制度を『分かりやすい言葉』で伝えきれていなかったりすることで、せっかくの支援制度が機能不全に陥ってしまいます。 | ||||||||||||||||||
2025年法改正で義務化される『早期の情報提供』や『研修』も、単に制度を説明するだけでは、社員が『自分ごと』として捉え、安心して相談できる雰囲気は生まれません。社員が『困っている』と安心して『言葉にできる心理的安全性』を職場に醸成し、管理職がその『言葉にならないSOS』を『汲み取り、適切に言語化して対応する』。そして、休業・休暇取得時や復帰時に、業務の引き継ぎや役割分担をチームで『明確に言語化し共有する』。これらの『言葉』による丁寧なコミュニケーションこそが、介護離職を防ぎ、生産性を維持し、最終的に企業の競争力を高める鍵となるのです。」 | ||||||||||||||||||
本講座で得られること | ||||||||||||||||||
2025年介護関連法改正と、深刻化する「ビジネスケアラー」問題を背景に、教育コミュニケーション協会は、言語化コンサルタント・木暮太一が講師を務める特別講座『介護離職を防ぐ言語化コミュニケーション研修』を開催します。本講座は、木暮太一が提唱する「言語化の技術」を実践的に学び、法改正を機に、企業が介護と仕事の両立支援を強化し、社員が安心して働き続けられる「真のサポート体制」を構築することに特化したプログラムです。 | ||||||||||||||||||
【本講座で得られること(一部)】 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
この特別講座は、社員のコミュニケーションスキル向上を通じて、介護離職の防止、生産性の維持向上、社員エンゲージメントの強化、そして持続的な企業成長に貢献します。 |
||||||||||||||||||
開催概要 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
※詳細日時は問い合わせの上ご確認ください | ||||||||||||||||||
※お問い合わせ・お申し込みが殺到することが予想されますので、お早めにお願いいたします。 | ||||||||||||||||||
取材・木暮太一へのインタビュー依頼などお問い合わせ | ||||||||||||||||||
テレビ、新聞、Webメディア向けの取材・企画連携にも柔軟に対応可能です。 | ||||||||||||||||||
▶ https://educommunication.or.jp/contact/ | ||||||||||||||||||
木暮太一プロフィール | ||||||||||||||||||
木暮太一は、言語化コンサルタント、一般社団法人教育コミュニケーション協会の代表理事です。累計著書65冊、195万部以上を突破し、独自の視点とわかりやすい解説で多くの読者を魅了しています。学生時代には「資本論」をわかりやすく言語化し、学内で話題を呼びました。現在では、年間200件を超える企業研修やコンサルティングを通じて、多くのビジネスリーダーの支援を続けています。 | ||||||||||||||||||
<2026年春開講研修> | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
■関連情報 | ||||||||||||||||||
・ 言語化プログラム 個人の思考や組織の課題を明確な言葉で表現し、効果的なコミュニケーションを実現するためのスキルを学ぶプログラムです。 |
||||||||||||||||||
https://educommunication.or.jp/ | ||||||||||||||||||
・ 公式YouTube「言語化スイッチ」 |
||||||||||||||||||
自分の頭を明確にし、 言語化して考え、 言語化して伝え、 言語化して明確な行動ができるように、 今日からできるトレーニング動画を公開中。 | ||||||||||||||||||
https://www.youtube.com/@gengoka | ||||||||||||||||||
・ 公式Instagramアカウント 「言いたいことが伝わらない」「話しているうちに言いたいことを見失う」――そんな悩みを解決するリール動画を配信中。日常やビジネスで役立つヒントが満載です。 https://www.instagram.com/taichi_kogure1 |
||||||||||||||||||
・ 新刊『あてはめるだけで言いたいことがパッと伝わる! 言語化組み立て図鑑』 「言葉にできない」「思考がまとまらない」「うまく伝わらない」といったビジネスにおけるコミュニケーションの課題に対し、様々な「伝える場面」で役立つ厳選された9つの「型」と、着実に言語化の力を身につけるための3ステップの学習法、45の豊富な練習問題を提供します。 |
||||||||||||||||||
https://amzn.asia/d/aiR20Qi | ||||||||||||||||||
2025年8月1日(金)より、一般社団法人教育コミュニケーション協会(所在地:東京都品川区、代表:木暮太一)は、2025年4月から順次施行される育児・介護休業法の改正と、深刻化する「ビジネスケアラー」問題に対し、言語化コンサルタント・木暮太一による特別講座『介護離職を防ぐ言語化コミュニケーション研修』を開催します。本研修は、企業が法改正を単なる義務遵守に終わらせず、介護と仕事の両立支援を真の競争力に変えるために、「コミュニケーションの質」を向上させるものです。
・ 新刊『あてはめるだけで言いたいことがパッと伝わる! 言語化組み立て図鑑』